羽田空港から富士急ハイランドへ車で向かう場合、代表的なルートとして東名高速道路から御殿場方面を経由するルートと、中央自動車道から大月・河口湖方面へ向かうルートがあります。どちらも富士急ハイランドへ到達できますが、羽田空港からの位置関係、走行距離、首都高速道路や高速道路の渋滞状況によって所要時間は大きく変わります。
特に注意したいのは、単純に「東名と中央道のどちらが速い」と固定的に考えないことです。東京周辺では時間帯による渋滞の差が大きいため、出発直前の道路状況まで含めてルートを選ぶのが現実的です。ここでは羽田空港から富士急ハイランドまで車で移動する際の考え方を、初めて走る人にも分かりやすく整理します。
羽田空港からなら東名・御殿場方面のルートが分かりやすい
羽田空港は東京都心より南側に位置しているため、わざわざ新宿方面まで北上して中央道へ入るよりも、横浜方面へ進んで東名高速道路を利用するルートは地理的に自然です。代表的には首都高速から横浜方面へ進み、横浜町田IC付近から東名高速道路、御殿場IC方面へ向かい、その後は国道138号や東富士五湖道路などを利用して富士吉田方面へ進みます。
富士急ハイランドの公式サイトでも、車利用者向けの高速道路プランの利用例として「横浜町田IC~御殿場IC~富士吉田IC」という経路が案内されています。羽田空港から横浜方面へ抜ける場合にも検討しやすいルートです。[参照:富士急ハイランド公式サイト]
例えばカーナビで羽田空港から富士急ハイランドを設定すると、交通状況によって横浜方面から東名へ入り、御殿場を経由する経路が候補になることがあります。東京都心を横断する必要が少ないことは、このルートの大きなメリットです。
中央道ルートは新宿まで一般道で出る必要はない
中央道を利用する場合、「いったん東京や新宿まで行ってから中央道に乗る」と考える必要はありません。首都高速道路のネットワークを使い、中央道方面へ接続するルートをナビが案内することがあります。
中央道へ入った後は八王子、相模湖、大月方面へ進み、大月JCTから中央道富士吉田線へ入り、河口湖・富士吉田方面を目指すのが基本的な流れです。富士急ハイランドは富士吉田・河口湖エリアにあるため、中央道側から見ると非常に分かりやすいアクセスです。
一方、羽田空港から中央道方面へ向かうまでには首都高速道路を比較的長く走る可能性があります。特に平日の朝夕などは首都高速や中央道の交通量が増えるため、距離だけでなく渋滞込みの予想所要時間を見ることが重要です。
東名ルートと中央道ルートを比較
両ルートの特徴を簡単に整理すると、次のようになります。なお、実際の経路は利用する入口やJCT、工事・通行止め、カーナビの設定などによって変わります。
| 比較項目 | 東名・御殿場方面 | 中央道・大月方面 |
|---|---|---|
| 羽田からの方向 | 横浜方面へ進みやすい | 中央道方面への移動が必要 |
| 主な経由地 | 横浜町田・御殿場・須走など | 高井戸・八王子・大月など |
| 富士急への接近 | 御殿場側から富士山東側へ | 大月側から富士吉田へ |
| 注意したい渋滞 | 東名の横浜町田~海老名周辺など | 首都高・中央道の高井戸~八王子~相模湖周辺など |
| 羽田出発時の特徴 | 東京都心を避けやすい | 交通状況次第では有力な選択肢 |
羽田空港を起点にするなら、まず東名・御殿場方面のルートを候補にし、その日の渋滞状況によって中央道ルートと比較するという考え方が使いやすいでしょう。
ただし、東名側でも海老名JCT付近や大和トンネル周辺などは混雑することがあります。中央道側も小仏トンネル周辺などが混雑しやすいため、「いつでもこちらが速い」という関係ではありません。
所要時間は渋滞で簡単に逆転する
東京・神奈川周辺の高速道路では、通常時の所要時間だけでルートを決めると実際の到着時間と大きくずれることがあります。事故、工事、休日の行楽渋滞などが発生すれば、普段は速いルートがその日だけ大幅に遅くなることもあります。
例えば土日祝日の朝に東京方面から富士五湖へ向かう車が集中すると中央道が混雑することがあります。一方、東名も行楽シーズンには神奈川県内を中心に渋滞する可能性があります。帰りについても夕方には東京方面へ戻る車が集中するため、往路と復路で最適ルートが異なるケースもあります。
NEXCOの「ドラぷら」では高速道路の料金・ルート検索や渋滞情報を確認できます。出発前にはカーナビだけでなく公式の道路情報も確認すると安心です。[参照:NEXCO東日本 ドラぷら]
カーナビでは「最速ルート」を出発直前に再検索するのがおすすめ
羽田空港を出発する時点で目的地を「富士急ハイランド」に設定し、リアルタイム交通情報を反映できるナビで再検索する方法が実用的です。事前に東名ルートと決めていても、事故渋滞が発生していれば中央道経由のほうが早くなることがあります。
逆に中央道が混雑している場合には、横浜方面から東名・御殿場方面へ向かう経路が有利になる可能性があります。高速道路では数十分程度の差が渋滞一つで逆転するため、当日の情報を優先しましょう。
また、「新宿方面を経由したい」「海老名サービスエリアに寄りたい」など特別な目的がなければ、経由地を固定しすぎないほうがナビの渋滞回避機能を活用できます。
富士急ハイランド周辺で確認しておきたいこと
富士急ハイランドへ車で行く場合は、高速道路を降りた後のルートだけでなく駐車場の位置も事前に確認しておくとスムーズです。富士急ハイランド公式サイトでは車・バイクでのアクセス方法や駐車場について案内されています。[参照:富士急ハイランド交通アクセス]
特に休日や大型連休、夏休みなどは周辺道路や駐車場入口が混雑する可能性があります。高速道路上で表示される到着予想時刻と、実際に駐車して入園できる時刻には差が出ることも考えておきましょう。
飛行機で羽田空港へ到着してからレンタカーを利用する場合には、手荷物受け取りやレンタカー営業所への移動、貸出手続きにも時間がかかります。富士急ハイランドの入園時間から逆算する際は、車での所要時間だけで予定を組まないこともポイントです。
まとめ:羽田空港からは東名方面を基本候補にしつつ当日の渋滞で判断
羽田空港から富士急ハイランドへ車で向かう場合、位置関係を考えると横浜方面から東名高速道路・御殿場方面を経由するルートは有力な選択肢です。東京都心や新宿方面へ大きく回ってから中央道へ向かう必要性は通常ありません。
ただし、中央道から大月・富士吉田方面へ向かうルートにもメリットがあり、交通状況によってはこちらのほうが早くなることがあります。そのため「東名なら必ず速い」「中央道なら必ず遅い」と決めつけるのではなく、出発直前に両ルートの予想時間を比較するのが確実です。
最終的には、羽田空港を出る直前にリアルタイムの渋滞情報を確認し、カーナビが示す最短時間のルートを選ぶのがおすすめです。事故・工事・天候によって状況は変化するため、余裕を持ったスケジュールで富士急ハイランドへ向かいましょう。


コメント