ホテルや旅館の大浴場・脱衣所は、一般の宿泊者が服を脱いだり身支度をしたりする非常にプライバシー性の高い場所です。そのため、通常利用では写真や動画を撮らないのが基本で、施設によってはスマートフォンやカメラの持ち込み・使用そのものを禁止しています。2026年9月には、タレントの板野友美さんがホテルの大浴場脱衣所で撮影したYouTube動画をめぐってSNS上で議論となり、本人がホテルから特別な撮影許可を得ていたと説明する出来事がありました。「最近ネットニュースで見た脱衣所撮影の話」としては、この件を指している可能性が高いでしょう。
- 2026年9月に話題になったのは板野友美さんのホテル脱衣所撮影
- 板野友美さん側は「ホテルから特別な撮影許可を得ていた」と説明
- 一般客がホテルの脱衣所で撮影するのはマナーとして避けるべき
- 実際にスマホ持ち込みや撮影を禁止しているホテルは多い
- 「誰もいない脱衣所」でも勝手に撮らない方がよい
- 鏡の前で自撮りするだけでも注意が必要
- 貸切風呂や客室露天風呂なら撮影してもよい?
- ホテルから許可をもらった撮影と一般利用時の撮影は別物
- 撮影禁止は単なる「細かいマナー」だけの問題ではない
- スマホを触っているだけでも誤解されやすい
- SNSへ投稿するときは背景の映り込みにも注意
- ホテルで写真を撮りたい場合の基本ルール
- 今回のネットニュースを整理するとどういう話だった?
- まとめ:ホテルの大浴場・脱衣所では基本的に撮影しない
2026年9月に話題になったのは板野友美さんのホテル脱衣所撮影
2026年9月3日、板野友美さんは自身のYouTubeチャンネルで、家族で栃木県日光市のホテルを訪れた旅行動画を公開しました。その動画には、大浴場の脱衣所とみられる共用スペースで、入浴後に娘の髪を乾かしたりスキンケアをしたりする場面が含まれていました。
このシーンについてSNSでは、「脱衣所でカメラを回してよいのか」「ほかの利用者がいる可能性のある場所で撮影するのはどうなのか」といった趣旨の指摘が相次ぎ、ネットニュースでも取り上げられました。日刊スポーツも、大浴場脱衣所の共用エリアとみられる場所でカメラを回すことについて議論が起きたと報じています。[参照]
デイリースポーツも2026年9月5日付でこの問題を報じており、動画を見た利用者から公共の脱衣所での撮影を疑問視する声が出たと伝えています。[参照]
板野友美さん側は「ホテルから特別な撮影許可を得ていた」と説明
重要なのは、この件が「ホテルに無断で撮影していた」と確認された事件ではないことです。板野友美さんは2026年9月5日、問題となったシーンについて、ホテル側から特別に撮影許可を得たうえで撮影したと説明しました。
また、動画についてホテルの撮影協力を受けていたことも説明し、脱衣所で通常の宿泊者が勝手にカメラを回したケースとは事情が異なるとしています。その一方で、視聴者に通常利用時の撮影であるかのような印象を与えたことについて、「誤解を招くような表現」として謝罪しました。[参照]
つまり、このニュースから「ホテルの脱衣所は撮影しても大丈夫」と判断するのは逆です。報道されたケースは施設側から特別な許可を得た撮影であり、一般の宿泊客に同じことが認められているという意味ではありません。
一般客がホテルの脱衣所で撮影するのはマナーとして避けるべき
大浴場の脱衣所では、いつ人が服を脱ぐか分かりません。撮影者が「自分しか映していない」「ほかの人は画面に入っていない」と思っていても、利用者から見ればカメラを向けられているだけで不安を感じる可能性があります。
例えば鏡越しに別の利用者が映り込んだり、画面の端に裸や着替え中の姿が入ったりすることもあります。動画の場合は声や会話が記録される可能性もあります。
そのため大浴場や脱衣所では、撮影するかどうか以前にスマートフォンを操作しないというルールを設定している宿泊施設もあります。「ほかの人がいなければ撮ってよい」と自己判断せず、施設の利用規則に従うことが基本です。
実際にスマホ持ち込みや撮影を禁止しているホテルは多い
