札幌・円山動物園の見どころ完全ガイド|ホッキョクグマ・ゾウ・オランウータンなどおすすめ展示を紹介

動物園、水族館

北海道札幌市の円山動物園は、札幌中心部からアクセスしやすく、北海道らしい動物から大型動物、熱帯地域の動物まで幅広く楽しめる動物園です。単に動物の種類が多いだけでなく、動物を近くから観察できる展示や、生息環境を意識した比較的新しい施設が多いことも特徴です。

初めて訪れる場合は、ホッキョクグマ館、ゾウ舎、オランウータンとボルネオの森、アジアゾーンなどを中心に回ると、円山動物園らしさを感じやすくなります。ここでは2026年時点の札幌市円山動物園の公式情報をもとに、特に見ておきたい展示や回り方のポイントを紹介します。

最大級の見どころはホッキョクグマ館

円山動物園で特に人気の高い施設の一つが「ホッキョクグマ館」です。2018年にオープンした施設で、ホッキョクグマだけでなくゴマフアザラシも展示されています。[札幌市円山動物園・ホッキョクグマ館]

大きな特徴が水中トンネルです。ホッキョクグマとアザラシのプール自体は分かれていますが、観覧位置によっては水中を泳ぐ姿を迫力ある角度から観察できます。ホッキョクグマを陸上から眺めるだけでなく、水中でどのように体を動かしているのかを見ることができるのが魅力です。

施設には屋外、水中など複数の観覧ポイントがあり、同じ個体でも見る場所によって印象が変わります。ただしホッキョクグマは自由に寝室へ移動でき、特に暑い時期は冷房の効いた非公開の寝室で過ごす時間が増えることがあります。姿が見えない場合は少し時間を空けて再訪するのも一つの方法です。[動物の展示情報・参照]

アジアゾウをじっくり観察できるゾウ舎

大型動物が好きなら「ゾウ舎」も外せません。円山動物園ではアジアゾウを飼育しており、現在のゾウ舎は2019年にオープンした施設です。[札幌市円山動物園・ゾウ舎]

円山動物園が公式に紹介している特徴の一つが屋内プールです。北海道の冬でもゾウが水に入れる環境が整えられており、季節に左右されにくい飼育環境になっています。タイミングが合えば、水浴びや鼻を器用に使う様子などを観察できます。[円山動物園「まるわかり」・参照]

ゾウは立っている姿だけを見るより、鼻で物をつかむ、砂や土を体にかける、仲間同士で接触するといった行動に注目すると一気に面白くなります。数分で通り過ぎず、少し長めに観察したい展示です。

2024年オープン「オランウータンとボルネオの森」は必見

比較的新しい施設として注目したいのが、2024年5月にオープンした「オランウータンとボルネオの森」です。旧施設を大きく改修し、オランウータンの動物福祉と、東南アジアの熱帯雨林や生物多様性について学べる展示を両立させています。[施設案内・参照]

ガラス越しに比較的近い距離から観察できるほか、生きた植物などを取り入れ、樹上生活をするオランウータンらしい行動を引き出すことを意識した環境になっています。

館内では植物の湿度維持などを目的として、開園時間中の14時にスコールを降らせる演出・設備もあります。単にオランウータンを見る施設ではなく、「ボルネオの森」という環境そのものを感じられる点が面白いところです。なお、オランウータンは健康維持と睡眠時間確保のため16時に寝室へ収容されるため、見たい場合は早めに訪れるのがおすすめです。[観覧案内・参照]

レッサーパンダやユキヒョウがいるアジアゾーン

かわいい動物やネコ科の動物が好きならアジアゾーンもおすすめです。ここではシセンレッサーパンダ、ユキヒョウ、ヒマラヤグマなどを見ることができます。

特にレッサーパンダは、木の上で休んだり歩いたりする姿をじっくり観察したい動物です。寒さに比較的強い動物なので、札幌らしい冬の風景と組み合わせて楽しめるのも円山動物園ならではです。

ユキヒョウについては、2026年時点の公式案内では寒帯館でおおむね9時45分ごろから16時ごろまで観覧できる案内となっています。動物の体調や管理作業によって観覧時間が変わる場合があるため、当日の展示情報を確認すると安心です。[展示時間・参照]

北海道らしさを感じるならエゾヒグマも見ておきたい

北海道旅行として円山動物園を訪れるなら、エゾヒグマも見ておきたい動物です。野生では絶対に近づくことができない大型のヒグマを、安全な場所から間近に観察できます。

円山動物園ではガラス越しに動物を近くから見られる施設が多く、エゾヒグマについても体格や爪、歩き方などを実感しやすい展示になっています。公式サイトも円山動物園の特徴として「動物との距離が近い」ことを挙げています。[円山動物園「まるわかり」・参照]

