新日本海フェリーを予約し、ローソンなどのコンビニで料金を支払った場合、「コンビニでもらったお客様控えを乗船時に渡すのか」「フェリー会社から別の乗船券をもらえるのか」「会社の経費精算に使う領収書はどうするのか」と迷いやすいところです。
現在の新日本海フェリーでは、基本的に「e乗船券お客さま控」が乗船時に使用する電子乗船券です。インターネット予約で精算済みなら、予約画面からe乗船券を表示・ダウンロードでき、対象となる予約では窓口に寄らず乗船できます。[参照] 新日本海フェリー「乗船・下船について」
一方、ローソンで支払った際に受け取るレシートや「お客様控え」と、新日本海フェリーの「e乗船券お客さま控」は別物として考えると分かりやすくなります。さらに、会社への提出用として正式な領収書が必要なら、現在は新日本海フェリーのWeb領収書サービスも利用できます。
ローソンで支払った「お客様控え」は乗船券ではない
まず整理しておきたいのが、コンビニで支払いをしたときにもらう書類と、フェリーに乗るための乗船券の違いです。ローソンでコンビニ決済をすると、店舗側から支払いを行ったことを示すレシートや控えが発行されます。
これに対して、新日本海フェリーが乗船時に使用するものは「e乗船券お客さま控」です。名称に同じ「お客さま控」という言葉が含まれるため紛らわしいのですが、コンビニでもらった支払いの控えを、そのまま船の乗船券として係員に渡す仕組みではありません。
新日本海フェリーでは、ローソン、ファミリーマート、ミニストップ、セイコーマートなどでコンビニ支払いを利用できます。コンビニで精算が完了した後は、予約内容を確認し、e乗船券を取得できる状態になっているかを確認しておくのが確実です。[参照] 新日本海フェリー「コンビニ支払い」
精算後は「e乗船券お客さま控」を取得する
新日本海フェリーのインターネット予約では、精算済みの予約について、マイページの予約一覧から該当する便を開き、「e乗船券お客さま控 発行」から電子乗船券を取得できます。スマートフォンで表示する方法と、事前に印刷して持参する方法があります。[参照] 新日本海フェリー「e乗船券」
例えば、自宅で新日本海フェリーをネット予約し、支払方法としてローソンを選択したケースなら、ローソンで支払いを済ませた後、予約サービスにログインして精算状況を確認します。精算済みになりe乗船券を発行できれば、それをスマートフォンに保存しておけば乗船当日に利用できます。
なお、割引のため証明書類を確認する必要がある予約など、一部ではe乗船券を事前発行できません。その場合は当日、自動発券機または窓口で「e乗船券お客さま控」を受け取るなど、予約条件に応じた手続きが必要です。[参照] 新日本海フェリー「乗船手続き」
e乗船券があれば基本的に窓口手続きは不要
新日本海フェリーの案内では、「e乗船券お客さま控」を持っている人、またはスマートフォンで表示できる人については、原則として乗船港の窓口で手続きをする必要はありません。乗船開始の案内後、乗船口へ向かいます。
e乗船券には2次元バーコードが表示されます。このため、スマートフォンを利用する場合は、通信状態やバッテリー切れに備えて事前にダウンロードしておくと安心です。紙で持っておきたい場合は印刷して持参する方法もあります。
反対にe乗船券を持っていない場合は、自動発券機または窓口で受け取ることができます。そのため、「紙の乗船券を必ずコンビニでもらわなければ船に乗れない」という仕組みではありません。
ローソンの支払い控えは乗船時に渡さず保管しておく
ローソンで受け取った支払い関係の控えは、少なくとも乗船が終わり、会社の経費精算も完了するまでは捨てずに保管しておくことをおすすめします。支払いに関するトラブルが起きた場合に、いつ・いくら支払ったかを確認する資料になるためです。
特に出張で利用する場合は、会社側が「フェリー会社発行の領収書」を求めるのか、「コンビニで受け取った支払い証明でもよい」のかによって必要書類が変わります。会社の経理規程に合わせて確認するのが確実です。
つまり、コンビニの控えを乗船時に提出して手元からなくしてしまう、と考える必要はありません。乗船用のe乗船券と、支払い・経費精算用の書類を分けて管理すると混乱しにくくなります。
会社提出用の領収書はWebから発行できる
出張などで会社に領収書を提出する必要がある場合には、新日本海フェリーの「領収書Web表示サービス」が便利です。新日本海フェリーは2025年7月から、購入した乗船券についてマイページ上で領収書を表示・ダウンロードできるサービスを開始しています。[参照] 新日本海フェリー「領収書Web表示サービス」
インターネット予約の場合は、予約サービスへログインし、該当する便を選択して「領収書Web表示サービス」からダウンロードできます。ローソンで支払ったからといって、会社提出用の証憑がコンビニの紙しか存在しないわけではありません。
出張利用なら、乗船前または乗船後にマイページを確認し、必要な領収書を保存しておくとよいでしょう。会社によって電子領収書の提出方法が異なるため、PDF等の電子データで提出するのか、印刷して提出するのかも経理担当者に確認しておくとスムーズです。
「乗船チケット」は下船時に渡す必要がある?
