路線バスファンの間では、車内LCD表示器のメーカーやデザインの違いに注目する人も少なくありません。特に同じ営業所の車両なのに、ある車両だけ異なるメーカーのLCDを搭載しているケースを見ると不思議に感じるものです。この記事では、東武バスを例に、営業所ごとのLCD表示器の違いや、同一営業所内で異なるメーカーの機器が混在する理由について解説します。
営業所ごとにLCDメーカーが統一されているとは限らない
一般的にバス会社では、導入時期や営業所ごとの発注方針によって車内案内表示器のメーカーがある程度統一される傾向があります。
そのため、利用者から見ると「この営業所は小田原機器製」「この営業所はレシップ製」というイメージが定着しやすくなります。
しかし実際には営業所単位で完全に統一されているわけではなく、車両ごとに異なる機器を搭載しているケースも珍しくありません。
異なるLCDが混在する主な理由
営業所内で異なるメーカーのLCDが見られる背景には複数の理由があります。
| 要因 | 内容 |
|---|---|
| 新車導入時期の違い | 年度ごとの仕様変更でメーカーが変わる場合がある |
| 転属車両 | 他営業所から移籍してきた車両がそのまま運用される |
| 機器更新 | 故障や更新工事で異なるメーカー品へ交換される場合がある |
| 調達事情 | 入札や発注先変更により採用品が変わる場合がある |
このため、同じ営業所でも例外的な車両が存在することがあります。
転属車両は特に違いが出やすい
バス会社では車両の配置見直しが定期的に行われます。
例えば、ある営業所で使用していた車両が別の営業所へ転属する際、車内機器まで全て交換するとは限りません。
その結果、レシップ製LCDを搭載した車両が小田原機器中心の営業所に所属したり、その逆のケースが発生することがあります。
車両番号ごとの個体差もバス観察の面白さ
バスファンの間では、同じ形式の車両でも細かな仕様差を観察する楽しみがあります。
例えば車内LCDのメーカーだけでなく、運賃表示器、運行管理システム、運転席周辺機器なども導入時期によって異なる場合があります。
一見すると同じ車両に見えても、細かく観察すると仕様の違いが見つかることがあります。
営業所の標準仕様と例外車両は共存する
利用者の印象としては「大宮営業所はレシップ製」「川越営業所は小田原機器製」というような傾向がある場合でも、全車両が完全に統一されているわけではありません。
特に長期間にわたって車両を運用するバス会社では、機器更新や転属によって例外的な仕様が生まれます。
そのため、特定の車両だけ異なるLCDを搭載していても不思議なことではありません。
まとめ
バスの車内LCDは営業所単位である程度統一される傾向はありますが、必ずしも全車両が同じメーカーになるわけではありません。
転属車両や導入時期の違い、機器更新などによって、同じ営業所内でも小田原機器製とレシップ製が混在することがあります。特定の車両だけ異なる仕様を発見できるのも、路線バス観察の魅力の一つといえるでしょう。


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