「長崎の香焼って大型タンカーが作れる所でしょ?」と疑問に思った方へ。この記事では香焼地区の工場の歴史、三菱重工から大島造船所への承継、そして現在の船種や規模感まで、わかりやすく整理してお伝えします。
香焼工場の設立と役割
香焼工場は1972年に三菱重工業が建設した、大型タンカー(VLCC)専用の造船工場としてスタートしました。
当時、石炭ガス化プラント・ボイラーのモジュール製作など大規模設備を持つ一方、VLCCの建造にも対応する国内有数の施設でした :contentReference[oaicite:0]{index=0}。
三菱重工→大島造船所への承継と現在
2021年に、三菱重工は香焼工場を造船事業の再編の一環で大島造船所に譲渡。
2023年から新たにばら積み貨物船などを生産し、2023年7月には“第一番船”の命名式が香焼で行われています :contentReference[oaicite:1]{index=1}。
現在建造されている船の種類と能力
香焼では大型タンカーだけでなく、現在はばら積み貨物船(約64,000トン級)を年数隻規模で建造中です。
また、ガス運搬船や中型貨物船など、需要に応じて柔軟に対応しています :contentReference[oaicite:2]{index=2}。
長崎全体の造船能力との位置関係
長崎造船所全体では、香焼・立神・諫早の各工場が異なる専門分野を担います。
香焼は大型船モジュールと中〜大型船の建造に特化し、立神や諫早は護衛艦・プラント・宇宙装置など多様な船舶・機器開発を担っています :contentReference[oaicite:3]{index=3}。
香焼だけがタンカー建造できるの?
香焼工場はかつてVLCC級のタンカー専用拠点でしたが、現在も大型船の建造機能を有しており、大島造船所として船舶建造を継続しています。
ただし、三菱重工の造船所全体では他の場所でも大型・特殊船の建造が可能で、香焼が唯一というわけではありませんが、専門棟として優位性を保っています。
まとめ:香焼の特長と現状
・1972年以降、大型船(特にタンカー)対応の専門拠点として稼働。
・2021年以降は大島造船所が承継し、ばら積み船など複数の船種を建造中。
・大型船対応能力は現在も維持されており、依然として貴重な造船拠点です。


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