タクシーアプリ「GO」を開くと、地図上に複数の車両らしき表示が現れ、白い丸・青い丸・横棒のように見えるマークが混在することがあります。「この色や形がタクシー会社を表しているのでは?」と考えたくなりますが、2026年9月時点でGOの公式サポートを確認する限り、これらの地図上のマークをタクシー会社別の識別記号として説明した公式資料は確認できません。一方、GOにはタクシー会社を明示的に選択して配車する機能や「お気に入りのタクシー会社」を登録する機能があります。したがって、特定会社の車両を探したい場合は、地図上の色や形から会社を推測するのではなく、会社指定機能を利用するのが確実です。なお、お気に入りの会社の車だけを地図上に絞り込んで表示する機能は、現在の公式案内では確認できません。
GOの地図に表示されるマークは会社名の識別表示とは確認されていない
GOの地図画面では、周辺にいる車両を示しているように見える記号が表示されることがあります。しかし、GOの公式サポートや配車の仕組みに関する案内では、「白い丸はA社」「青い丸はB社」「横棒はC社」というような会社別の凡例は公開されていません。
GOは全国の多数のタクシー事業者と提携しています。そのため、もし地図上の色だけで会社を識別できる仕様なら会社数に対して数種類のマークでは足りません。少なくとも利用者向けの公式機能として、色や形をタクシー会社の判別に使うことは案内されていません。
したがって、地図上の白・青・横棒状の表示だけを見て「このマークだから○○タクシー」と判断するのは避けた方がよいでしょう。アプリの表示デザインや車両状態などによる表示差の可能性もありますが、GOが正式な凡例を公表していない以上、意味を断定することも適切ではありません。
GOではタクシー会社を指定して「今すぐ呼ぶ」ことができる
会社を指定したい場合には、GOが正式に用意している「会社指定」を利用できます。GO公式サポートによると、「今すぐ呼ぶ」で配車する場合はタクシー会社を指定して配車することが可能です。[参照]
基本的な操作は、乗車地と目的地を設定して「次へすすむ」→「車両・会社を選ぶ」→「会社を選ぶ」と進み、利用したいタクシー会社を選択してから配車依頼を出す流れです。
つまり「お気に入りの会社に乗りたい」という目的であれば、地図上の車両を目視で探すより、会社指定から直接その会社へ配車依頼を出すのがGOの想定された利用方法です。
お気に入りのタクシー会社は登録できる
よく利用する会社が決まっている場合には、その会社を「お気に入り」に登録できます。GO公式サポートには、登録済みのお気に入り会社を配車時に簡単に選択する方法が案内されています。[参照]
配車時に「車両・会社を選ぶ」から会社選択画面へ進むと、「お気に入り」欄に登録した会社が表示されます。そこから希望する会社を選んで配車できます。
毎回会社一覧から探す必要がなくなるため、「できる限りこの会社を使いたい」という人には便利な機能です。
お気に入り会社の車両だけを地図上に表示する機能は確認できない
一方、「お気に入り会社を選んだら、その会社のタクシーだけが地図上に表示される」というフィルター機能については、2026年9月時点のGO公式サポートでは案内されていません。
GOの会社指定機能は配車対象となる会社を選択する機能であり、周辺にいる特定会社の全車両を地図上で一覧・追跡する機能とは異なります。
そのため、例えば「○○タクシーが駅の東側に3台、西側に1台いる」といった形で、お気に入り会社の空車位置だけを地図から確認する用途には現在のGOは向いていません。
近くにお気に入り会社の空車がいるかは会社選択画面である程度分かる
ただし、特定会社の車両が近くに配車可能な状態でいるかどうかを知る手掛かりはあります。
GO公式サポートによると、お気に入りに登録した会社について、その会社の空車車両が近くにいない場合は会社名がグレーアウトし、指定できない仕様になっています。[参照]
例えばお気に入りに登録した「Aタクシー」を会社選択画面で確認し、通常どおり選択できる状態なら、その時点でGOが配車可能と判断する同社車両が周辺に存在している可能性があります。反対にグレーアウトしていれば、少なくともその時点では近くに配車可能な同社の空車がいないと判断できます。
