東名高速道路を夜に走っていると、インターチェンジ付近や高速道路のすぐ脇に、赤・紫・青などの照明で派手にライトアップされた建物が見えることがあります。昼間はあまり目立たないのに、夜になると強いネオンや照明が見えるため、「あの怪しい灯りの建物は何の店なのだろう」と気になった経験がある人もいるでしょう。
場所や建物の形、看板などが分からなければ特定の施設名までは断定できませんが、東名高速のインターチェンジ周辺で夜間に派手な照明を出している建物の代表例は、ラブホテル・レジャーホテルです。東名沿線では横浜町田IC、厚木IC、御殿場IC、浜松IC、岡崎ICなどの周辺に、このタイプのホテルが点在しています。
もちろん、光っている建物がすべてラブホテルというわけではありません。パチンコ店、ゲーム・リサイクルショップ、飲食店、物流施設、結婚式場なども夜間照明を使用します。そのため「東名沿い」「派手な灯り」という条件だけでは断定せず、位置や看板を手掛かりに判断することが重要です。
東名高速沿いで目立つ派手な建物はラブホテルの可能性が高い
東名高速道路の沿線、とりわけインターチェンジ周辺にはラブホテル・レジャーホテルが複数集まっている場所があります。これは現在でも確認でき、横浜町田IC周辺のホテル自身も「東名高速道路沿いには、いくつかのインターチェンジ周辺にラブホテルが点在している」と案内しています。[東名高速沿いのラブホテル事情参照]
同資料では、横浜町田IC、厚木IC、御殿場IC、浜松IC、豊田IC周辺などを代表的なエリアとして挙げています。高速道路を降りて短時間で入れる立地は、自動車で利用することが多いレジャーホテルとの相性が良いためです。
そのため夜間の東名から見える、一般のビジネスホテルとは少し違う派手なライトアップ、大きな「HOTEL」の文字、客室ごとのように見える建物などがあれば、レジャーホテルである可能性があります。
特に分かりやすいのが横浜町田IC周辺
東名高速の東京寄りで代表的なのが横浜町田IC周辺です。この周辺には複数のレジャーホテルがあり、高速道路や国道16号から目につきやすい建物もあります。
例えば「Water Hotel Cy」は横浜町田IC近くにあるホテルで、公式サイト自身が町田のラブホテルとして営業内容を案内しています。レストランのような食事、ジェットバスなどの設備を備えた宿泊・休憩施設です。[Water Hotel Cy公式サイト参照]
また横浜町田IC付近には、建物そのものが巨大な船のように見える「HOTEL CUE SEA STORK」も存在します。ホテル情報サイトでは、東名高速の町田インターチェンジ付近から見える豪華客船風の建物として紹介されています。[HOTEL CUE SEA STORK参照]
横浜町田IC付近を夜間に通過した際に、派手な照明や独特な外観のホテル群が見えたのであれば、レジャーホテルを見ていた可能性はかなりあります。
岡崎IC付近にも東名高速沿いのレジャーホテルがある
東名高速の愛知県側にも同様の例があります。岡崎市の「HOTEL AROMA GATE」は、公式サイトで「東名高速道路・岡崎ICから近く、東名高速沿いに立地」と明記しています。[HOTEL AROMA GATE公式サイト参照]
同ホテルは休憩と宿泊の両方に対応し、ジェットバス、カラオケ、サウナなどを備えた部屋もある、いわゆるレジャーホテルです。
岡崎IC周辺のホテル検索情報でも複数のラブホテルが確認できるため、東名を東京から名古屋方面へ走る場合、「途中で派手に光っているホテルが見える」という光景そのものは珍しいものではありません。
なぜラブホテルは高速道路のインター付近に多いのか
レジャーホテルが高速道路や主要幹線道路沿いに立地する大きな理由は、自動車でアクセスしやすいからです。駅前型のホテルとは違い、大型駐車場を確保できる郊外立地との相性が良い業態です。
例えば高速道路から降りて数分でホテルへ到着できれば、長距離ドライブ中でも立ち寄りやすくなります。そのため東名高速だけでなく、全国の高速道路インターチェンジや国道バイパス周辺にもレジャーホテルが集まっている場所があります。
また郊外は都心部より広い土地を確保しやすいため、大きな客室、個別駐車場、目立つ外観などを設けやすいという事情もあります。
なぜ夜になると「怪しい灯り」に見えるのか
一般的なオフィスや店舗は閉店すると照明を落としますが、宿泊施設は夜が主な利用時間帯です。そのためレジャーホテルでは夜間にも看板や建物の照明が点灯しています。
さらに、周囲が工場、田畑、倉庫などで暗い場所では、一つの建物のLED照明だけでも非常に明るく見えます。高速道路から遠くに見えていても、周囲との明暗差によって実際以上に派手な印象になることがあります。
