12月中旬の青森で雪は見られる?浅虫温泉と大鰐温泉の積雪傾向・子連れ旅行の選び方

季節のおでかけ

12月中旬に青森県へ温泉旅行を計画する場合、「雪景色を見られるか」は宿選びを左右する大きなポイントです。特に小さな子どもに初めて雪を見せたい旅行では、雪が降る可能性だけでなく、実際に地面へ積もっている可能性も気になるところでしょう。

青森県では12月に入ると本格的な雪の季節へ向かいます。気象庁の平年値を見ると、青森市では12月13日の最深積雪の平年値が16cmとなっており、12月13日ごろなら雪を見られる可能性は十分あります。ただし平年値はその年の積雪を保証するものではなく、暖冬や一時的な気温上昇によって積雪が少ない年もあります。

浅虫温泉と大鰐温泉では立地や周辺環境が異なるため、「温泉旅行の便利さを優先するのか」「できるだけ雪に出会う確率を高めたいのか」で選び方も変わります。

12月13日ごろの青森市はすでに雪のシーズン

浅虫温泉を検討するときに参考になるのが、同じ青森市にある気象庁「青森」観測地点のデータです。1991~2020年の平年値では、12月13日の平均気温は1.5℃、最高気温4.5℃、最低気温マイナス1.3℃となっています。[参照:気象庁 青森の12月平年値]

さらに同日の「最深積雪」の平年値は16cmです。12月1日は5cm、5日は8cm、10日は13cm、15日は19cmとなっており、平年値上は12月前半から徐々に積雪が増えていく傾向が確認できます。

ただし「12月13日に必ず16cm積もっている」という意味ではありません。平年値は長期間の観測結果を平均した統計値なので、実際には雪が多い年もあれば、まとまった雪がまだ少ない年もあります。旅行日の積雪を数か月前から確約することはできません。

浅虫温泉は12月中旬でも雪を期待できる

浅虫温泉は青森市にあり、陸奥湾に面した温泉地です。12月中旬であれば降雪や積雪に出会える可能性があります。そのため「温泉旅行をしながら子どもに雪を見せたい」という目的にも候補になります。

一方で、浅虫温泉は海沿いに位置しています。同じ青森県でも標高や地形によって雪の積もり方は変わるため、青森市の観測地点の数字を浅虫温泉の積雪量そのものとして扱うことはできません。

旅行の目的が「降っている雪を一度見られれば十分」なのか、「一面の雪景色で雪遊びをさせたい」のかでも判断は変わります。前者なら浅虫温泉でも十分期待できますが、後者なら雪がより安定する場所や時期も候補にすると確実性を高められます。

雪を重視するなら大鰐温泉も有力候補

大鰐温泉は青森県南津軽郡大鰐町にあり、弘前市の南側に位置する温泉地です。気象庁には大鰐の観測地点がありますが、平年の降雪・積雪について十分な統計値が掲載されていないため、近隣の弘前の長期平年値も参考になります。

弘前の1991~2020年の平年値では、12月の降雪の深さ合計は147cm、月最深積雪は37cmです。12月の平均気温は0.8℃、平均最低気温はマイナス2.4℃となっており、12月はすでに本格的な冬の気候です。[参照:気象庁 弘前の平年値]

大鰐はスキー場のある地域でもあり、雪を目的にした冬旅行との相性は良い場所です。ただし12月13日は冬の入口に近く、スキーシーズン最盛期の1~2月ほど積雪が安定しているとは限りません。「大鰐なら絶対に積もっている」とまでは断定しないほうがよいでしょう。

浅虫温泉と大鰐温泉はどちらを選ぶ?

