東京都大田区は銭湯が多い地域として知られています。昔ながらの銭湯が残る一方、近年は古い施設を生かしながら浴室やサウナ、休憩スペースなどを現代的にリニューアルする銭湯も登場しています。
「建物自体が最近新築された銭湯」に限定すると候補は少なくなりますが、「比較的最近オープンまたは大規模リニューアルした銭湯」まで含めれば選択肢があります。
2026年時点で特に新しいリニューアル例として注目しやすいのは、2025年8月に改装オープンした「第二栗の湯」です。そのほか2022年のCOCOFUROたかの湯、2019年のCOCOFUROますの湯なども、新しい感覚で利用しやすい大田区の銭湯です。
2025年8月リニューアルの「第二栗の湯」は特に新しい
最近リニューアルされた銭湯を探しているなら、まず候補になるのが大田区鵜の木の第二栗の湯です。東京都浴場組合の東京銭湯マップによると、2025年8月11日にリニューアルオープンしています。[参照:東京銭湯 第二栗の湯]
第二栗の湯そのものは新規開業ではなく、長年地域で営業してきた銭湯です。2025年の改修では、従来の雰囲気やレイアウトを残しながら、ロビー・脱衣場・浴室を一新。男女ともサウナが新しくなり、シャワーやフリースペースなども整備されています。
一方で昔から使われてきたステンドグラスや浴室のタイルなどは残されており、完全なデザイナーズ銭湯とは少し違います。「昔ながらの東京銭湯らしさは欲しいけれど、設備は新しいほうがいい」という人には面白い選択肢です。
場所は大田区鵜の木2丁目で、東急多摩川線の鵜の木駅から徒歩4分程度と案内されています。営業時間や休業日は変更される場合があるため、訪問直前に公式情報を確認すると安心です。
2022年に生まれ変わった「COCOFUROたかの湯」
現代的な雰囲気の銭湯を求めるなら、大田区仲六郷のCOCOFUROたかの湯も代表的な存在です。もともと約50年間営業していた「隆の湯」が2020年に営業を終え、その施設をデザイナーズ型銭湯として再生したものです。
運営会社の楽久屋によると、COCOFUROたかの湯は2022年3月にオープンしました。[参照:株式会社楽久屋 COCOFUROたかの湯グランドオープン]
特徴は炭酸泉やあつ湯に加え、熱風オートロウリュを備えたサウナです。音楽とロウリュを組み合わせた「ミュージックロウリュ」でも知られています。[参照:COCOFUROたかの湯公式サイト]
京急線の雑色駅から徒歩圏内なので、蒲田周辺からもアクセスしやすい立地です。「昔ながらの銭湯」よりも、サウナや現代的な設備を重視する人に向いています。
2019年リニューアルの「COCOFUROますの湯」も新しい感覚
東急池上線沿線なら、大田区南久が原のCOCOFUROますの湯も候補です。公式サイトによると2019年3月1日にオープンしたCOCOFUROブランドの第1号店で、古い銭湯をデザイナーズ型銭湯として再生した施設です。[参照:COCOFUROますの湯公式サイト]
黒湯温泉の掛け流し風呂、高濃度炭酸泉、サウナなどを備えています。大田区は黒湯の天然温泉を楽しめる銭湯が多い地域ですが、その大田区らしさと現代的な銭湯デザインを組み合わせているのが特徴です。
久が原駅から徒歩約1分というアクセスの良さもポイントです。車を使わず銭湯巡りをしたい場合にも利用しやすいでしょう。
新しさで比較すると第二栗の湯が現在有力
「最近リニューアルされた」という条件を優先して代表的な施設を比較すると、次のように整理できます。
| 銭湯 | 主なリニューアル・オープン時期 | 特徴 |
|---|---|---|
| 第二栗の湯 | 2025年8月 | 昔の雰囲気を残しながら浴室・脱衣場・サウナなどを一新 |
| COCOFUROたかの湯 | 2022年3月 | デザイナーズ型・オートロウリュ・ミュージックロウリュ |
| COCOFUROますの湯 | 2019年3月 | デザイナーズ型・黒湯天然温泉・炭酸泉・サウナ |
| はすぬま温泉 | 2017年リニューアル | 大正ロマンをテーマにしたレトロモダンな天然温泉銭湯 |
単純にリニューアル時期の新しさを重視するなら第二栗の湯、現代的なサウナ設備を重視するならCOCOFUROたかの湯、黒湯と現代的な設備の両方を楽しみたいならCOCOFUROますの湯という選び方ができます。
レトロモダンなら「はすぬま温泉」も外せない
もう少し範囲を広げて「比較的新しく改装されたきれいな銭湯」という条件なら、西蒲田のはすぬま温泉も候補です。公式サイトによると1944年創業の老舗ですが、2017年に大正ロマンをコンセプトとするレトロモダンな銭湯へリニューアルしています。[参照:はすぬま温泉公式サイト]
湯船には天然温泉を使用し、水風呂は源泉掛け流し。炭酸風呂やサウナも用意されています。東急池上線の蓮沼駅から徒歩2分程度なので、蒲田駅周辺からも訪れやすい立地です。
新築ホテルの大浴場のような「新しさ」とは異なり、昔の銭湯文化を現代的に再構成した空間です。レトロな雰囲気と清潔感の両方を求める人に向いています。
「最近できた銭湯」と「最近改装された銭湯」は分けて考える
大田区の銭湯を探すときに注意したいのが、新規開業とリニューアルオープンの違いです。近年話題になった施設でも、土地に新しく銭湯を建ててゼロから開業したとは限りません。
COCOFUROたかの湯は旧「隆の湯」を再生した施設ですし、第二栗の湯も長い歴史を持つ既存銭湯の大規模改修です。COCOFUROますの湯やはすぬま温泉も、既存の銭湯を現代的に再生した施設です。
そのため「建物も含めて完全に新しい銭湯」を探すのか、「浴室や設備が最近リニューアルされてきれいな銭湯」を探すのかによって候補が変わります。後者であれば、大田区には魅力的な選択肢が複数あります。
まとめ:大田区で最近のリニューアルなら第二栗の湯が注目
大田区で比較的最近できた、またはリニューアルされた銭湯を探す場合、リニューアル時期の新しさでは、2025年8月11日に営業を再開した第二栗の湯が特に注目できる施設です。昔ながらの部分を残しつつ、ロビー・脱衣場・浴室やサウナなどが新しくなっています。
より現代的なデザイナーズ銭湯なら2022年オープンのCOCOFUROたかの湯、黒湯天然温泉も重視するなら2019年オープンのCOCOFUROますの湯、大正ロマン風の雰囲気なら2017年リニューアルのはすぬま温泉も候補になります。
大田区は現在も多くの銭湯が営業する地域なので、「新しい設備」「サウナ」「黒湯天然温泉」「昔ながらの雰囲気」など何を重視するかで選ぶと楽しみやすくなります。営業時間・定休日・サウナ利用条件などは変更されることがあるため、訪問前には各施設の公式サイトや東京都浴場組合の最新情報を確認すると安心です。


コメント