ヨーロッパ行きの飛行機というと、以前はロシア上空を横断する「シベリアルート」が定番でした。しかし近年は航路事情の変化により、北海道からアリューシャン列島、アラスカ、グリーンランド方面を経由する“北回りルート”を飛ぶ便も増えています。
この北回りルートは、飛行時間だけでなく「窓からの景色が圧倒的に美しい」と航空ファンや旅行好きの間で話題になることがあります。
この記事では、欧州便の北回り航路でどのような景色が見えるのか、座席選びや見えやすいタイミングなども含めて詳しく紹介します。
北回り航路とはどんなルート?
北回り航路とは、日本から北東方向へ進み、北海道付近からアリューシャン列島、アラスカ、カナダ北部、グリーンランドを抜けてヨーロッパへ向かうルートのことです。
以前主流だったシベリアルートと比べると、海・氷河・山脈など自然の景色が多く、「地球を飛んでいる感覚が強い」と感じる人も少なくありません。
特に冬場や晴天時には、白銀の世界が延々と続く幻想的な景色になることがあります。
アラスカ周辺の景色は圧巻と言われる理由
北回り航路で特に人気なのがアラスカ付近です。
タイミングが良いと、巨大な雪山や氷河、入り組んだ海岸線が見えることがあります。
上空1万メートル近くから見るアラスカの景色はスケール感が桁違いで、普通の旅行ではなかなか見られない光景です。
雲が少ない日には、まるで地図をそのまま見ているような氷河地帯が広がります。
また、太陽の角度によっては雪面がオレンジ色に反射し、映画のワンシーンのような景色になることもあります。
グリーンランド上空は“別世界”という声も多い
グリーンランド付近も、北回りルートの大きな見どころです。
氷に覆われた大地が延々と続き、巨大なクレバスや氷河の筋が見える場合があります。
特に晴天時は、白と青だけで構成されたような景色になり、「地球とは思えない」と感じる人もいます。
ヨーロッパ便の中でも、北回りならではの景色として記憶に残る区間です。
どちら側の座席が景色を見やすい?
航路や天候で変わりますが、一般的には北回りルートでは北側の窓席が人気です。
| 進行方向 | おすすめ側 |
|---|---|
| 日本→欧州 | 右側席が人気な場合あり |
| 欧州→日本 | 左側席が人気な場合あり |
ただし、その日の偏西風や運航ルート変更によって逆になることもあるため、絶対ではありません。
景色重視なら、通路側より窓側指定がおすすめです。
シベリアルートとの違い
従来のシベリアルートは、広大な森林地帯や平原が延々と続く景色が中心でした。
もちろんそれも独特の魅力がありますが、北回りルートは海・氷河・雪山など変化が大きく、景色にメリハリがあります。
特に以下の点で違いを感じる人が多いです。
- 海岸線が美しい
- 氷河や雪山が見える
- 北極圏特有の光景がある
- 夕日や朝日の色が幻想的
一方で、天候によっては雲海しか見えないこともあるため、そこは運次第とも言えます。
北回り便で景色を楽しむコツ
せっかく北回りルートに乗るなら、少し準備しておくと楽しみやすくなります。
- 窓側席を予約する
- 昼間飛行の便を選ぶ
- フライトマップを確認する
- カメラやスマホをすぐ使えるようにする
特に機内モニターのフライトマップを見ると、「今アラスカ付近」「グリーンランド上空」と分かり、景色を見る楽しみが増します。
また、冬は日照時間が短いため、時期によっては暗い時間帯が長くなる点も覚えておくと良いでしょう。
まとめ
欧州便の北回り航路は、単なる移動手段ではなく“空から見る絶景ルート”として印象に残ることが多い航路です。
アラスカの雪山、グリーンランドの氷河、北極圏特有の光など、シベリアルートとは違った魅力があります。
もちろん天候次第ではありますが、晴れた日の北回り便は「今まで乗った国際線で一番景色が良かった」と感じる人も少なくありません。
もし今後ヨーロッパ便を利用する機会があるなら、フライト時間だけでなく、どのルートを飛ぶかにも注目してみると空の旅がさらに楽しくなります。

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