ホテル独自のルールを見ると、大浴場・脱衣所での撮影禁止は珍しいものではありません。例えば大洗ホテルは、脱衣所を含む浴室へのスマートフォン、タブレット、カメラ等の持ち込みを固く断ると公式FAQで案内しています。[参照]
京急 EXイン 京急蒲田駅前も、脱衣所・浴室内におけるカメラ、ビデオカメラ、カメラ付き携帯電話等での撮影を禁止しています。[参照]
森林ホテルではさらに明確に、大浴場・脱衣所で「写真撮影」「動画撮影」「スマートフォン・タブレット・携帯電話の使用」を禁止し、カメラ機能のある機器を持ち込まないよう案内しています。[参照]
「誰もいない脱衣所」でも勝手に撮らない方がよい
よくある疑問が、「誰もいないと確認してから撮影するなら問題ないのでは」というものです。しかし、共用の脱衣所では撮影中に別の利用者が突然入ってくる可能性があります。
さらに、施設が撮影そのものを禁止している場合、ほかの利用者が映っているかどうかにかかわらず利用規則に反します。SNSへ投稿しない自分用の写真であっても、禁止されている場所では撮影しない方がよいでしょう。
実際、古屋旅館は大浴場および脱衣所について、スマートフォン・カメラ等の持ち込みと撮影を理由を問わず禁止すると公式サイトで案内しています。[参照]
鏡の前で自撮りするだけでも注意が必要
脱衣所には大きな鏡が設置されていることが多く、入浴後に浴衣姿や髪を乾かしている様子を撮りたくなることがあります。しかし鏡は、自分の背後にいる人まで広範囲に映してしまいます。
本人は自分の顔しか見ていなくても、撮影された写真を後から拡大すると、別の利用者が小さく写り込んでいることも考えられます。動画ならさらに映り込みの範囲が広がります。
記念写真を撮りたい場合は、脱衣所を出てロビーや客室など撮影可能な場所へ移動するのが安全です。ロビーなども撮影ルールが設定されている場合があるため、ほかの利用者を映さない配慮は必要です。
貸切風呂や客室露天風呂なら撮影してもよい?
大浴場とは異なり、自分たちだけで利用する貸切風呂や客室内の露天風呂では、施設が撮影を認めているケースがあります。ただし「貸切だから必ず撮影自由」とまでは言えません。
施設によって利用規約が異なり、商用撮影、YouTube撮影、ライブ配信などについて別途許可が必要な場合もあります。特に収益化されたSNS・動画コンテンツの撮影では、個人的な記念撮影とは扱いが異なることがあります。
写真や動画を公開する予定なら、予約時やチェックイン時に「貸切風呂で撮影してSNSへ掲載しても問題ないですか」と確認しておくと確実です。
ホテルから許可をもらった撮影と一般利用時の撮影は別物
テレビ番組、雑誌、YouTube、ホテル公式広告などでは、大浴場や脱衣所の写真・映像を見ることがあります。これは一般利用者と同じ条件で撮影しているとは限りません。
通常は施設側との調整によって営業時間外に撮影したり、撮影時間中は一般利用者が入れないようにしたり、出演者やスタッフだけで撮影したりすることがあります。
今回の板野友美さんのケースも、本人の説明ではホテル側から特別な撮影許可を受けていました。「有名人が撮っていたから自分も撮影してよい」ではなく、特別許可による撮影と通常営業中の一般客による撮影を分けて考える必要があります。
撮影禁止は単なる「細かいマナー」だけの問題ではない
脱衣所での撮影は「ちょっと行儀が悪い」という程度に考えない方がよいでしょう。裸や下着姿になることを前提とした場所なので、利用者のプライバシーへの配慮が特に求められます。
ホテル津センターパレスでは2025年、男性大浴場内でスマートフォンによる動画撮影をしていたという目撃情報を受け、大浴場および脱衣室では撮影を一切禁止していると改めて告知しました。同ホテルは他の宿泊客のプライバシーを著しく侵害する行為になり得るとして、SNSへの投稿をしないよう強く警告しています。[参照]
具体的な法的評価は撮影内容や状況、地域の条例、映り込んだ対象などによって異なるため、「脱衣所でスマホを出しただけで必ず犯罪になる」と一律には言えません。しかし、他人の裸などを無断で撮影すれば、単なるマナー違反では済まない可能性があります。
スマホを触っているだけでも誤解されやすい
