初めての海外旅行でシンガポールのホテルを選ぶとき、「シャワーの水が排水しきれずトイレ側まで流れる」「フェイスタオルが置かれていない」といった口コミを見ると不安になります。結論からいうと、シャワースペースとトイレの床が完全に分かれていない浴室は海外では珍しくありませんが、どのホテルでも水浸しになるのが普通というわけではありません。ホテルの設計によっては、いわゆるウェットルーム型で床全体を濡れてもよい前提にしていることがあります。一方、排水が極端に悪くて長時間水が残る、客室側まで水が出るといった状態は設備不良の可能性があります。タオルについても、バスタオルだけのホテルやハンドタオルを置くホテルなど備品構成はさまざまです。不安なら薄手の速乾タオルを1枚持参し、現地では必要に応じて追加タオルをホテルへ依頼するのが最も安心です。
- シンガポールのホテルでシャワーの水がトイレ側に流れることはある
- ただし排水が追いつかず大量の水がたまるのは「普通」とは限らない
- シャワーの水がトイレ側へ流れにくくする方法
- シャワーカーテンがある場合は裾を内側に入れる
- バスマットを「堤防」のように使うのは避けた方がよい
- シャワー前にトイレットペーパーや衣類を避難させる
- 滑りやすい床には特に注意する
- 排水が明らかに悪い場合はフロントへ伝えてよい
- シンガポールだから排水が悪いわけではない
- 口コミでは浴室の写真と直近レビューを確認する
- フェイスタオルがないホテルは海外では珍しくない
- 追加タオルはフロントやハウスキーピングに頼めることが多い
- 追加タオルが必ず無料とは限らない
- 初めての海外旅行なら薄手の速乾タオルを1枚持参すると便利
- タオルを床の水処理専用にしてしまわない方がよい
- 具体例:シャワーとトイレが同じ床にあるホテルの場合
- 具体例:10分以上たっても水が引かない場合
- ホテルへ事前に問い合わせる方法もある
- 初めてのシンガポール旅行で持参すると便利な浴室用品
- 口コミで「タオルがない」と書かれていても内容を確認する
- ホテル選びで水回りを重視するならシャワーブースの写真を見る
- まとめ:少し床が濡れるのは珍しくないが、排水不良まで我慢する必要はない
シンガポールのホテルでシャワーの水がトイレ側に流れることはある
シンガポールに限らず、海外のホテルではシャワーブースの床と洗面・トイレ側の床に大きな段差がなく、浴室全体を防水した「ウェットルーム」に近い造りが採用されることがあります。
このタイプでは、シャワーカーテンやガラス板である程度水を遮りますが、日本のユニットバスのように浴槽や洗い場がはっきり独立していないため、シャワーの水が少し外側へ流れることがあります。
特にコンパクトな客室や比較的リーズナブルなホテルでは、浴室面積を抑えるためにシャワーとトイレが近い設計も珍しくありません。そのため口コミに「トイレ側まで床が濡れた」と書かれていても、必ずしも異常とは限りません。
ただし排水が追いつかず大量の水がたまるのは「普通」とは限らない
ウェットルーム型でも、本来は床の勾配と排水口によってシャワーの水が排水される設計です。シャワーを止めても長時間くるぶし近くまで水が残る、排水口から逆流する、浴室外まで水が流れるといった状態は、単なる海外仕様ではなく排水設備の不調である可能性があります。
排水口に髪の毛が詰まっている、床の勾配が弱い、排水能力が小さいなど、ホテルごとに事情は異なります。
口コミを読むときは「少し床が濡れる」という話と、「排水が詰まって水があふれる」という話を分けて考えることが大切です。後者が複数の最近の口コミで繰り返されているホテルなら、予約前に注意した方がよいでしょう。
シャワーの水がトイレ側へ流れにくくする方法
浴室の構造そのものは変えられませんが、使い方を少し工夫すると水の広がりをかなり抑えられる場合があります。
まずシャワーヘッドをできるだけ壁側・排水口側へ向けます。可動式シャワーなら、ガラス扉やカーテンの外へ水が直接当たらない角度にすると効果的です。
また水圧を最大にせず、必要十分な強さに落とすと床へ跳ねる量を減らせます。特にシャワーブースが狭い場合は、水圧を少し弱めるだけでも違います。
シャワーカーテンがある場合は裾を内側に入れる
シャワーカーテン式の浴室では、カーテンの使い方によって水漏れの量が大きく変わります。
カーテンの裾をシャワースペースの内側へ入れ、隙間をできるだけ作らないようにします。裾がトイレ側へ出ていると、水がカーテンを伝って外側へ流れやすくなります。
シャワーを浴びる前に、カーテンの位置と排水口の位置を一度確認しておくと慌てにくくなります。
バスマットを「堤防」のように使うのは避けた方がよい
水が流れてくるからといって、ホテルのバスマットやタオルを大量に床へ置いて水をせき止める方法はあまりおすすめできません。