ただし、これは「どこにいるか」を示す機能ではありません。確認できるのは、配車可能性の有無に近い情報です。
地図に車が見えていても、そのタクシーをそのまま選べるとは限らない
GOでは、利用者が地図上に見えている特定の車両をタップして、「このタクシーを呼ぶ」と自由に指名する仕組みが基本ではありません。
GO公式は、利用者が会社や車両タイプなどの条件を設定した後、配車アルゴリズムが「最も早く到着する可能性が高い」「利用体験が良い可能性が高い」と判断した車両へ配車を依頼する仕組みだと説明しています。[参照]
したがって、地図上にタクシーらしき表示が自宅のすぐ近くに見えていても、その車両が自分の配車依頼を受けるとは限りません。営業状態、すでに別の注文が割り当てられているか、会社指定、車両条件などによって結果が変わります。
「空車が街を走っている」と「GOで配車可能」は必ずしも同じではない
道路上で実際に空車表示のタクシーを見かけても、GOアプリではその会社が選択できないことがあります。
タクシー会社には電話配車や自社予約、乗り場対応などさまざまな営業があります。そのため外から見て空車に見えることと、GOからその瞬間に配車できることは完全には一致しません。
お気に入り会社の車両が目の前に走っているのにGOでは指定できない、といった状況も理論上は起こり得ます。GO上では、あくまでアプリが「配車可能」と判断している車両を基準に考える必要があります。
AI予約では会社指定の扱いが「優先」になる点にも注意
「今すぐ呼ぶ」と予約では、会社指定の意味が少し異なります。
GO公式サポートでは、「今すぐ呼ぶ」の場合はタクシー会社を指定して配車できます。一方、「AI予約」や「GO PREMIUM」では、指定会社のタクシーを優先して配車し、指定会社の車両が見つからない場合は別会社のタクシーが迎えに来る可能性があると説明されています。[参照]
「絶対にお気に入り会社に乗りたい」という場合には、この違いを理解しておいた方がよいでしょう。
お気に入り会社を使いたい場合の実用的な確認方法
特定会社の利用を優先したい場合、地図上のアイコンを見分けるより、会社選択画面を利用する方が確実です。
例えば乗車場所を設定した後、「車両・会社を選ぶ」→「会社を選ぶ」と進み、お気に入り欄を確認します。希望会社が選択できる状態なら、その会社を指定して「今すぐ呼ぶ」を利用します。
希望会社がグレーアウトしている場合は、GO上では近くにその会社の配車可能な空車がいない状態です。少し時間を置いて再確認するか、別会社を選ぶ方法があります。現在の仕様では、「お気に入り会社だけを地図表示して、車両がこちらへ近づくまで待つ」といった使い方より、この方法の方が現実的です。
まとめ:白・青・横棒を会社判別には使わず、会社指定・お気に入り機能を使う
GOアプリの地図上に表示される白い丸、青い丸、白い横棒のようなマークについて、2026年9月時点の公式資料では「色や形ごとにタクシー会社を表している」という説明は確認できません。そのため、マークだけから会社名を判別するのは避けた方がよいでしょう。
また、お気に入り登録した会社のタクシーだけを地図上へ絞り込んで表示し、その空車位置を確認する機能も現在の公式案内では確認できません。GOはタクシー会社別のリアルタイム空車マップとして使うというより、条件を指定したうえで配車を依頼するアプリとして設計されています。
一方で、お気に入り会社を登録し、その会社だけを指定して「今すぐ呼ぶ」ことは可能です。[参照]さらに、お気に入り会社の空車が近くにいない場合は会社名がグレーアウトするため、特定会社が現在配車可能かどうかを判断する目安にはなります。[参照]
つまり、お気に入り会社を利用したいときは「地図のアイコンから探す」のではなく、お気に入り登録→会社選択画面で配車可能か確認→その会社を指定して配車という使い方が、現在のGOでは最も確実です。


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