バスに乗っていると、降車ボタンを押した時の音が毎回少し違うと感じたことはないでしょうか。「ピンポーン」と高い音の時もあれば、低めの音だったり、「ピポーンピポーン」と連続で鳴る車両もあります。
実はこの違いには、バス会社や車両メーカー、さらには車内設備の更新時期など、さまざまな理由があります。この記事では、バスの降車ボタン音が違う理由についてわかりやすく解説します。
降車ボタンの音はバス会社ごとに違う
まず大きな理由として、バス会社ごとに採用している機器メーカーが違う点があります。
降車ボタンや車内放送装置は、レシップ・小田原機器・クラリオンなど複数メーカーが製造しており、それぞれ音の特徴が異なります。
| 特徴 | 主な傾向 |
|---|---|
| 高めのピンポーン | 比較的新しい車両や都市部バスに多い |
| 低めのピンポーン | 古めの車両や地方路線に多い |
| 連続音タイプ | LED案内連動型や新型システム |
つまり、音の違いは故障ではなく、機械や仕様の違いによるものです。
同じ会社でも音が違う理由
同じバス会社でも、車両によって音が違う場合があります。これは導入年度や車種が違うためです。
例えば、20年前の車両と最近導入された新型車両では、搭載されている放送システムがまったく異なります。
また、中古導入車両では前の会社の機器をそのまま使っている場合もあり、地域によって音がバラバラになることもあります。
連続音になるのはなぜ?
「ピポーンピポーン」と連続音になるタイプは、視覚障害者や高齢者にもわかりやすくするため、音を強調しているケースがあります。
また、最近のノンステップバスでは、降車確認をより目立たせるために電子音を変更している車両も増えています。
特に都市部では車内騒音が大きいため、連続音で確実に運転士へ通知する目的もあります。
昔のバスはブザー音だったことも
現在は電子音が主流ですが、昔の路線バスでは「ブー」というブザー音だけの車両もありました。
地域によっては今でも古い車両が残っており、「懐かしい音」として話題になることがあります。
バス好きの人の中には、降車ボタン音だけでメーカーや年代を判別する人もいるほどです。
音以外にも違う部分がある
降車ボタンは音だけでなく、ランプの色や押し心地も車両によって異なります。
- 丸型ボタン
- 四角型ボタン
- LED点灯型
- 音声案内付きタイプ
最近は外国人観光客向けに、多言語放送と連動したシステムも増えています。
まとめ
バスの降車ボタンの音が毎回違うのは、バス会社・車両メーカー・導入年代・車内放送システムなどが異なるためです。
高い「ピンポーン」、低い「ピンポーン」、連続音など、それぞれに特徴があり、地域によってもかなり違いがあります。
普段何気なく聞いている降車音ですが、意識してみると「この会社はこの音なんだ」と気づけて、バス移動が少し面白く感じられるかもしれません。

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