キューピーの100周年に関する混乱は、実は「企業としての創業年」と「商品としての誕生年」の違いに由来します。この記事では、それぞれの周年の意味や背景についてわかりやすく解説します。
2019年の100周年は「キューピーマヨネーズ」の元となる設立年
2019年にキューピー株式会社が実施した100周年キャンペーンは、「企業設立100周年」を記念したものでした。キューピーの前身である「合資会社中島董商店」は1919年に創業し、これがキューピーという企業の原点となっています。
この時点ではまだマヨネーズは発売されておらず、食品輸入販売などを行っていましたが、「創業」としての起点とされるのがこの1919年です。
2025年の100周年は「キューピーマヨネーズ」発売からの100周年
一方、2025年に実施される100周年記念は、「商品としてのキューピーマヨネーズ」が1925年に発売されたことを起点とした100周年です。つまり、これはマヨネーズそのものの歴史を祝う周年イベントなのです。
キューピーといえばマヨネーズのイメージが強いため、「マヨネーズ100周年=キューピー100周年」と感じる方も多いかもしれませんが、これは「商品の誕生記念」です。
なぜ両方とも「100周年」として祝うのか?
企業としての創業100周年と、主力商品の誕生100周年は、それぞれの歴史的意味が異なるため、両方とも節目として祝うのが一般的です。これはキューピーに限らず、他の企業でもよくあるケースです。
例えば、自動車メーカーが「会社設立100周年」と「初代モデル発売100周年」を別々に祝うことと同じ考え方です。
記念イベントやノベルティもそれぞれ異なる
2019年にはオーケストラ付きのキューピー人形プレゼントなど、企業の文化的活動に焦点を当てたイベントが多く展開されました。
一方、2025年にはシルバーカラーのマヨネーズ記念人形や、料理コンテスト、SNS企画など「マヨネーズ」を中心とした内容が予定されているなど、記念する内容や軸が明確に異なっています。
まとめ
キューピーが2019年と2025年の両方で「100周年」と称しているのは、「企業の創業年」と「商品の発売年」という異なる記念年に基づいているためです。どちらもキューピーというブランドにとって重要な節目であり、両方を祝うことは自然な流れと言えるでしょう。
記念イベントに参加したり、限定グッズを集める際にも、こうした背景を知っておくとより楽しめるかもしれません。


コメント