RORO船に車を載せられる?フェリーとの違いや個人利用する方法を解説

フェリー、港

車を船で長距離輸送したい場合、一般的にはフェリーを利用するイメージがありますが、RORO船(ロールオン・ロールオフ船)という選択肢もあります。RORO船は貨物輸送を目的とした船ですが、条件によっては車両を載せることが可能です。この記事では、RORO船とフェリーの違いや、個人が車を輸送する場合の注意点について解説します。

RORO船とはどのような船なのか

RORO船とは、船に設置されたランプウェイを使って車両が自走して乗り降りできる貨物専用船です。名前の由来は「Roll On・Roll Off」で、車輪の付いた貨物をそのまま積み込める仕組みを意味します。

主な輸送対象はトラック、乗用車、建設機械などの車両で、自動車メーカーの新車輸送や物流会社の貨物輸送などで広く利用されています。

コンテナ船のようにクレーンで荷物を積み下ろしする必要がないため、車両輸送に適した効率の良い船です。

RORO船に自家用車を載せることはできるのか

RORO船でも、航路や運航会社の条件によっては乗用車を載せることができます。ただし、フェリーのように誰でも乗船して車を持ち込める仕組みとは異なります。

多くのRORO船は貨物輸送を目的としているため、個人が旅行目的で車と一緒に乗船するサービスは基本的にありません。

例えば、引っ越しや長距離移動で車だけを別の地域へ送りたい場合は、貨物輸送としてRORO船を利用できる場合があります。

フェリーとRORO船の大きな違い

フェリーは旅客輸送を目的としているため、客室、食堂、売店、浴室、自動販売機など、乗客が快適に過ごすための設備が用意されています。

一方でRORO船は貨物船のため、基本的には乗客向けの設備はありません。利用できる場合でも、乗船者向けの簡易的な設備のみとなることが一般的です。

例えば、RORO船ではトラックドライバーなどが利用するための休憩スペースや寝台が用意されている場合がありますが、フェリーのような旅行を楽しむ設備とは大きく異なります。

RORO船を利用して車を輸送する場合の流れ

個人がRORO船で車を輸送する場合は、まず車両輸送を取り扱っている船会社や物流会社に問い合わせる必要があります。

利用する際には、車種、車両サイズ、輸送区間、希望日などを伝え、貨物として受け入れ可能か確認します。

例えば、北海道から本州、九州から本州など長距離区間で車を移動させたい場合、自分は飛行機で移動し、車だけをRORO船で送るという方法もあります。

RORO船を利用するときの注意点

RORO船は便利な輸送手段ですが、フェリーとは違い、出港時間や荷役作業の都合によって利用条件が決まります。

また、船内への立ち入りや車両引き取りの方法なども会社ごとに異なるため、事前確認が重要です。

特に個人利用の場合は、旅行目的なのか、車両だけを輸送したいのかによって適したサービスが変わります。

まとめ|RORO船は車を載せられるがフェリーとは目的が違う

RORO船は車両輸送を目的とした船であり、条件が合えば乗用車を載せることができます。しかし、フェリーのように車と一緒に旅行者が乗船して移動するための船ではありません。

車だけを遠方へ運びたい場合はRORO船が選択肢になりますが、車で旅行を楽しみながら移動したい場合はフェリーの利用が向いています。

RORO船を検討する場合は、利用する航路や運航会社へ事前に確認し、自分の目的に合った輸送方法を選ぶことが大切です。

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