多少の水滴を吸収する程度なら問題ありませんが、バスマットがびしょ濡れになるほどの水量なら排水や設備側の問題である可能性があります。
大量の水をタオルで吸わせ続けるより、フロントへ連絡して排水を確認してもらう方が適切です。
シャワー前にトイレットペーパーや衣類を避難させる
ウェットルーム型で特に注意したいのが、濡らしたくない物の置き場所です。
トイレットペーパーがシャワーのすぐ横にある場合、予備のロールや紙袋などは水が届かない場所へ移しておきます。着替え、スマートフォン、ポーチなども浴室の床や低い棚には置かない方が安心です。
ホテルによってはタオルラックがシャワーに近いこともあるため、乾いたタオルを使う直前まで室内側へ置いておく方法もあります。
滑りやすい床には特に注意する
水がトイレ側まで広がるタイプの浴室では、転倒にも注意が必要です。タイル床は濡れると想像以上に滑ることがあります。
シャワー後に急いで歩かず、まず足元の水分を確認しましょう。バスマットがある場合は、シャワースペースを出た位置など比較的水が少ない場所へ置いて使います。
床全面が濡れる設計のホテルなら、滑りにくい簡易サンダルを持参する人もいます。ただしホテルのスリッパは濡れた床向けではないものも多いため注意が必要です。
排水が明らかに悪い場合はフロントへ伝えてよい
水がなかなか引かない場合は、我慢して使い続ける必要はありません。ホテルのフロントや客室係へ排水が悪いことを伝えましょう。
英語なら「The shower is not draining properly.」や「The bathroom floor is flooding when I take a shower.」程度で十分伝わります。
ホテル側で排水口を清掃してもらえる場合もあれば、空室状況によっては部屋を変更してもらえることもあります。
シンガポールだから排水が悪いわけではない
「海外ホテルでは普通なのか」という疑問については、国というよりホテルの建物・築年数・価格帯・浴室設計による差が大きいと考える方が正確です。
シンガポールには高級ホテルからカプセルホテル、ブティックホテル、低価格帯ホテルまで幅広い宿泊施設があります。ガラスで完全に独立したシャワーブースのホテルも多数あります。
そのため「シンガポールのホテルは全部トイレまで水浸しになる」と考える必要はありません。
口コミでは浴室の写真と直近レビューを確認する
予約前に確認するなら、文章だけでなく宿泊者が投稿している浴室写真を見るのがおすすめです。
シャワーとトイレの間にガラス扉があるか、半分だけガラス板があるか、カーテンだけなのか、床に段差があるかを見ると、水が流れやすい構造かある程度判断できます。
また古い口コミより、直近数か月~1年程度のレビューを優先してください。ホテルは改装によってシャワーブースや排水設備が改善されることもあるためです。
フェイスタオルがないホテルは海外では珍しくない
海外ホテルでは、日本で一般的な「バスタオル+フェイスタオル」という組み合わせになっていないことがあります。
ホテルによっては大判のバスタオルだけを用意していたり、バスタオルと小さなハンドタオルを用意していたりします。逆にフェイスタオル、ハンドタオル、バスタオルがすべてそろうホテルもあります。
したがって「フェイスタオルがない=サービスが悪い」というより、ホテルごとの標準備品が違うと考えるのがよいでしょう。
追加タオルはフロントやハウスキーピングに頼めることが多い
タオルが足りない場合、多くのホテルではフロントやハウスキーピングへ追加を依頼できます。
英語なら「Could I have an extra towel, please?」で十分です。小さいタオルが欲しい場合は「Could I have a small towel or hand towel?」と伝えると分かりやすいでしょう。
ただし、ホテルにそもそもフェイスタオルというサイズの備品がなければ、大きめまたは小さめの別サイズが渡される場合があります。
追加タオルが必ず無料とは限らない
一般的なホテルでは客室で使う追加タオルを無料でもらえることが多いですが、すべての宿泊施設で保証されているわけではありません。
格安ホテル、ホステル、サービスを簡略化した宿泊施設では追加タオルが有料だったり、交換回数に制限が設けられていたりすることがあります。
予約サイトの「客室設備」「アメニティ」欄やホテル公式サイトにタオルについての記載がある場合は、事前に確認しておくと安心です。
初めての海外旅行なら薄手の速乾タオルを1枚持参すると便利
タオルについて不安があるなら、フェイスタオル程度の大きさの速乾タオルを1枚持っていくのがおすすめです。
一般的な綿タオルでも構いませんが、旅行用のマイクロファイバータオルなどは薄く、乾きやすく、荷物にもなりにくいという利点があります。
ホテルのタオルが足りないときだけでなく、突然の雨、プール、汗拭き、飛行機内などにも使えるため、一枚あると便利です。
