鉄道撮影をしていると、70-200mmのレンズを使っている人をよく見かけます。しかし、初めて見る人からすると「電車って遠いのに200mmで足りるの?」と疑問に感じることもあるでしょう。実際には、鉄道写真では70-200mmは非常に定番の焦点距離であり、撮影場所や撮り方によってはかなり万能なレンズとして使われています。この記事では、撮り鉄で70-200mmが人気な理由や、足りる場面・足りない場面を詳しく解説します。
70-200mmは鉄道撮影の定番レンズ
まず前提として、70-200mmは鉄道撮影でかなり使用率の高いレンズです。
理由は単純で、
- 画質が良い
- AFが速い
- ズーム域が使いやすい
- 背景整理がしやすい
- 流し撮りもしやすい
という特徴があるからです。
特にF2.8通しの70-200mmは、多くの撮り鉄が一本は持っているレベルの人気レンズです。
実際、200mmで足りるの?
結論から言うと、撮影場所によっては普通に足ります。
鉄道写真は「超望遠で遠くを撮る」だけではありません。
むしろ、
- 編成写真
- カーブ構図
- 駅撮り
- 流し撮り
- 風景込み
などでは70-200mmがかなり使いやすいです。
70-200mmが強いシーン
駅撮り
ホーム撮影では被写体との距離が近いため、70-200mmがちょうど良い場面が多いです。
特にAPS-C機なら換算約105-300mm相当になるため、十分な望遠感があります。
編成を圧縮して撮る
鉄道写真では「圧縮感」を活かす撮影も人気です。
70-200mmは背景を引き寄せながら編成を綺麗にまとめやすい焦点距離です。
流し撮り
300mm以上になるとブレ管理が難しくなります。
70-200mmは流し撮りの成功率が比較的高く、初心者にも扱いやすいです。
逆に70-200mmでは足りない場面
もちろん、すべての撮影で万能というわけではありません。
| シーン | 理由 |
|---|---|
| 山奥の俯瞰撮影 | 距離が遠すぎる |
| 有名撮影地の超圧縮 | 300〜600mmが必要な場合もある |
| 新幹線の遠距離抜き | さらに長玉が有利 |
こういう場面では、100-400mmや500mm単焦点を使う人もいます。
なぜ撮り鉄は長玉ばかりではないのか
初心者だと「撮り鉄=超望遠」というイメージを持ちやすいですが、実際は構図重視の世界です。
例えば、
- 車両全体を綺麗に入れる
- 背景とのバランスを作る
- 季節感を入れる
- 架線や障害物を避ける
など、焦点距離を調整する理由がたくさんあります。
そのため、「遠くを大きく撮るだけ」が正解ではありません。
APS-Cだとさらに使いやすい
APS-C機で70-200mmを使うと、実質的に望遠が伸びます。
例えば1.5倍換算なら、
- 70mm → 約105mm
- 200mm → 約300mm
相当になります。
このため、APS-Cユーザーの撮り鉄には70-200mmがかなり人気です。
初心者にもおすすめされやすい理由
70-200mmは、鉄道以外にも使いやすいレンズです。
- 飛行機
- スポーツ
- ポートレート
- 風景
- 動物
など幅広く使えるため、コスパ面でも優秀です。
特に「まず一本ちゃんとした望遠が欲しい」という人には定番候補になっています。
まとめ
撮り鉄で70-200mmを使う人が多いのは、鉄道撮影との相性が非常に良いからです。
駅撮りや編成写真、流し撮り、風景込みの構図では200mmで十分なケースも多く、APS-C機ならさらに望遠効果も得られます。
もちろん遠距離撮影では300mm以上が必要になることもありますが、70-200mmは鉄道写真の基本を幅広くこなせる万能レンズとして、多くの撮り鉄に支持されています。


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