東京外かく環状道路(外環道)大泉JCT以南の工事状況とは?大深度地下トンネル工事の現在を解説

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東京外かく環状道路(外環道)のうち、大泉JCTから南側の区間は大深度地下を活用したシールドトンネル方式で建設される計画です。しかし、地上を走行していても大規模工事が行われているようには見えず、「本当に工事は進んでいるのか」と疑問に感じる人も少なくありません。この記事では、大泉JCT以南の外環道工事の現状や、大深度地下工法ならではの特徴について詳しく解説します。

外環道の大泉JCT以南区間とは

外環道の関越道・大泉JCTから東名高速道路までの区間は「東京外かく環状道路(関越~東名)」として整備が進められています。

この区間は東京都内の住宅地を通過するため、地上への影響を抑える目的で大深度地下方式が採用されました。トンネルは地表から約40m以上の深さを通る計画となっています。

大深度地下を利用するため、一般的な道路工事のように広範囲で地表を掘削する必要がありません。

なぜ地上から工事が見えにくいのか

シールド工法では巨大な掘削機が地下深くを掘り進みながらトンネルを構築します。そのため、工事の中心は地下で行われています。

工事関係者や資材の搬入が行われる発進立坑や換気所周辺では工事現場らしい光景が見られますが、ルート上の大部分では地上に大きな変化が現れません。

そのため、近くを通っても「工事している雰囲気がない」と感じることは珍しくありません。

現在も工事は進められているのか

外環道の大泉JCT以南区間は、調布市周辺で発生した地表面陥没・空洞事象の影響を受け、工事内容や安全対策の見直しが行われています。

そのため、区間や工事内容によって進捗状況に差があり、全面的にシールド掘進が進んでいる状況ではありません。

一方で、安全対策工事や地盤調査、設備関連工事などは継続して実施されており、事業そのものが中止されたわけではありません。

シールド工法の特徴とメリット

大深度地下トンネルではシールドマシンを用いて地下を掘削します。

項目 特徴
工法 シールド工法
施工位置 地下約40m以深
地上影響 比較的小さい
騒音・振動 地上工事より少ない
主な設備 発進立坑・換気所・避難施設

都市部の地下利用に適しているため、住宅密集地を通過する大規模道路建設で採用されるケースが増えています。

調布市の陥没事故以降の課題

2020年には調布市で道路陥没や地下空洞が確認され、外環道工事との関連性が調査されました。

この事象を受けて事業者は追加の地盤調査や再発防止対策を進めており、工事の安全性確保が重要課題となっています。

現在は地盤補修や監視体制の強化などが進められており、従来以上に慎重な施工が求められています。

今後の完成時期はどうなるのか

当初予定よりも工程は長期化する可能性が高いとみられています。

特に安全対策や住民説明、追加調査などが必要となっているため、完成時期については流動的な状況が続いています。

今後も事業者や国土交通省から公表される最新情報を確認することが重要です。

まとめ

外環道の大泉JCT以南区間は、大深度地下を利用したシールド工法によって建設が進められているため、地上からは工事の様子が見えにくい特徴があります。

調布市で発生した陥没事象の影響により工事の進め方は見直されていますが、事業自体は継続されており、調査や安全対策工事も進められています。

そのため、現地を通っても大規模な工事現場のように見えない一方で、地下では長期的な事業が進行していると考えると理解しやすいでしょう。

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