北海道の自然を象徴する動物でもあるため、道外からの観光で訪れる場合は、ホッキョクグマやゾウだけでなく北海道に生息する動物にも注目すると満足度が上がります。

ニホンザルのサル山も観察していると面白い

派手な大型動物に目が行きがちですが、サル山も円山動物園らしい定番スポットです。ニホンザルは群れで生活するため、一頭だけを見るより、複数の個体同士の関係を眺めると面白さが増します。

毛づくろいをしている個体、走り回る若い個体、少し離れた場所で休む個体など、それぞれ行動が違います。数分眺めているだけでも群れの中の関係性が見えてくることがあります。

特に雪の季節は、雪の上で生活するニホンザルの姿を見られることがあります。公式サイトでも冬の円山動物園のおすすめとしてニホンザルが紹介されています。

は虫類・両生類館は天候が悪い日にもおすすめ

ヘビ、カエル、ワニなどが好きなら「は虫類・両生類館」も見応えがあります。屋内施設なので、雨の日や北海道の寒い時期にも回りやすいのがメリットです。

円山動物園はこの施設について、美術館のような落ち着いたデザインで、一つ一つの展示をゆっくり楽しめる施設として紹介しています。大型動物とはまったく違う、生物の細かな体の構造や色を観察できます。[公式施設紹介・参照]

例えばカエルなら体色や指先、ヘビなら模様や移動方法に注目すると、短時間でもかなり楽しめます。子どもだけでなく、生き物好きの大人にもおすすめです。

初めてなら「ホッキョクグマ→ゾウ→オランウータン」を優先

時間が限られている場合、すべての展示を均等に回る必要はありません。初訪問なら、まずホッキョクグマ館、ゾウ舎、オランウータンとボルネオの森の3施設を優先すると、円山動物園の特徴をつかみやすいでしょう。

おすすめ度 施設・動物 主な見どころ
★★★★★ ホッキョクグマ館 水中トンネル、多方向からの観察
★★★★★ ゾウ舎 アジアゾウ、屋内プール
★★★★★ オランウータンとボルネオの森 新しい展示施設、熱帯雨林環境
★★★★☆ アジアゾーン レッサーパンダ、ユキヒョウなど
★★★★☆ エゾヒグマ館 北海道を代表する大型動物
★★★★☆ サル山 ニホンザルの群れの行動

時間に余裕があれば、チンパンジー館、熱帯鳥類館、は虫類・両生類館などを追加していくとよいでしょう。園内にはデジタルマップも用意されており、スマートフォンから確認できます。[園内マップ・施設案内]

冬の円山動物園も意外におすすめ

札幌の動物園ということで「冬は寒くて楽しめないのでは」と思うかもしれませんが、円山動物園は冬ならではの魅力があります。レッサーパンダやニホンザルなど、寒い時期ならではの姿を楽しめる動物がいます。

一方で、熱帯系の動物には屋内展示施設があるため、すべてを屋外だけで見るわけではありません。屋内施設を組み合わせれば、寒い日でも休憩しながら見学できます。

雪景色と動物を一緒に見られることは、道外の動物園とは違う円山動物園ならではの体験です。札幌の冬旅行に組み込む価値も十分あります。

2026年の開園時間・料金も確認しておこう

2026年時点では、3月1日から10月31日までが9時30分~16時30分、11月1日から2月末日までが9時30分~16時です。最終入園はいずれも閉園30分前となっています。休園日も設定されているため、訪問前には必ず公式カレンダーを確認してください。[開園時間・休園日]

一般の大人料金は800円、高校生は在学証明を提示すると400円、中学生以下は無料です。2026年3月からは電子チケットの取り扱いも始まっています。[入園料・参照]

動物の展示は体調、天候、施設管理などによって変更されることがあります。「絶対にホッキョクグマを見たい」「オランウータンを見たい」といった目的がある場合は、出発前に公式サイトの「動物の展示のお知らせ」を確認しておくのがおすすめです。

まとめ|円山動物園は展示施設そのものにも注目すると面白い

札幌市円山動物園の大きな見どころは、ホッキョクグマ、アジアゾウ、オランウータン、レッサーパンダ、ユキヒョウ、エゾヒグマなど多彩な動物たちです。特にホッキョクグマ館の水中トンネル、ゾウ舎、2024年開業の「オランウータンとボルネオの森」は初めてなら優先して見ておきたい施設です。

さらに、円山動物園はガラス越しなどで動物を比較的近くから観察できる展示が多く、「何がいるか」だけではなく「どのように動くか」をじっくり見ると楽しさが増します。

札幌観光の途中で数時間立ち寄る場合でも十分楽しめますが、生き物が好きなら半日程度確保してゆっくり回るのがおすすめです。季節や時間帯によって動物の行動も変わるため、春夏秋冬それぞれ違った魅力を感じられる動物園です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました