2026年8月26日(水)は、強い台風18号(ソウデル)が沖縄・奄美付近から東シナ海へ進んでいたため、関西国際空港から台湾・桃園国際空港へ向かう便についても、欠航や遅延を心配する状況でした。特に台湾方面へ向かう飛行機は台風との位置関係によって飛行経路が変更される可能性があり、出発前には運航状況の確認が重要な日でした。
しかし実際の運航記録を確認すると、2026年8月26日夜に関西国際空港から台北・桃園国際空港へ向かったエアアジアX D7379便は欠航していません。予定では関西空港を20時55分に出発する便でしたが、実際には21時30分に出発しており、約35分の遅れで運航されました。
結果として台風18号による大規模な欠航には至らず、D7379便は実際に台湾へ向けて出発しています。また同日の台湾発関西行きD7378便もほぼ定刻で関西空港へ到着しており、エアアジアXの関空〜桃園線そのものは運航されていました。
この記事では、2026年8月26日の台風18号の位置、関空〜桃園線への影響、エアアジアX D7379便の実際の運航状況、なぜ台風があっても飛行できたのか、台風接近時に航空便の欠航・遅延を判断するポイントについて整理します。
- 2026年8月26日の台風18号はどこにいた?
- 関西空港そのものが台風18号の直撃を受けたわけではない
- 台湾・桃園空港も台風の中心直撃ではなかった
- エアアジアX D7379便は実際にどうなった?
- 台湾から関空へ来るD7378便も運航していた
- なぜ台風があるのに飛行機が飛べるのか
- 欠航するかどうかは「台風の距離」だけでは決まらない
- 欠航より「遅延」のほうが起こりやすいケースもある
- 8月26日の時点では沖縄方面の航空便には大きな影響が出ていた
- エアアジアXだから欠航しやすいというわけではない
- 台風時は「前便の運航状況」を見ると参考になる
- 台風接近時に確認したい情報は3種類
- 出発当日に「予定通り」と表示されても安心し切らない
- 欠航になった場合のために予約条件も確認しておく
- 海外旅行保険やクレジットカード補償も確認
- 今回のケースで「欠航確率」を数字で出すことは難しい
- まとめ|8月26日のエアアジアX関空→桃園便は欠航せず約35分遅れで出発
2026年8月26日の台風18号はどこにいた?
2026年8月26日に日本へ影響していたのは、強い台風18号「ソウデル」です。ウェザーニュースによると、8月26日15時時点で台風18号は沖縄県・久米島の北約210kmにあり、西北西へ時速15kmで進んでいました。
中心気圧は960hPa、中心付近の最大風速は40m/s、最大瞬間風速は55m/sとされ、強い勢力を保っていました。
一方で、26日午後には沖縄本島地方や奄美地方は暴風域から抜けており、台風そのものは東シナ海を西へ進んでいました。つまり夜になるほど、関西〜台湾間の航空便にとって台風の中心が直接空港へ接近する状況ではなくなっていました。
[参照] ウェザーニュース「強い台風18号(ソウデル)東シナ海を西進」
関西空港そのものが台風18号の直撃を受けたわけではない
8月26日の台風18号は沖縄・奄美方面に強い影響を与えましたが、関西国際空港が暴風域へ入るような進路ではありませんでした。
そのため、沖縄方面の便では多数の欠航が発生した一方、関空発着のすべての航空便が止まるような状況にはなっていませんでした。
航空便の欠航を考える際には、「日本に台風があるか」だけではなく、出発空港・到着空港・飛行経路のどこに台風があるかを見る必要があります。
例えば沖縄へ向かう便なら台風中心に近く、大きな影響を受けます。一方、関西から台北へ向かう場合は台風の位置を避ける飛行経路を取れる状況なら、飛行時間や出発時刻を調整しながら運航できることがあります。
台湾・桃園空港も台風の中心直撃ではなかった
台風18号は8月26日に沖縄の西側から東シナ海へ進み、その後は中国大陸方面へ向かう進路でした。
ロイターも8月26日時点で、台風18号が台湾の北側を通過し、台湾では中程度の雨が発生していると報じています。
つまり桃園国際空港周辺でも台風の影響が全くなかったわけではありませんが、空港が台風の中心に直撃されて離着陸が全面的に困難になる状況ではありませんでした。
この位置関係が、関空〜桃園線の運航が継続できた大きな理由の一つと考えられます。
エアアジアX D7379便は実際にどうなった?
2026年8月26日のエアアジアX D7379便は、関西国際空港から台湾桃園国際空港へ向かう夜便です。
| 項目 | 2026年8月26日のD7379便 |
|---|---|
| 航空会社 | エアアジアX |
| 便名 | D7379 |
| 出発地 | 関西国際空港(KIX) |
| 到着地 | 台湾桃園国際空港(TPE) |
| 予定出発 | 20:55 |
| 実際の出発 | 21:30 |
| 出発遅延 | 約35分 |
| 予定到着 | 23:05 |
| 運航状況 | 欠航せず出発 |
| 使用機材 | エアバスA330-300 |
フライト追跡情報では、同便は21時30分に関西空港を離陸しています。したがって「台風18号で飛ばなかった」という結果ではありません。
出発は約35分遅れましたが、飛行中の到着予想は23時02分となっており、当初の23時05分よりわずかに早い到着予定が示されていました。航空便では出発が遅れても、飛行時間や航路、地上作業などによって到着時に遅れを取り戻すケースがあります。
[参照] FlightStats「AirAsia X D7379 Flight Tracker」
台湾から関空へ来るD7378便も運航していた
航空便の運航を予想するときには、搭乗予定便だけでなく、その機材が直前にどこから来るのかを見ることも重要です。
8月26日のエアアジアX D7378便は、台湾桃園国際空港を15時40分に出発し、関西国際空港へ19時30分に到着する予定でした。
実際には15時31分に桃園を出発し、19時34分に関西空港へ到着しています。予定より9分早く出発し、到着はわずか4分遅れでした。
つまり夕方の時点で、台湾から関西へ向かう同社便はほぼ正常に運航できていました。この状況は、夜の関空発台湾行きD7379便が運航できる可能性が高いことを示す重要な材料でした。
[参照] FlightStats「AirAsia X D7378 Flight Tracker」
なぜ台風があるのに飛行機が飛べるのか
「台風がある=航空便は欠航」と考えがちですが、実際には必ずしもそうではありません。
飛行機は台風の中心や危険な積乱雲へ突入して飛ぶわけではなく、気象情報を基に安全な航路へ迂回できます。台風から十分離れた空域を飛べる場合には、航路変更や飛行時間の調整を行って運航することがあります。
例えば大阪から台北への通常航路上に強い積乱雲があれば、その空域を避けて西側・東側などへ迂回することがあります。結果として予定より飛行時間が長くなる場合もあります。
反対に、出発空港や到着空港そのものが暴風域へ入り、安全な離着陸ができない場合には欠航の可能性が大きく上がります。
欠航するかどうかは「台風の距離」だけでは決まらない
航空会社が運航可否を判断するときには、多数の条件が関係します。
- 出発空港の風速・風向
- 到着空港の風速・風向
- 横風の強さ
- 視程
- 雷や積乱雲
- 飛行経路上の気象
- 滑走路の状態
- 使用する航空機
- 機材の到着状況
- 乗務員の勤務時間
特に横風は離着陸へ大きく影響します。同じ風速でも、滑走路に対して正面から吹いている場合と横から吹いている場合では条件が異なります。
そのため「台風中心から300km離れているから絶対大丈夫」といった単純な確率計算はできません。
欠航より「遅延」のほうが起こりやすいケースもある
今回のD7379便のように、台風接近時でも完全な欠航ではなく、出発時間を遅らせて運航するケースがあります。
台風から離れるのを待つ、使用する機材の到着を待つ、航路変更の調整を行う、空港の混雑が解消するのを待つ、といった理由で遅延が発生する可能性があるからです。
例えば「定刻20時55分には条件がやや悪いものの、21時30分なら安全な運航が可能」と判断されれば、欠航するより遅らせて運航する選択肢があります。
そのため台風時の旅行では「飛ぶ・飛ばない」の二択だけではなく、1〜数時間程度の遅延にも備えて予定を立てることが重要です。
8月26日の時点では沖縄方面の航空便には大きな影響が出ていた
台風18号が弱かったわけではありません。AP通信は、台風18号によって沖縄・奄美方面で強風、大雨、停電などが発生し、沖縄・那覇空港発着を中心に多数の航空便が欠航したと報じています。
つまり航空への影響そのものは非常に大きかったものの、地域によって差があったということです。
台風中心に近い沖縄では欠航が多発する一方、関西・桃園間では運航できる気象条件が確保されていました。
台風情報を見る際には全国の欠航便数だけで判断せず、自分が利用する空港と路線を個別に確認する必要があります。
エアアジアXだから欠航しやすいというわけではない
LCCを利用するときに「格安航空会社は台風だと大手航空会社より簡単に欠航するのでは」と心配する人もいます。
しかし安全に関する基準を下げて飛ばすことはありません。運航できるかどうかは気象条件、機材、空港の状況などを基に判断されます。
一方、LCCでは保有機材数や機材運用に余裕が少ない場合があり、一つの便の遅延が後続便へ影響することがあります。
今回のD7379便では、直前のD7378便が台湾から関西へほぼ予定通り到着していたため、機材運用の面でも大きな問題が起きていなかったとみられます。
台風時は「前便の運航状況」を見ると参考になる
同じ航空機が複数区間を連続して飛ぶ国際線では、前の便がどこにいるのかを見ることで欠航・遅延の可能性をある程度推測できます。
例えば夜20時55分に関空を出る飛行機が、その日の19時30分に台湾から関空へ到着する運用なら、19時時点で機材がまだ台湾を出発していなければ大幅遅延の可能性が高まります。