脱衣所で「撮影ではなくLINEを見ていただけ」という場合でも、周囲からはスマートフォンのカメラが起動しているかどうか分からないことがあります。
特にスマートフォンを人のいる方向へ向けたり、鏡に向かって構えたりすると、盗撮ではないかと不安を与える可能性があります。そのため施設によっては撮影だけでなくスマートフォンの使用そのものを禁止しています。
緊急の連絡や時間確認が必要なら、服を着て脱衣所の外へ出てからスマートフォンを使うのが最もトラブルを避けやすい方法です。
SNSへ投稿するときは背景の映り込みにも注意
ホテル旅行では、浴衣、温泉、サウナなどの写真をInstagram、X、TikTok、YouTubeへ投稿する人も多いですが、撮影場所だけでなく背景にも注意が必要です。
例えば脱衣所の鏡に他人が映っていなくても、ロッカーに置かれた他人の荷物、宿泊者名が分かるもの、子どもの姿などが映り込む場合があります。
ホテルのロビーやレストランなど撮影可能な場所でも、ほかの客の顔を無断で大きく映した状態で投稿することは避け、必要ならトリミングやぼかしを入れるなどの配慮をするとよいでしょう。
ホテルで写真を撮りたい場合の基本ルール
宿泊先でトラブルなく写真や動画を残すには、場所ごとに考えると分かりやすくなります。
| 場所 | 撮影の考え方 |
|---|---|
| 自分の客室 | 一般的な記念撮影は可能なことが多いが、商用・大規模撮影は規約を確認 |
| 貸切風呂・客室露天風呂 | 施設規則を確認。SNS・動画撮影は必要に応じて事前確認 |
| 大浴場 | 原則撮影しない。スマホ等の持ち込み禁止施設も多い |
| 脱衣所 | 原則撮影しない。スマホ操作自体を禁止する施設もある |
| ロビー・廊下 | 施設規則と他の宿泊客への配慮が必要 |
| レストラン | 料理撮影は可能なことが多いが、店員や他の客を無断で撮らない |
迷った場合は、「撮影して怒られるだろうか」と考えるより、スタッフへ事前に聞くのが最も確実です。施設ごとにルールが違うためです。
今回のネットニュースを整理するとどういう話だった?
今回話題となった出来事を時系列で簡単に整理すると、2026年9月3日に板野友美さんが家族旅行のYouTube動画を公開し、その中にホテル大浴場の脱衣所とみられる場所で撮影したシーンが含まれていました。
その後、共用の脱衣所でカメラを回すことへの疑問や批判がSNSで広がり、9月5日に複数のメディアが報道しました。板野さんは同日、ホテル側から特別な撮影許可を得たうえで撮影していたと説明しつつ、誤解を招く表現になったことを謝罪しました。[参照]
したがって「ホテルの脱衣所で勝手に撮影して炎上した」という単純な話ではありません。施設側の特別許可があった一方、一般客が通常利用する脱衣所のように見える映像だったため、視聴者から撮影マナーについて疑問が出たというのが正確な整理です。
まとめ:ホテルの大浴場・脱衣所では基本的に撮影しない
2026年9月にネットニュースで大きく取り上げられたホテル脱衣所の撮影問題としては、板野友美さんのYouTube動画をめぐる騒動があります。大浴場の脱衣所で娘の髪を乾かす場面などを撮影した映像に批判が集まり、本人が9月5日に説明・謝罪しました。[参照]
ただし、この撮影について本人はホテル側から特別な撮影許可を得ていたと説明しています。そのため、無断撮影だったと断定するのは正しくありません。
一方、一般客がホテルを利用する場合は話が別です。実際に多くのホテルや旅館が大浴場・脱衣所での写真・動画撮影を禁止し、中にはスマートフォンやカメラの持ち込み・使用自体を禁止する施設もあります。[参照][参照]
結論として、大浴場や脱衣所では「人がいないから撮る」のではなく、基本的にカメラを出さないのが安全なマナーです。どうしても施設内で撮影したい場合は、客室や撮影可能な場所へ移動するか、事前にホテル・旅館へ確認しましょう。特別な撮影許可を受けたメディア撮影と、一般宿泊客の通常利用は別物として考えることが大切です。

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