ヨーロッパ周遊旅行では、複数の国を飛行機で移動するケースが多くあります。特にフランス、スペイン、イギリスを巡るルートでは、EU加盟国間の移動とイギリス入国時の手続きが異なるため、事前に必要な準備を確認しておくことが大切です。
フランスやスペインからイングランド(イギリス)へ移動する場合に必要となる入国条件やETA(電子渡航認証)について、注意点を含めて詳しく解説します。
フランス・スペインからイギリスへ行く場合は入国手続きが必要
フランスとスペインはシェンゲン協定加盟国ですが、イギリスはシェンゲン協定には参加していません。そのため、フランスやスペインからイギリスへ飛行機で移動する場合は、国際線として通常の入国審査を受ける必要があります。
例えば、フランスのパリからスペインのバルセロナへ移動する場合はシェンゲン圏内の移動となりますが、バルセロナからロンドンへ向かう場合はイギリスへの入国扱いになります。
そのため、ヨーロッパ旅行の途中でイギリスを組み込む場合は、EU圏内の旅行と同じ感覚で考えず、別途入国準備をしておく必要があります。
日本国籍の場合はイギリス入国にETAが必要
日本のパスポートを持って短期観光目的でイギリスへ入国する場合、現在はETA(Electronic Travel Authorisation:電子渡航認証)の取得が必要です。
ETAはビザそのものではありませんが、イギリスへ渡航する前にオンラインで申請して取得する渡航許可制度です。観光、短期滞在、友人訪問などの場合に利用されます。
つまり、ビザ免除対象の日本人旅行者であっても、イギリスへ入国する際には「パスポート」と「有効なETA」が必要になるという点が重要です。
ETA以外に確認しておきたい持ち物や条件
イギリス入国ではETAだけ準備すればよいわけではありません。入国審査では、滞在目的や帰国予定などを確認される場合があります。
具体的には以下のようなものを準備しておくと安心です。
- 有効期限内のパスポート
- 取得済みのETA
- イギリス出国予定が確認できる航空券
- 宿泊先の情報
- 旅行日程や滞在目的を説明できる情報
例えば、スペイン滞在後にロンドンへ入り、その後日本へ帰国する予定なら、帰国便の予約情報を提示できるようにしておくと入国審査でも説明しやすくなります。
フランスやスペイン滞在中にETA申請しても問題ないのか
ETAはオンライン申請なので、旅行中に申請することも可能です。ただし、出発直前に慌てないよう、日本を出発する前に取得しておくことがおすすめです。
航空会社によっては搭乗前にETAの確認を行う場合があるため、イギリス行きの飛行機に乗る時点で有効なETAを準備しておく必要があります。
例えば、スペイン最終日の夜にロンドン行きの便へ乗る予定の場合、その直前に申請するよりも、フランス滞在中または日本出発前に済ませておく方が安心です。
ヨーロッパ周遊旅行で注意したい国境の違い
ヨーロッパ旅行では国同士の距離が近いため、複数国を簡単に移動できるイメージがあります。しかし、EU加盟国、シェンゲン協定加盟国、イギリスなどでは入国ルールが異なります。
フランスとスペインはシェンゲン圏内ですが、イギリスへ移動するときは必ず国境を越える手続きが発生します。
旅行計画を立てる際には、移動距離だけではなく「次に行く国の入国条件」を確認しておくことで、空港でのトラブルを防ぐことができます。
まとめ|スペインからイングランドへ行くならETAの事前取得を忘れずに
フランスやスペインからイングランドへ飛行機で移動する場合、イギリスはシェンゲン圏外のため入国審査が必要になります。
日本国籍の旅行者が短期観光で入国する場合は、基本的にビザではなくETAの取得が必要です。ただし、パスポートの有効期限や滞在目的、帰国便なども合わせて準備しておくことが大切です。
ヨーロッパ周遊では国ごとにルールが変わるため、出発前に最新情報を確認し、余裕を持ってETA申請などの準備を済ませておくと安心して旅行を楽しめます。

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