パスポートをオンライン申請したあと、マイナポータルを確認すると申請状況が「処理中」と表示されたままになり、「もう取りに行っていいのか」「完了表示になるまで待つ必要があるのか」と迷うことがあります。
2026年8月時点のマイナポータル公式案内では、審査完了後に通知された「交付予定日」以降であれば、原則としてパスポートを受け取ることができます。しかも、パスポートを実際に受け取るまで申請ステータスが「処理中」のまま表示される場合があります。
そのため、「処理中と表示されているから、まだ受け取れない」とは限りません。重要なのはステータスだけを見るのではなく、マイナポータルの「申請先からの連絡内容」に届いた交付予定日と、外務省の「パスポート受取可能日検索システム(パスけん)」で確認できる受取可能日です。
この記事では、パスポートを受け取りに行ってよいタイミング、マイナポータルの「処理中」の意味、交付予定日と受取可能日の違い、受け取り時の注意点を分かりやすく整理します。
パスポートは通知された交付予定日以降なら原則受け取れる
マイナポータルの公式FAQでは、パスポート申請の審査が完了すると、「やること」の申請状況照会画面にある「申請先からの連絡内容」へ交付予定日を知らせるメッセージが届くと案内されています。
そして、原則として通知された交付予定日以降はパスポートの受け取りが可能です。[参照:マイナポータル]
例えば「交付予定日:8月28日」と通知されている場合は、原則8月28日以降に指定された受取窓口へ行けば受け取れます。
逆に、まだ8月27日であれば、審査が終わっているように見えても原則として交付予定日前なので、受け取りに行くのは待ったほうがよいでしょう。
マイナポータルが「処理中」のままでも受け取れることがある
オンライン申請で特に分かりにくいのが、申請ステータスの表示です。
マイナポータルは、パスポートを実際に受け取るまで申請状況が「処理中」のままになると公式に案内しています。つまり、「処理中」という文字だけを見て、まだ発行されていないと判断するのは正しくありません。[参照:マイナポータル]
例えば、交付予定日がすでに昨日だったとしても、今日マイナポータルを見るとまだ「処理中」と表示されていることがあります。
この場合でも、通知された交付予定日を過ぎていれば原則受け取り可能です。最新状況は「処理中」というステータスよりも、申請先から届いたメッセージを確認するのがポイントです。
2026年は「パスけん」で確定した受取可能日を確認できる
より確実に「今日取りに行ってよいのか」を確認したい場合は、外務省が運営する「パスポート受取可能日検索システム」、通称「パスけん」を利用できます。
パスけんでは、パスポートの作成状況と受取可能日(確定日)を確認できます。マイナポータルで申請した場合は、審査完了後に届くメッセージ内のURLからアクセスできます。[参照:マイナポータル]
また、パスけんへ直接アクセスし、受理番号などを入力して確認する方法も案内されています。[参照:外務省 パスポート受取可能日検索システム]
「交付予定日は来ているけれど本当に完成しているのか不安」という場合には、受け取りへ向かう前にパスけんで確定日を確認すると安心です。
「交付予定日」と「受取可能日」はどう違う?