以前のフェリー利用経験があると、「乗船券は下船するときにも改札で回収されるのでは」と考えることがあります。しかし、新日本海フェリーでは現在、公式案内上、下船時の改札を当面の間休止しています。[参照] 新日本海フェリー「乗船・下船について」
そのため、現在の通常運用を前提にすると、下船時に紙のe乗船券お客さま控を係員へ渡して回収してもらうことを前提にする必要はありません。ただし、運用は将来変更される可能性があるため、実際の乗船日には係員の案内に従ってください。
また、新日本海フェリーは車両で乗船する人に対し、e乗船券お客さま控を車内に置き忘れないよう案内しています。出港後は危険防止のため車両甲板へ戻れないため、スマートフォンや紙のe乗船券は客室へ持っていくのが基本です。[参照] 新日本海フェリー「航海中の車両甲板への立ち入り」
ローソン支払いから乗船までの流れ
コンビニ支払いを利用した場合の流れを簡単に整理すると、次のようになります。
- 新日本海フェリーで乗船便を予約する
- 支払方法にコンビニ支払いを選択する
- 指定された期限内にローソンなどで料金を支払う
- コンビニで受け取った支払い関係の控えは保管する
- 新日本海フェリーの予約画面で精算済みになっていることを確認する
- 「e乗船券お客さま控」をスマートフォンへダウンロードするか印刷する
- 乗船時にe乗船券の2次元バーコードを提示する
- 会社提出用の領収書が必要ならWeb領収書を取得する
新日本海フェリーは通常、出港時刻の60分前まで、ゴールデンウィーク・夏休み・年末年始については90分前までにフェリーターミナルへ到着するよう案内しています。e乗船券を用意していても、ギリギリの到着は避けたほうが安心です。
会社の出張で利用するなら3種類の書類を混同しない
経費精算がある場合には、「コンビニの支払い控え」「e乗船券お客さま控」「領収書」の役割を分けて考えると分かりやすくなります。
| 書類・データ | 主な役割 | 扱い |
|---|---|---|
| ローソン等の支払い控え | コンビニで支払ったことの確認資料 | 経費精算完了まで保管推奨 |
| e乗船券お客さま控 | フェリーへの乗船 | スマホ表示または印刷して利用 |
| 新日本海フェリーの領収書 | 購入代金の領収証憑 | 対象予約はWebから表示・ダウンロード可能 |
特に「お客様控え」という似た名称があるため混同しがちですが、コンビニの支払い関係書類と新日本海フェリーのe乗船券は役割が違います。
会社から「領収書と乗船したことが分かる書類の両方を提出してください」と指定されるケースもあります。その場合に備え、e乗船券の紙や電子データも経費精算が終わるまでは残しておくと安心です。
まとめ|ローソンの控えではなくe乗船券で乗船、領収書は別途保存しておく
新日本海フェリーを予約してローソンで支払った場合、コンビニでもらった「お客様控え」を乗船時に渡して船のチケットと交換する、と単純に考える必要はありません。精算済みの対象予約では、新日本海フェリーの予約サービスから「e乗船券お客さま控」を取得し、スマートフォンまたは印刷したものを乗船時に使用できます。
e乗船券を事前に用意できる予約なら原則として窓口での乗船手続きも不要です。事前発行できない予約については、自動発券機または窓口で受け取ります。
会社への提出書類が必要なら、コンビニでもらった控えは捨てずに保管し、新日本海フェリーの領収書Web表示サービスから領収書を取得しておくのが分かりやすい方法です。また、現在は下船時の改札が休止されているため、通常は下船時にe乗船券を回収してもらう運用ではありません。
「ローソンの控え=支払い関係の資料」「e乗船券お客さま控=乗船に使うもの」「Web領収書=会社の経費精算などに使う領収証憑」と整理しておけば、乗船当日も迷いにくくなります。
※本記事は2026年8月30日時点で確認できる新日本海フェリー公式案内を基にしています。乗船手続きや下船時の運用は変更される場合があるため、実際の乗船時には最新の公式案内と現地係員の指示を確認してください。


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