イタリア北部ドロミテの人気スポットであるトレチーメ(Tre Cime di Lavaredo)は、絶景を楽しめるハイキングコースとして世界中から多くの旅行者が訪れる場所です。初めて挑戦する場合に悩みやすいのが、どのような靴を準備すればよいのかという点です。短時間の散策なら普段の靴でも歩ける場合がありますが、トレチーメ一周コースを楽しむ場合は足元の準備が重要になります。この記事では、実際のコース状況を踏まえたシューズ選びのポイントを解説します。
トレチーメ一周ハイキングの難易度とコース状況
トレチーメ周辺の代表的なハイキングコースは、三つの岩峰を一周するルートで、距離は約9〜10kmほど、所要時間は休憩を含めて約3〜5時間程度が一般的です。
コース自体は本格的な登山ではなく、整備された山道が多いため、登山経験が少ない旅行者でも挑戦しやすいルートです。ただし、山道には砂利道、石が多い場所、多少の段差、滑りやすい場所などがあります。
例えば晴れた日の乾いた状態では歩きやすく感じますが、雨の後や朝露が残る時間帯は足元が滑りやすくなります。そのため、景色だけで判断せず、足を守れる靴を選ぶことが大切です。
トレチーメ一周ならトレッキングシューズがおすすめな理由
トレチーメ一周コースを歩く場合、必ずしも本格的な登山靴が必要というわけではありません。しかし、一般的なスニーカーよりもトレッキングシューズやハイキングシューズの方が安心して歩けます。
理由は、山道では足元が不安定になる場面があるためです。トレッキングシューズは靴底のグリップ力が高く、砂利道や岩場でも滑りにくい特徴があります。また、足首や足裏への負担を軽減しやすいため、長時間歩いた後の疲労も抑えられます。
特に普段あまり歩き慣れていない方や、家族旅行で全員が安全に楽しみたい場合は、軽量タイプのハイキングシューズを用意する価値があります。
短時間の散策ならスニーカーでも可能な場合がある
トレチーメ周辺には、展望を楽しむだけの短時間コースもあります。そのような場所であれば、天候が良く路面状態が安定している場合、歩きやすいスニーカーでも対応できることがあります。
例えば駐車場周辺から少し歩いて景色を見る程度であれば、普段履いている運動靴でも問題にならないケースがあります。
ただし、一周コースでは歩く距離や時間が大きく変わります。最初は快適でも、数時間歩いた後に靴底の薄さや滑りやすさが負担になることがあります。
4人分のトレッキングシューズを購入する場合の考え方
家族4人分のシューズを購入すると費用が気になるところですが、必ず高価な登山靴を選ぶ必要はありません。旅行用であれば、軽量なハイキングシューズやトレイルシューズでも十分対応できます。
また、購入した靴は今後の旅行や国内の観光ハイキングでも利用できます。日本の高原散策や低山ハイキングでも使えるため、一度購入しておくと活用する機会があります。
例えば高校生のお子さんの場合、成長期でサイズが変わる可能性もあるため、将来的な使用頻度を考えて購入するか、品質の良い歩きやすい靴を選ぶという方法もあります。
コルティナ・ダンペッツォ周辺で靴のレンタルは可能か
ドロミテ観光の中心地であるコルティナ・ダンペッツォ周辺にはアウトドアショップがありますが、旅行者向けにハイキングシューズを簡単にレンタルできるサービスは多くありません。
スキー用品のレンタル店は多い地域ですが、夏のハイキング用シューズを確実に借りられるとは限らないため、レンタル前提で計画する場合は事前確認が必要です。
海外旅行ではサイズや在庫の問題もあるため、安心してトレチーメ一周を楽しむなら、日本から履き慣れた靴を持参する方法がおすすめです。
トレチーメを歩く前に準備しておきたいもの
靴以外にも、トレチーメのハイキングでは歩きやすい服装や雨対策が重要です。山の天気は変わりやすいため、夏でも薄手の防寒着やレインウェアがあると安心です。
また、日差しが強い場所では帽子やサングラス、水分補給用の飲み物も役立ちます。標高が高いため、平地より紫外線が強く感じられることがあります。
例えば朝は晴れていても午後に天候が変化することがあるため、軽量の雨具をリュックに入れておくだけでも安心感が違います。
まとめ
トレチーメ一周ハイキングは初心者でも挑戦しやすい人気コースですが、約4時間歩くことを考えると、一般的なスニーカーよりトレッキングシューズやハイキングシューズがおすすめです。
特別に高価な登山靴を購入する必要はありませんが、滑りにくい靴底や歩きやすさを備えた靴を選ぶことで、家族全員が景色を楽しみながら安全に歩けます。
レンタルは確実に利用できるとは限らないため、旅行前に履き慣らした靴を準備しておくと安心です。美しいドロミテの景色を十分楽しむためにも、足元の準備を整えてハイキングに臨みましょう。


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