パスポート申請では、「交付予定日」と「受取可能日(確定日)」という似た言葉が出てくるため混乱しやすいところです。
交付予定日は、審査完了後に申請窓口から通知される受け取り予定の日です。一方、2026年から案内されているパスけんでは、実際の作成状況を確認したうえで受取可能となる確定日を確認できます。
| 表示・情報 | 意味 |
|---|---|
| 申請状況「処理中」 | 受取前でもこのまま表示されることがある |
| 交付予定日 | 原則、この日以降に受取可能 |
| パスけんの受取可能日 | パスポートを受け取れる確定日 |
したがって、受取可能かどうかを判断する際は、単純に「処理中かどうか」ではなく、交付予定日やパスけんの受取可能日を確認するのが分かりやすい方法です。
交付予定日を過ぎているのに「処理中」でも慌てなくてよい
「交付予定日をもう過ぎているのに、まだ処理中だから何か問題が起きているのでは」と不安になることもあります。
しかしマイナポータル公式FAQでは、まさにこのケースについて、交付予定日を過ぎていても申請ステータスが「処理中」のままであることがあり、原則として通知された交付予定日以降なら受け取れると案内しています。[参照:マイナポータル]
そのため、交付予定日が過ぎているのであれば、まず通知メッセージを確認し、必要に応じてパスけんで受取可能日を確認してから受取窓口へ向かえばよいでしょう。
ステータスが「交付完了」「受取可能」などへ変化するまで待ち続ける必要があるとは限りません。
まだ交付予定日の通知が来ていない場合は受け取りに行かない
一方、マイナポータル上で単に「処理中」と表示されているだけで、まだ交付予定日を知らせるメッセージが届いていない場合は事情が異なります。
公式案内では、審査が完了すると交付予定日などを知らせるメッセージが届く仕組みです。その通知自体がまだないのであれば、申請処理の途中である可能性があります。
この状態で窓口へ行っても、まだパスポートを受け取れない可能性があります。
「処理中」+交付予定日の通知なしなら待つ、「処理中」でも交付予定日を過ぎているなら受取可能性が高いと整理すると分かりやすいでしょう。
受け取り前にマイナポータルのメッセージを最後まで確認する
交付予定日の通知には、受取日だけではなく、受取場所や必要な持ち物、手数料の支払い方法など重要な情報が記載されている場合があります。
マイナポータルも、受取時には手数料の支払いや必要な持ち物について、受取窓口から届いた通知メッセージを事前に確認するよう案内しています。[参照:マイナポータル]
そのため、日付だけを見てすぐ窓口へ向かうのではなく、「申請先からの連絡内容」を最後まで読んでおくことが大切です。
特に窓口ごとに受付時間や休業日が異なるため、受取可能日であっても窓口が営業していなければ受け取れません。
パスポートの受け取りは原則本人が行う
パスポートは重要な本人確認書類であるため、申請時とは違い、受け取りについては原則として本人が窓口へ行く必要があります。
家族がまとめて申請した場合でも、「忙しいから家族に代わりに取ってきてもらう」という扱いができるとは限りません。
特に海外旅行の日程が近い場合には、受取可能日だけでなく、自分自身が受取窓口へ行ける曜日・時間まで考えて予定を立てておくことが重要です。
受取方法の詳細は、申請した都道府県・市区町村の旅券窓口から届いた案内を優先してください。
旅行直前なら受け取るまで航空券の氏名なども再確認
パスポートを受け取ったら、その場で氏名、生年月日、性別、有効期間などの記載内容を確認しておくと安心です。
特に海外航空券をすでに予約している場合、航空券のローマ字氏名とパスポートの表記が一致しているか確認してください。
例えば航空券を「TARO YAMADA」で予約しているのに、パスポート上の氏名表記と異なる場合、航空会社で手続きが必要になることがあります。
「パスポートが完成したから終わり」ではなく、海外旅行に使用する場合は受取後の記載確認まで行うことが大切です。
判断に迷う場合は受取窓口へ確認するのが確実
マイナポータルやパスけんを確認しても表示の意味が分からない場合や、交付予定日を過ぎているのに受取可能日を確認できない場合は、申請した旅券窓口へ問い合わせるのが確実です。
マイナポータル公式FAQでも、パスポート申請の詳しい状況については受取先のパスポート申請窓口へ問い合わせるよう案内しています。
特に海外出発日が迫っている場合は、「たぶん受け取れるだろう」と判断して窓口へ向かうより、通知内容や受取可能日を確認してから行動したほうが安全です。
まとめ:交付予定日を過ぎていれば「処理中」でも原則取りに行ける
パスポートをオンライン申請した場合、マイナポータルに「処理中」と表示されていても、それだけで「まだ受け取れない」と判断する必要はありません。
マイナポータル公式案内では、審査完了後に通知された交付予定日以降であれば、原則としてパスポートを受け取ることができます。また、実際に受け取るまで申請状況が「処理中」のまま表示されることがあります。[参照:マイナポータル]
さらに2026年現在は、外務省の「パスポート受取可能日検索システム(パスけん)」を利用すれば、パスポートの作成状況と受取可能日(確定日)を確認できます。[参照:外務省 パスけん]
したがって、受け取りに行ってよいか迷ったら、「処理中」という表示ではなく、①交付予定日の通知が来ているか、②その日をすでに過ぎているか、③パスけんで受取可能日になっているかを確認するのがポイントです。
交付予定日を過ぎ、パスけんでも受取可能となっているのであれば、通知に記載された持ち物や手数料を確認したうえで、指定された旅券窓口の受付時間内に受け取りへ行けばよいでしょう。


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