マイルを活用したANAの特典航空券にはさまざまな旅程の組み方があります。その中でも人気なのが、往路と復路の到着地・出発地が異なる「オープンジョー」。ただし、ANAの公式サイトには「地上交通機関で移動すること」との記載があり、航空機での移動はできないのか?と疑問に思う方も多いようです。この記事では、ANA特典航空券のオープンジョーにおける移動手段の考え方を詳しく解説します。
オープンジョーとは?ANA特典航空券での定義
オープンジョー(Open-Jaw)とは、往復の旅程において到着地と出発地が異なる航空券の形式です。例えば「東京→香港」と「シンガポール→東京」のように、復路の出発地(シンガポール)が往路の到着地(香港)と異なるケースが該当します。
ANAでは、国際線特典航空券でもこのオープンジョーが利用可能であり、「出発地または目的地あるいは両方で地上交通機関を利用した旅行が含まれる旅程」と公式に定義されています。
「地上交通機関」の記載の意味とは?
ANAの表記にある「地上交通機関」とは、あくまでオープンジョー区間の移動手段が航空券に含まれないことを示すためのものです。つまり、その区間(例:香港→シンガポール)をどう移動するかは自由であり、実際には飛行機を利用してもまったく問題ありません。
ANA側では「マイルで発券した航空券の中に含まれていない区間」であるため、別途利用者が自己手配するという趣旨にすぎません。
実際の利用例と航空券の扱い
たとえば次のような旅程をANAマイルで予約することが可能です。
- 往路:成田 → 香港
- 復路:シンガポール → 羽田
この間の「香港→シンガポール」は、利用者が別途予約(例:LCC、キャセイなど)して移動する必要があります。航空機でも鉄道でもバスでも問題ありませんが、ANAの特典航空券にその区間は含まれません。
オープンジョーでの注意点:距離と都市間の関係
ANAではオープンジョーを設定する際、以下の条件を満たす必要があります。
- 出発地・到着地の組み合わせが同一エリア内(特典航空券のゾーン定義による)であること
- オープンジョー区間が往復区間よりも距離的に短いこと
たとえば「東京→ロンドン、パリ→東京」はOKですが、「東京→シンガポール、バンコク→東京」などでは、バンコク→東京の方が距離的に長い場合、エラーになる可能性があります。
オープンジョーとストップオーバーの違い
オープンジョーは都市を飛ばす移動ですが、ストップオーバー(24時間以上の滞在)とは異なります。ANA国際線特典では、ストップオーバーの無料利用が制限されていますが、オープンジョーにはそれが適用されません。
つまり、香港→シンガポール間を経由便でゆっくり旅しても、ANAのマイル的には影響しません。
まとめ:オープンジョーでの航空機移動は問題なし
ANAの特典航空券でオープンジョーを利用する際、「地上交通機関」との記載があっても、オープンジョー区間での飛行機移動は自由であり問題ありません。あくまでANAの発券対象ではないため、別途予約が必要というだけです。
地上交通機関の文言に惑わされず、自分のスケジュールや予算に合った移動手段を選んで、効率的に旅程を組み立てましょう。
ANAの公式サイトのオープンジョー説明もぜひ参考にしてください:[参照]


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