シルバーウィークを利用して中国へバックパッカー旅行を計画すると、普段より航空券がかなり高く表示されることがあります。特に2026年は9月19日から23日まで5連休となるため、休暇を取りやすい日程に日本発の需要が集中しやすく、出発日によっては中国行きでも片道5万円以上になるケースがあります。
ただし、中国行きだから往復10万円程度は仕方がない、というわけではありません。出発日、帰国日、空港、目的地を少し変えるだけで価格が大きく下がる可能性があります。実際、2026年8月28日時点の航空券比較情報では、東京―上海の2026年9月の月間最安値は往復5万円を下回る水準も確認できます。つまり往復5万円前後という予算は、日程を柔軟にできれば現実的に狙える価格帯です。
この記事では、シルバーウィークに中国へ安く行くために、どこを変更すると航空券代が下がりやすいのか、バックパッカー旅行向けに具体的に解説します。
2026年のシルバーウィークは航空券が高くなりやすい
2026年のシルバーウィークは9月19日(土)から9月23日(水)までの5連休です。9月21日の敬老の日と9月23日の秋分の日に挟まれた9月22日が国民の休日になるため、大型連休となります。
海外航空券で特に高騰しやすいのは、連休そのものよりも多くの旅行者が同じ方向へ移動する日です。たとえば9月18日金曜日の夜や19日土曜日の日本発便には海外へ出発する需要が集中し、反対に22日や23日の日本行きには帰国需要が集まりやすくなります。
航空券は座席がすべて同じ値段で販売されるわけではありません。安い運賃枠から売れていき、残席が減った便では高い運賃しか残っていないことがあります。そのため、同じ東京―上海便でも出発日を1~2日ずらしただけで数万円変わることがあります。
往復5万円以内は狙える?2026年9月の価格から考える
2026年8月28日時点で確認できる航空券比較情報では、東京発上海行きの2026年9月の月間最安値は往復4万円台となっています。また東京―北京についても、9月の月間最安値として往復4万円台の価格が確認されています。
一方、上海行きでは9月18日出発が8万円台、9月19日出発では10万円を超える検索例もあり、まさにシルバーウィーク開始日に価格が跳ね上がる状況が見られます。航空運賃は常に変動するため同じ価格で購入できる保証はありませんが、日程による価格差が非常に大きいことは分かります。
したがって、予算を往復5万円程度に抑えたい場合、重要なのは「安い航空会社を探すこと」だけではありません。高い日を避けることのほうが効果が大きい場合があります。
現在の相場を調べる際は、航空券比較サイトなどで前後の日付を含めて確認すると分かりやすいでしょう。[参照:トラベルコ 中国行き航空券]
最も効果が大きいのは出発日と帰国日をずらすこと
シルバーウィークの航空券を安くしたいなら、まず試したいのが日付の変更です。「9月19日に出発して23日に帰国する」と最初から固定するのではなく、前後数日を含めて検索します。
たとえば9月18日夜~19日の出発が高ければ、17日に出発できないか確認します。反対に休暇を後ろへ延ばせるなら、連休後半に日本を出発する方法もあります。
バックパッカー旅行の場合、会社員の短期旅行などと比較すると旅程を柔軟に組みやすいのが強みです。航空券が3万円安くなるのであれば、中国でホテルを1~2泊追加しても総旅行費用が安くなることがあります。
東京だけでなく大阪・名古屋・福岡などの出発地も比較する
中国への航空券を探すときは、普段利用している最寄り空港だけに限定しないことも重要です。中国路線は東京の成田・羽田だけでなく、関西、中部、福岡など複数の空港から運航されています。
たとえば東京発が往復9万円、大阪発が往復4万円だった場合、東京から大阪まで夜行バスなどで移動しても、旅行全体では安くなる可能性があります。ただし国内移動費だけでなく、前泊代や空港までの交通費も加えて比較する必要があります。
特にバックパッカー旅行なら、「自宅から中国までの総額」で比較するのがおすすめです。航空券だけ1万円安くても、別の空港へ行くために交通費と宿泊費で1万5,000円かかれば意味がありません。
中国側の到着都市を固定しないのも有効
中国は国土が広く、日本からの国際線が発着する都市も多数あります。上海だけ、北京だけと決めて検索すると、安い航空券を逃してしまうことがあります。
バックパッカー旅行なら「上海に行く」ではなく、「最も安く入国できる中国の都市から旅を始める」という考え方もできます。北京、上海など複数都市の航空券を比較し、安い都市から中国国内の鉄道や航空便を利用して移動する方法です。
