パスポートのスキャンやICチップの読み込みまでは正常に完了したのに、「Failed to capture passport information」と表示されて次へ進めない場合があります。このエラーは、パスポート情報の取得処理が途中で失敗した時に発生します。
この記事では、パスポート読み込みエラーが起こる主な原因や、自分で試せる対処方法、再発を防ぐためのポイントについて分かりやすく解説します。
「Failed to capture passport information」と表示される意味
「Failed to capture passport information」は、日本語にすると「パスポート情報の取得に失敗しました」という意味です。
パスポートのICチップ自体を読み取れていても、その後にアプリやシステムが必要な情報を正常に取得できなかった場合、このエラーが表示されることがあります。
つまり、パスポートが壊れているとは限らず、読み取り環境やアプリ側の問題で発生するケースも多くあります。
パスポート読み込みに失敗する主な原因
原因として多いのが、スマートフォンとパスポートの位置がずれているケースです。ICチップはパスポート内部の特定の場所に入っているため、スマートフォンのNFCアンテナ部分と正しく重ねる必要があります。
例えば、スマートフォンをパスポートの表紙中央に置いているつもりでも、機種によってNFCアンテナの位置が異なるため、少しずらすことで読み取れる場合があります。
また、スマートフォンケースや磁気付きアクセサリーが読み取りを妨げることもあります。厚いケースやカード収納付きケースを使用している場合は、一度外して試してください。
パスポート情報取得エラーが出た時に試す対処方法
まずはアプリを完全に終了し、再起動してからもう一度パスポートの読み込みを行ってください。一時的な通信エラーやアプリの不具合で失敗している場合があります。
次に、以下の方法を順番に試すと改善する可能性があります。
- スマートフォンのケースを外して読み込む
- パスポートを平らな場所に置いて読み込む
- NFC機能がオンになっているか確認する
- スマートフォンを動かさず数秒間固定する
- アプリを最新版へ更新する
特にICチップの読み込みは、読み取り成功の表示が出ても処理が完了するまで数秒かかる場合があります。途中でスマートフォンを動かさないことが重要です。
スマートフォン別の読み取り時の注意点
iPhoneの場合、NFCアンテナは端末上部付近にあります。そのため、パスポートの中央ではなく上部付近を合わせることで読み取りやすくなる場合があります。
Androidスマートフォンの場合は機種によってNFCアンテナの位置が異なります。背面中央付近にある機種もあれば、上部にある機種もあるため、端末の説明書などで確認すると確実です。
例えば、読み取り画面でスマートフォンをパスポートの上に置いたまま少しずつ位置を変えると、反応する場所を見つけやすくなります。
通信環境やアプリ側の問題も確認する
パスポート情報の取得後には、読み取った情報をサーバーへ送信する処理が行われる場合があります。そのため、通信環境が不安定だとエラーになることがあります。
Wi-Fiやモバイル通信が安定している場所で再度試し、VPNを利用している場合は一時的に停止して確認する方法もあります。
また、利用しているサービス側で一時的な障害が発生している可能性もあります。何度試しても同じエラーになる場合は、時間を置いて再試行することも有効です。
どうしても進めない場合の対応
基本的な対処を行っても「Failed to capture passport information」が表示され続ける場合は、利用しているアプリやサービスのサポート窓口へ問い合わせることをおすすめします。
問い合わせる際は、使用しているスマートフォンの機種、アプリ名、エラー表示の内容、どの段階で失敗するかを伝えると対応がスムーズになります。
また、パスポートのICチップが破損している可能性も完全には否定できません。その場合は別の読み取り端末で確認することで原因を切り分けできます。
まとめ
「Failed to capture passport information」は、パスポートのICチップ読み込み後に情報取得処理が失敗した時に表示されるエラーです。
多くの場合は、スマートフォンとパスポートの位置調整、ケースを外す、アプリ再起動、通信環境の確認などで解決できます。
パスポート自体に問題があるとは限らないため、焦らず一つずつ原因を確認することが大切です。複数回試しても改善しない場合は、利用しているサービスのサポートへ相談しましょう。


コメント