今回のケースではD7378便が15時31分に桃園を出発し、19時34分に関西空港へ到着しました。機材が関空まで来られている時点で、D7379便の運航可能性はかなり高まっていたと判断できます。
もちろん機材変更などもあるため100%確実ではありませんが、フライト追跡サービスを利用すると非常に参考になります。
台風接近時に確認したい情報は3種類
国際線を利用する日に台風が接近している場合は、一つの情報源だけを見るのではなく、次の3種類を組み合わせるのがおすすめです。
| 確認内容 | 情報源 |
|---|---|
| 台風の位置・進路 | 気象庁・気象情報サイト |
| 自分の便の運航状況 | 航空会社公式サイト・アプリ |
| 実際の出発・到着状況 | 空港公式サイト・フライト追跡サービス |
台風の予想進路だけを見ても、航空会社が最終的に運航するかは分かりません。反対に航空会社で「定刻予定」と表示されていても、出発直前に状況が変わる可能性があります。
最終的には航空会社から発表される運航情報を基準にしつつ、空港と気象情報を補助的に確認するのが基本です。
出発当日に「予定通り」と表示されても安心し切らない
台風時には、朝の段階で定刻運航予定だった便が午後になって遅延・欠航へ変更されることがあります。
航空会社は最新の気象予報や空港運用状況を見ながら判断するため、早い段階では運航可否を確定できないことがあるからです。
例えば台風の速度が予報より遅くなれば、到着予定時刻に空港へ最接近する可能性があります。反対に台風の移動が速まれば予定通り運航できる場合があります。
そのため搭乗予定日の朝、空港へ向かう直前、チェックイン前というように複数回確認すると安心です。
欠航になった場合のために予約条件も確認しておく
航空会社都合や悪天候で欠航になった場合の振替・返金方法は、航空会社や購入した運賃によって異なります。
特にLCCでは、利用者自身がアプリやWebサイトから手続きをするケースがあります。
また航空便が欠航しても、ホテルのキャンセル料が自動的に無料になるとは限りません。旅行予約サイトや宿泊施設によって条件が異なります。
台風の接近が予想されている旅行では、航空券だけでなく、ホテル、空港送迎、現地ツアーなどのキャンセル条件も事前に確認しておくと安心です。
海外旅行保険やクレジットカード補償も確認
台風によって航空便が大幅に遅延・欠航すると、追加のホテル代や食事代が発生する可能性があります。
海外旅行保険には、航空機遅延費用を補償する特約が付いている商品があります。またクレジットカード付帯保険にも航空便遅延の補償が含まれる場合があります。
ただし補償対象となる遅延時間、金額、航空券をそのカードで購入している必要があるかなど条件があります。
実際にトラブルが発生してから調べるのではなく、出発前に補償内容を確認し、欠航証明書や領収書を保存できるようにしておくと手続きが楽です。
今回のケースで「欠航確率」を数字で出すことは難しい
台風があると「欠航する可能性は30%くらいですか?」のように具体的な数字を知りたくなるものです。
しかし航空会社は一般利用者向けに、特定便について「欠航確率40%」といった確率情報を公表しているわけではありません。
台風の進路、風、機材、空港運用などが刻々と変化するため、第三者が正確な欠航確率を数値化することも困難です。
今回について振り返れば、結果として「欠航ではなく約35分の出発遅延」でした。出発前の時点でも、台風中心が関空や桃園へ直撃する状況ではなく、同日の前便が運航していたことから、完全欠航より遅延運航となる可能性を考えやすい状況ではありました。
まとめ|8月26日のエアアジアX関空→桃園便は欠航せず約35分遅れで出発
2026年8月26日は強い台風18号(ソウデル)が沖縄・奄美付近を通過して東シナ海へ進んでおり、沖縄方面では多数の航空便が欠航するなど大きな影響が出ました。
しかし台風は午後には久米島の北側から西北西へ進んでおり、関西国際空港や台湾桃園国際空港を直接通過する進路ではありませんでした。
実際、2026年8月26日のエアアジアX D7379便は、関西空港20時55分発の予定に対して21時30分に出発しました。欠航ではなく、約35分の遅延で台湾へ向けて運航されたという結果です。
また同日の台湾発関西行きD7378便も、桃園を15時31分に出発して関西空港へ19時34分に到着しており、関空〜桃園間のエアアジアX便は運航可能な状況でした。
今回のように台風が存在していても、出発地・目的地が暴風域へ入らず、航空機が危険な空域を迂回できる場合には通常運航または遅延運航となることがあります。一方で進路が少し変わるだけで状況が急変する可能性もあるため、出発前には航空会社・空港・台風情報の3つを確認することが重要です。
特に参考になるのが直前便の動きです。搭乗予定の航空機が前の区間を正常に運航して関空へ到着していることが確認できれば、少なくとも「機材が来ないため欠航」というリスクは小さくなります。
台風時の航空便は「絶対飛ぶ」「絶対欠航」と早い段階で断定することはできません。しかし今回のD7379便については、結果として台風18号の影響で欠航することはなく、多少の遅れで予定通り台湾へ向かうことができました。
[参照] ウェザーニュース「2026年8月26日の台風18号」
[参照] FlightStats「AirAsia X D7379」
[参照] FlightStats「AirAsia X D7378」


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