たとえば北京行きが4万円台、上海行きが8万円なら、北京から旅行を開始して中国国内を南下する旅程も考えられます。ただし中国国内の移動費を含めると逆転する場合もあるため、最終目的地までの総額で判断しましょう。
往復航空券ではなく片道ずつ検索する方法もある
一般的には往復検索が分かりやすいですが、往路と復路を別々に検索すると安い組み合わせが見つかる場合があります。往路はA社、復路はB社という組み合わせです。
また「東京→上海、上海→東京」という単純往復だけではなく、「東京→北京、中国国内を陸路移動、上海→東京」のようなオープンジョー型の旅程もバックパッカー旅行と相性があります。同じ都市へ戻る必要がなくなるため、中国国内の移動時間を節約できるメリットもあります。
ただし別切り航空券は欠航・遅延時の扱いなどが単純往復とは異なる場合があります。乗り継ぎを別々の航空券で予約する場合は、前便の遅延によって次便に乗れなくなるリスクも考慮し、十分な時間を確保してください。
LCCは表示価格ではなく支払総額で比較する
LCCは中国旅行の航空券代を抑える有力な選択肢ですが、検索結果に最初に表示される金額だけで判断するのは避けたいところです。受託手荷物、座席指定、機内食、決済手数料などが別料金となり、最終的な支払額が増えることがあります。
一方、バックパック1個で機内持ち込み手荷物の範囲に収められる旅行者なら、LCCのメリットを最大限活用しやすくなります。預け荷物を付けないだけで数千円単位の節約になることがあります。
比較するときは航空券+空港使用料+燃油関連費用+手荷物料金+座席指定など必要なオプションまで含めた総額を見ることが大切です。
航空券検索で実践したい順番
シルバーウィークのような繁忙期は、条件を一つずつ広げると安い便を発見しやすくなります。最初から特定便だけを見るのではなく、次の順番で比較すると効率的です。
- 希望日の前後3~5日を検索する
- 成田・羽田だけでなく関西、中部、福岡なども比較する
- 上海だけでなく北京など複数の中国都市を検索する
- 往復と片道×2の料金を比較する
- 直行便だけでなく乗り継ぎ便も確認する
- LCCとフルサービス航空会社を総額で比較する
特に2026年は9月19~23日が5連休なので、9月18~19日発という条件を外せるかどうかが大きなポイントになります。
航空券価格は検索時点の空席状況によって変化します。安い便を見つけた場合でも、変更・キャンセル条件、受託手荷物、到着空港、到着時刻などを確認してから購入しましょう。
安さだけで選ぶと逆に高くなるケースにも注意
格安航空券では深夜到着や早朝出発も珍しくありません。航空券が5,000円安くても、深夜到着によってタクシー代や空港ホテル代が必要になれば、結果的に高くなることがあります。
また中国は都市によって空港から市街地までの距離が異なります。到着空港から宿泊先までの交通費と移動時間も含めて比較したほうが、バックパッカー旅行では実用的です。
最安航空券ではなく「自宅を出てから最初の宿に着くまでの総額」で比較すると、安さにつられて不便な便を購入する失敗を減らせます。
まとめ|シルバーウィークでも中国往復5万円は日程次第で狙える
シルバーウィークの中国行き航空券が高い最大の理由は、連休開始・終了日に旅行需要が集中するためです。2026年は9月19~23日が5連休となるため、特に連休直前から初日にかけて出発する便は高くなりやすいと考えられます。
一方、2026年9月全体を見ると東京―中国の往復航空券には4万円台の検索例もあります。そのため往復5万円前後という予算そのものが非現実的なわけではなく、シルバーウィークのピーク日をどこまで外せるかが重要です。
バックパッカーなら、出発日をずらす、出発空港を変える、中国側の到着都市を変える、往路と復路を別々に取るといった方法を組み合わせやすいでしょう。航空券を「東京から特定都市への往復」と固定せず、旅程そのものを航空券価格に合わせて組み立てることが、繁忙期の中国旅行を安くする有効な方法です。
※航空運賃、運航路線、手荷物条件などは随時変更されます。記事中の価格は特定時点で確認できた検索例であり、購入時の価格を保証するものではありません。予約前に航空会社・予約サイトの最新条件をご確認ください。


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