タオルを床の水処理専用にしてしまわない方がよい
ホテルの浴室が濡れやすいと、フェイスタオルを床拭きに使いたくなることがあります。しかし顔や体に使うタオルを床用にするのは衛生面でも使い勝手でもおすすめできません。
床の水分はホテル備え付けのバスマットで対応し、それでも処理できないほどならホテルへ連絡しましょう。
持参する速乾タオルも、できれば自分の顔や手を拭く用途として確保しておく方が安心です。
具体例:シャワーとトイレが同じ床にあるホテルの場合
例えば、シャワーとトイレの間に半透明のガラス板が一枚だけあり、床にはほとんど段差がない客室だったとします。
この場合、シャワーヘッドを壁側へ向け、水圧を少し弱め、ガラス板の外側へ直接水を飛ばさないようにすると水漏れを抑えやすくなります。
シャワー後にトイレ周辺が少し濡れていても、数分で排水される程度なら、その浴室の設計上よくある範囲と考えられます。
具体例:10分以上たっても水が引かない場合
一方、シャワーを止めて10分以上たっても床に大量の水が残り、トイレの足元だけでなく洗面台やドア付近まで水が広がっている場合は、単なるウェットルームだからと我慢しない方がよいでしょう。
排水口の詰まりなどが考えられるため、客室からフロントへ連絡して状況を説明します。
スタッフが確認し、清掃や修理を行う場合もあります。再発するなら部屋変更が可能か相談するのも一つの方法です。
ホテルへ事前に問い合わせる方法もある
すでに宿泊ホテルが決まっていて口コミが気になる場合は、出発前にホテルへ問い合わせても構いません。
「Does the bathroom have a separate shower area?」「Are hand towels provided in the room?」などとメールで聞けば、浴室の仕様やタオルの備品を確認できます。
高級ホテルでなくても、公式サイトに問い合わせフォームやメールアドレスがある場合があります。どうしても気になるなら事前確認が最も確実です。
初めてのシンガポール旅行で持参すると便利な浴室用品
浴室関係で最低限持っていくと便利なのは、薄手の速乾タオル、普段使っている歯ブラシ、必要ならシャンプー類です。
さらに浴室が濡れやすいホテルを予約している場合は、小さなビニール袋や防水ポーチがあると、着替えや電子機器を濡らさずに済みます。
逆に大きなバスタオルまで日本から持参すると荷物が増えるため、ホテル側にバスタオルが用意されているなら通常は不要です。
口コミで「タオルがない」と書かれていても内容を確認する
ホテル口コミでは「タオルがない」という表現にもいくつかの意味があります。
「バスタオルしかなくフェイスタオルがなかった」という意味の場合もあれば、「チェックイン時にタオルが補充されていなかった」という清掃ミスの場合もあります。
後者であればフロントへ連絡すれば届けてもらえることが多いため、口コミの一文だけで判断せず具体的な内容を確認しましょう。
ホテル選びで水回りを重視するならシャワーブースの写真を見る
水回りの快適さを特に重視するなら、料金や立地だけでなく客室写真から浴室タイプを選ぶのがおすすめです。
完全なガラス扉で囲われた独立シャワーブースなら、水がトイレ側へ流れる可能性はかなり低くなります。一方、ガラス板が半分だけのウォークインシャワーやカーテンだけの浴室は、水跳ねが起きやすい傾向があります。
ホテルによって同じ施設内でも客室タイプごとに浴室構造が違うことがあるため、予約する部屋タイプの写真まで確認すると安心です。
まとめ:少し床が濡れるのは珍しくないが、排水不良まで我慢する必要はない
シンガポールを含む海外ホテルでは、シャワーとトイレの床が完全に分離されていないウェットルーム型の浴室があり、シャワーの水がトイレ側まで多少流れることは珍しくありません。
ただし、水が大量にたまり続ける、排水口から逆流する、浴室の外まで水があふれるといった状態まで「海外では普通」と考える必要はありません。その場合はホテルスタッフへ排水不良を伝え、点検や部屋変更を相談しましょう。
使用時には、シャワーヘッドを壁・排水口側へ向ける、水圧を少し弱める、カーテンを内側へ入れる、濡らしたくない物を浴室から離すといった工夫が有効です。
タオルについては、海外ホテルでは日本と同じサイズ構成とは限りません。追加のタオルをフロントやハウスキーピングへ頼めるホテルは多いですが、希望するサイズが必ず用意されているとは限りません。
初めての海外旅行なら、ホテルのバスタオルを基本的に利用しつつ、フェイスタオル程度の薄手の速乾タオルを1枚だけ日本から持参しておくと安心です。大きな荷物にはならず、ホテルの備品が想定と違った場合にも対応できます。

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