雪だけでなく、2歳児を連れた旅行という条件も含めて比較すると、それぞれにメリットがあります。

比較ポイント 浅虫温泉 大鰐温泉
場所 青森市・陸奥湾沿い 大鰐町・弘前市の南
12月中旬の雪 十分期待できる 十分期待できる
雪景色重視 年の気象条件による 有力候補
鉄道利用 浅虫温泉駅が利用可能 大鰐温泉駅が利用可能
特徴 海と温泉を楽しめる 雪国らしい内陸の温泉地

「青森観光と温泉を楽しみ、その中で雪も見られたらうれしい」という旅行なら浅虫温泉は魅力的です。一方、「今回の旅行では子どもに雪を見せることをかなり重視したい」という場合には、大鰐温泉を含む内陸側を優先して検討する考え方があります。

なお、どちらも12月中旬なら雪の可能性があるため、最終的には宿泊施設の内容、駅からの移動、食事、子ども向け設備なども含めて選ぶのがおすすめです。

「確実に雪を見せたい」なら日程を後ろへずらすほど有利

旅行日を自由に変更できる場合、一般的には12月上旬より中旬、中旬より下旬、さらに1~2月のほうが積雪した景色に出会える可能性は高くなります。青森市の平年値でも最深積雪は12月13日の16cmから20日には23cm、31日には32cmへ増えていきます。

したがって「12月13日しか行けない」という場合には十分期待してよい時期ですが、「絶対に雪景色を見せたいので日程は動かせる」という場合には、より冬が深まってからの旅行も選択肢です。

ただし雪が増えるほど交通への影響や転倒リスクも増えます。2歳児との旅行では、雪の多さだけを追求するより、駅から宿までの移動が短い、送迎があるなどの条件も重視すると安心です。

2歳児との雪旅行で準備しておきたいもの

雪国では積雪量だけでなく路面の凍結にも注意が必要です。大人は滑りにくい冬靴を用意し、子どもにも防水性があり雪の入りにくい靴やブーツを準備すると快適です。

雪遊びを予定するなら、防水性のある上着・ズボン、手袋、帽子、着替え、替えの靴下などもあると便利です。2歳児は雪に座ったり手をついたりしやすいため、単に厚着するだけでなく「濡れにくさ」を重視するとよいでしょう。

また雪道ではベビーカーが使いにくくなることがあります。宿まで徒歩移動する予定なら、雪道での移動方法や送迎の有無を宿泊施設へ事前に確認しておくと安心です。

旅行直前は積雪深と天気予報を確認する

12月中旬の積雪は年による差が大きいため、旅行計画の段階では平年値を参考にし、最終判断は出発直前の実況と予報で行うのが現実的です。

気象庁では現在の積雪状況や気象情報を確認できます。旅行の1週間ほど前から青森周辺の予報を確認し、直前には積雪や気温もチェックすると、現地でどの程度の雪景色を期待できるか判断しやすくなります。[参照:気象庁 天気予報]

車で移動する場合はさらに慎重な準備が必要です。12月の青森では降雪だけでなく凍結路面も想定し、冬用タイヤを前提として考える必要があります。雪道運転に慣れていなければ、鉄道と宿の送迎を組み合わせる方法も検討するとよいでしょう。

まとめ:12月13日ごろなら浅虫温泉・大鰐温泉とも雪は十分期待できる

12月13日ごろの青森県はすでに雪の季節に入っており、浅虫温泉でも大鰐温泉でも雪を見られる可能性は十分あります。青森市では12月13日の最深積雪の平年値が16cmとなっていることからも、時期として決して早すぎるわけではありません。

ただし、これはあくまで長期間の平年値です。12月中旬はその年の寒気や降雪状況によって「しっかり雪景色」「少し積もっている」「一度積もった雪が解けている」などの違いが生じ得ます。雪を見ることを最優先するなら大鰐温泉を含む内陸側を有力候補にしつつ、旅行直前の積雪状況を確認するのがおすすめです。

2歳児を連れた旅行なら、雪の量だけでなく駅から宿までの距離や送迎、防寒・防水対策も重要です。雪国らしい景色と温泉を無理なく楽しめるよう、直前の気象情報に合わせて移動方法まで準備しておくと安心です。

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