中国には近年、香港以上に高層ビルが立ち並ぶ都市がいくつも登場しています。経済発展と都市開発が進む中で、超高層ビルの建設ラッシュが続いており、そのスカイラインはまさに圧巻です。今回は、香港以上にビルが「バンバンに立っている」代表的な都市をピックアップして紹介します。
深圳(しんせん)― ハイテク都市と摩天楼の融合
香港に隣接する深圳は、わずか数十年で漁村から世界有数の都市へと変貌を遂げました。特に福田区や南山区には超高層ビルが林立し、深センの象徴とも言える「平安金融中心(Ping An Finance Center)」は高さ599mを誇り、アジアで2番目、中国国内でもトップクラスの高さです。
IT企業が集まる南山区の科技園周辺や、福田CBDエリアは、夜景も圧巻で、観光客からも人気を集めています。ビルの密集度や高さでは、深圳はまさに香港を凌ぐ勢いです。
上海 ― 中国最大級の高層ビル密集都市
上海は外灘(バンド)と浦東新区の対比が象徴的ですが、特に浦東エリアには超高層ビルが集中しています。「上海中心大厦(Shanghai Tower)」は632mで中国最高、世界でも第2位の高さを誇ります。周囲には「金茂大厦」や「上海環球金融中心」などの高層ビルがひしめき合い、その密度は世界でも屈指です。
また、外灘の歴史的建築と新しい摩天楼が共存している景観も魅力のひとつです。
広州 ― 商業都市としての風格と高層ビル群
広東省の省都・広州もまた、ビルがひしめく都市です。特に「珠江新城」と呼ばれるエリアには、「広州周大福金融中心(CTF Finance Centre)」や「IFC広州(West Tower)」など、500mクラスの超高層ビルが並びます。
広州は文化と商業の融合都市であり、夜にはライトアップされたビル群が珠江を彩り、観光地としても見どころが多い地域です。
重慶 ― 山岳都市にそびえるビルの群れ
地形的な制約にも関わらず、重慶も高層ビルの密集度では引けを取りません。特に「解放碑」エリアや「朝天門」周辺には、超高層ビルが高低差を活かして建設されています。香港のように起伏のある都市でビルが立ち並ぶ景色は、重慶ならではの特徴です。
重慶は都市構造が三次元的であり、ビルの高さと地形の高低が相まって、視覚的なインパクトも非常に大きい都市です。
まとめ ― 香港を超える都市はどこか
中国では、香港に匹敵する、あるいはそれ以上の高層ビル都市が次々に生まれています。特に深圳、上海、広州、重慶の4都市は、ビルの数・高さ・密集度のいずれでも突出しており、都市の成長を象徴するスカイラインを形成しています。
今後もこれらの都市では都市開発が続き、さらに多くの高層ビルが誕生することが予想されます。香港のスカイラインが「世界的」に有名であるのと同じように、これら中国本土の都市の風景も、世界から注目を集める存在となっていくでしょう。


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