紫、ピンク、青、緑などの照明、間接照明、大きなHOTELの文字などが使われている場合は、一般的なビジネスホテルよりレジャーホテルらしく見えることがあります。
ただし現在のレジャーホテルには高級リゾートのような落ち着いた外観も多く、逆に派手な建物だから必ずレジャーホテルとも限りません。
「店舗」に見えても実際にはホテルというケースがある
高速道路を走行中は建物を数秒しか見ることができないため、大型店舗なのかホテルなのかを判別しにくいことがあります。
レジャーホテルの場合、大きな駐車場、独立した入口、建物全面のライトアップがあることから、夜間には大型の飲食店や娯楽施設のように見える場合があります。
一方、施設名には「HOTEL」という文字が使われていることが多いため、次回同じ場所を通る際に助手席の人が安全な範囲で看板を確認すると判別しやすくなります。運転者自身が建物を注視するのは危険なので避けましょう。
ラブホテル以外ならパチンコ店や大型娯楽施設も候補
東名高速沿いで光っている建物をすべてレジャーホテルと判断することはできません。インターチェンジ周辺は交通量が多いため、ロードサイド型の店舗も多く存在します。
例えばパチンコ店は、夜間でも大型看板や建物の照明が非常に明るい施設の代表例です。またゲームセンター、カラオケ店、アミューズメント施設、大型リサイクルショップなどでも派手なLED看板が使われます。
さらに物流倉庫の場合、夜間作業のため建物やヤード全体が明るく照らされていることがあります。物流拠点も高速道路IC付近に集まりやすいため、東名沿いではよく見られる施設です。
「赤やピンクの灯り=必ず風俗店」ではない
夜間に赤色やピンク色の照明を見ると、風俗店やアダルト関連店舗を想像する人もいます。しかし照明の色だけで営業内容を判断することはできません。
レジャーホテルでも紫や青を多用する施設がある一方、一般の飲食店や結婚式場、イベント施設でも演出として同じ色が使われます。
特定するためには「どのインターチェンジの近くか」「上り線・下り線のどちらから見えたか」「建物や看板に何と書かれていたか」という情報が必要です。
東名沿いのレジャーホテルは違法な「怪しい店」という意味ではない
外観が独特で入りにくそうに見えても、レジャーホテルそのものは宿泊・休憩サービスを提供する施設です。営業には旅館業法をはじめとした関係法令が適用され、施設の形態によっては風営法上の規制も関係します。
そのため「怪しい灯り」というのは、あくまで高速道路から見た人が感じる外観上の印象です。「怪しい建物だから違法な店」という意味ではありません。
現在では一般的なホテル予約サイトに掲載されたり、公式サイトから予約できたりするレジャーホテルもあり、女子会など複数の利用プランを提供している施設もあります。
場所が分かれば建物はかなり絞り込める
東名高速道路は東京ICから小牧ICまで約350kmに及ぶ長い道路です。そのため「東名高速道路沿いにあった」という情報だけでは、一つの施設へ絞り込むことはできません。
思い出せる場合は、海老名SAの前後、横浜町田IC付近、厚木IC付近、御殿場IC付近、静岡県内、浜松IC付近、岡崎IC付近など、大まかな位置を確認してみるとよいでしょう。
例えば横浜町田IC付近ならレジャーホテルが集中するエリアが実際に存在し、岡崎IC付近にも東名高速沿いを公式にうたうレジャーホテルがあります。そのため、この2地点で見た派手なホテル状の建物なら候補をかなり絞れます。
まとめ|東名高速沿いの派手な灯りはレジャーホテルの可能性がある
東名高速道路沿いで夜に見える「怪しい灯り」の建物は、正確な場所や外観が分からなければ施設を特定することはできません。
ただし東名高速では、横浜町田IC、厚木IC、御殿場IC、浜松IC、岡崎ICなどの周辺にラブホテル・レジャーホテルが点在していることが確認できます。実際に横浜町田IC付近には高速道路から目につきやすいホテル群があり、岡崎市にも公式サイトで「東名高速沿い」と案内しているレジャーホテルがあります。
夜間に紫・ピンク・青などの派手な照明、大きなHOTELの文字、独特な外観の建物がインターチェンジ周辺に見えたのであれば、レジャーホテルである可能性は十分あります。
一方で、パチンコ店、アミューズメント施設、大型店舗、物流施設なども東名沿いにはあり、夜間照明だけで業種を断定することはできません。具体的なIC名やサービスエリア名、上り・下り、看板の文字などが分かれば、地図や店舗情報と照合することで「あの光っていた建物」が何だったのかをかなり正確に特定できます。


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