ANAの国内線で「障がい者割引運賃」を利用する際、障がいのあるご本人・その介助者・通常料金のご同行者が一緒に予約できるかどうかは、予約方法をあらかじめ確認しておくことが大切です。本記事では、ANAの公式規定をもとに「同一予約での混在利用(障がい者割引・介助者・通常料金)」の可否を整理し、実例とともにわかりやすく解説します。
障がい者割引運賃とは何か
国内線の「障がい者割引運賃」は、身体障がい者手帳・療育手帳・精神障がい者保健福祉手帳の交付を受けているご本人および、同一便に搭乗する介助者1名まで適用される運賃です。:contentReference[oaicite:1]{index=1}
この運賃を利用するには、航空券購入時または搭乗時に手帳または「障がい者手帳確認登録」済みのANAマイレージクラブカードをご提示いただく必要があります。:contentReference[oaicite:2]{index=2}
まとめて予約できる?同一予約と分けて予約の場合
結論から言うと、障がい者割引運賃をネット予約する際、**通常料金のお客様を含めて「ひとつの予約でまとめて」登録できるかどうかは、ANAの公式FAQで“できません”と明記されています。**:contentReference[oaicite:3]{index=3}
具体的には、ANAの「お手伝いが必要なお客様へのご案内」において、次のように記述があります:
“インターネットで障がい者割引運賃をご予約の際に…同時に予約することができません。恐れ入りますが、片道ずつ予約をしてください。”:contentReference[oaicite:4]{index=4}
どういう意味か
この記述から読み取れるポイントは以下のとおりです。
- 障がい者割引運賃を利用する予約は、通常の料金や介助者料金と**同じ予約に混在させて手続きできない**。
- 同じ便に搭乗する場合でも、割引対象のご本人およびその介助者、通常料金のお客様がある場合は、**それぞれの運賃適用ごとに別々に予約を行なう必要がある**。
例えば、障がい者割引✕1名・介助者✕1名・通常料金の友人✕2名という4名グループであれば、障がい者割引の対象となる2名分をまとめて予約する(可能かどうかは手続き上問い合わせが必要)か、もしくは「障がい者割引+介助者1名」の予約を1件、通常料金2名を別予約1件という運用が現実的です。
実例でみる予約パターン
〈実例1〉障がい者割引対象のご本人 A さんと介助者 B さんの2名で予約:
→ この場合は「障がい者割引運賃+介助者1名」で予約できる要件を満たしています。運賃区分は「障がい者割引運賃(ご本人)+同一区間介助者1名」として発券されます。:contentReference[oaicite:5]{index=5}
〈実例2〉ご本人 A さん、介助者 B さん、通常料金 C さん、通常料金 D さんの4名グループ:
→ この場合、上記のFAQにより「ひとつの予約にすべてを含めるのはNG」とされています。したがって、①A+Bを障がい者割引運賃で予約、②C+Dを通常料金で別予約、という2件に分けて予約するのが適切です。
予約時に気をつけたいポイント
・割引対象のご本人が「2歳以下で座席を使わない幼児」の場合、介助者の方には割引運賃は適用されません。:contentReference[oaicite:6]{index=6}
・予約の際には「その他運賃」のタブから「障がい者割引運賃」を選択する必要があります。:contentReference[oaicite:7]{index=7}
・同一便に搭乗する介助者は1名までが割引対象となります。加えて、通常料金のお客様を含めた場合には別予約が原則です。:contentReference[oaicite:8]{index=8}
まとめ
・ANAの国内線において障がい者割引運賃を利用する場合、ご本人+介助者1名までは割引対象となります。:contentReference[oaicite:9]{index=9}
・しかし、「障がい者割引対象」「介助者」「通常料金のお客様」が混在するグループでひとつの予約にまとめることは、ANA公式サイトでは「できません」と明記されています。:contentReference[oaicite:10]{index=10}
・従って、実際には「障がい者割引対象+介助者」を1件、「通常料金のお客様」を別途1件、というように**予約を分ける**のが安全かつ確実な方法です。
・ご予約前には、手帳の種類・座席利用状況・同伴者構成をよく確認のうえ、ANAの予約・案内センターにご相談することをおすすめします。

コメント