ホーチミンとフーコックを組み合わせたベトナム4泊5日の旅行では、食事、カフェ、観光、移動、ショッピングなど、現地でさまざまな支払いが発生します。そこで迷いやすいのが、「現金を日本円でいくら用意すればいいのか」という点です。
ベトナムではキャッシュレス決済を利用できる場所が増えている一方、ローカル飲食店や市場、小規模店舗などでは現金が便利な場面もあります。そのため、全旅行費を現金で持参するより、現金とクレジットカードなどを併用する方法が現実的です。この記事では、ホーチミン2日・フーコック2日程度の旅行を想定し、食費や移動費、カフェ代、観光費などから必要な現金の目安を整理します。
ベトナム4泊5日なら現金はいくら用意する?
航空券とホテルを事前決済済みで、現地では食事・カフェ・市内交通・観光などにお金を使う場合、1人あたり日本円換算で2万円~4万円程度を現金として使える状態にしておくと比較的動きやすいでしょう。ただし、これは買い物代を大量に含めない目安です。
現金中心で行動するなら余裕を持たせる必要がありますが、カード決済可能なホテル、レストラン、ショッピングモールなどではカードを利用するのであれば、最初から多額の現金を持つ必要性は低くなります。
特にショッピング代は個人差が非常に大きいため、食費や交通費などの「旅行中に必要になるお金」と、お土産・衣類・雑貨などの「買い物用のお金」を分けて考えるのがポイントです。
ホーチミン2日間で必要になる費用の目安
ホーチミンでは、ローカルフードだけなら食費をかなり抑えられますが、SNSで人気のレストランやおしゃれなカフェを巡る場合は予算が上がります。旅行者向けのお店では、ベトナムの一般的なローカル価格より高めになることも珍しくありません。
例えば朝食や昼食にフォー、バインミーなどを食べ、午後にカフェへ行き、夜は旅行者に人気のレストランを利用するなら、1日3,000円~6,000円程度を食事・カフェ予算として考えておくと余裕があります。高級店やホテルレストラン、お酒を楽しむ場合はさらに増えます。
ホーチミンでは配車アプリを使って観光地間を移動する方法が便利です。短距離移動を何度か繰り返す程度なら大きな金額にはなりにくいものの、空港移動なども含めて交通費として1日1,000円~2,000円程度を予備費込みで見ておくと計画しやすくなります。
ホーチミンではショッピング代を別枠にする
ベンタイン市場などで雑貨や食品、お土産を購入する予定なら、買い物代は別枠で考えましょう。例えば食費・交通費用として1万円程度、ショッピング用として1万円程度というように分けると、旅行中に残金を把握しやすくなります。
大型ショッピングモールやブランドショップではカード決済を利用できるケースも多いため、高額な買い物まで現金で支払う必要はありません。
フーコック2日間の予算はどのくらい?
フーコックでは、ビーチでのんびり過ごすだけなら支出をかなり抑えられます。一方、観光施設、アクティビティ、離島ツアーなどを追加すると費用が大きく変わります。
カフェ、一般的なレストラン、配車サービスなどを中心に過ごすのであれば、食費と近距離交通費を合わせて1日4,000円~7,000円程度を一つの目安にできます。リゾートホテル内で食事をする場合は、街中のローカル店より高くなることを想定しておきましょう。
また、フーコックはホーチミンほど街がコンパクトではありません。宿泊場所から目的地まで距離があると交通費が増えるため、訪れたい場所を事前にまとめ、同じエリアを一度に回ると効率的です。
4泊5日の予算を具体的にシミュレーション
ホテル代と航空券を除き、観光・食事・カフェ・交通を楽しむ旅行として、次のような予算を一例として考えられます。
| 項目 | 4泊5日の目安 |
|---|---|
| 食事 | 10,000~20,000円 |
| カフェ・飲み物 | 2,000~5,000円 |
| 市内交通 | 3,000~6,000円 |
| 観光・小額の入場料など | 2,000~8,000円 |
| 予備費 | 5,000円程度 |
| 合計 | 22,000~44,000円程度 |
ただし、これはあくまで目安です。高級レストラン、スパ、マリンアクティビティ、有料テーマパークなどを利用すれば、この金額を超える可能性があります。
逆に、ローカルフード中心で、無料の観光スポットやビーチを中心に回れば2万円前後でも十分楽しめるケースがあります。旅行スタイルによって必要額がかなり変わるため、3万円前後を基準にして、カードを予備の支払い手段として持つという考え方が使いやすいでしょう。
ベトナム旅行では現金を全部日本から両替する必要はない
ベトナムの通貨はベトナムドン(VND)です。日本国内ですべての旅行費をドンへ交換して持参する方法もありますが、現地の両替所やATMなどを利用して必要額を確保する方法もあります。
大量の現金を持ち歩くと、紛失や盗難時の損失が大きくなります。そのため、旅行中に必要な現金・クレジットカード・予備の決済手段を分散させるのがおすすめです。
また、両替レートやATM手数料、海外カード利用手数料は金融機関やカードによって異なります。数千円単位の少額両替を何度も行うより、手数料を確認したうえで適度な単位にまとめると管理しやすくなります。
台湾でのトランジット費用も忘れずに
ベトナム旅行後に台湾へ移動し、夕方から翌朝まで滞在する場合、台湾で使う費用はベトナム旅行の予算とは別に考えておくと安心です。空港から市内へ出る場合は交通費、夕食、夜の観光、翌朝の移動などが発生します。
短時間の滞在ならカードや交通系の決済手段を活用することもできますが、夜市や小規模な飲食店などでは現金が便利なケースがあります。そのため、台湾ドルについても少額を用意するか、現地で必要に応じて両替・引き出しできるよう準備しておくとよいでしょう。
なお、乗り継ぎ時間、空港、入国条件によっては市内へ出られる時間が限られます。航空券を予約する際には、乗り継ぎ時間だけでなく空港への戻り時間も含めて計画することが重要です。
旅行前に確認しておきたいお金のポイント
ベトナムでは日本円と比べて桁数の大きな紙幣を扱うため、慣れるまでは支払い時に金額を間違えやすい点にも注意が必要です。会計時には紙幣の数字を落ち着いて確認しましょう。
また、配車アプリを利用する場合は、旅行前にアプリへのカード登録や本人確認などを済ませておくとスムーズです。空港到着後に初めて設定すると、SMS認証や通信環境などで手間取る場合があります。
旅行直前には最新の為替レート、カードの海外利用設定、海外ATM利用の可否、旅行先で利用するサービスの料金を確認してください。為替や現地価格は変動するため、過去の旅行記に掲載されている金額だけで予算を決めないことも大切です。
まとめ:現金2万~4万円程度+カードを基本に考えると便利
ホーチミン2日、フーコック2日程度の4泊5日旅行で、航空券とホテルを支払い済みなら、食事・カフェ・交通・一般的な観光費としては1人2万~4万円程度の現金予算を一つの目安にできます。SNSで人気のレストランを多く利用したり、有料アクティビティを楽しんだりする場合は余裕を増やしましょう。
ショッピングについては購入量による差が大きいため、この予算とは分けて考えるのがおすすめです。例えば生活費的な旅行予算3万円+ショッピング予算+クレジットカードという組み方なら管理しやすくなります。
最も重要なのは、多額の現金だけに頼らないことです。現金、カード、予備の決済手段を分散し、ホーチミン、フーコック、台湾それぞれで必要な分だけ使えるよう準備しておけば、海外旅行中のお金の管理もしやすくなるでしょう。


コメント