歴史好きや城好きの人のSNSなどで、ときどき見かける「山城する。」という表現。
初めて見ると、「山城って何?」「動詞なの?」と不思議に感じる人も少なくありません。
この記事では、「山城する」という言葉の意味や使われ方、日本の山城文化、城好き界隈ならではの独特な表現についてわかりやすく解説します。
「山城する」は正式な日本語ではない
まず結論から言うと、「山城する」という言葉は辞書に載っている正式な日本語ではありません。
主に城好き・歴史好きの人たちの間で使われる、いわゆる“趣味界隈の言い回し”です。
意味としては、次のようなニュアンスで使われることが多いです。
- 山城を見に行く
- 山城巡りをする
- 山城を登る
- 山城探索を楽しむ
つまり「今日は山城する。」は、「今日は山城巡りに行く」という意味合いになります。
そもそも“山城”とは?
山城(やまじろ)とは、山や丘陵地に築かれた城のことです。
戦国時代には、防御力を高めるために高所へ築かれることが多くありました。
代表的な特徴には以下があります。
- 山の地形を利用している
- 石垣が少ない場合もある
- 曲輪(くるわ)や堀切が残る
- 登山感覚で訪れる場所も多い
天守閣が残る「観光城」と違い、山中に遺構だけが残るケースも珍しくありません。
なぜ“動詞化”されるのか
趣味の世界では、名詞を動詞っぽく使う文化があります。
例えば以下のような言い方です。
- 「キャンプする」
- 「サウナする」
- 「推し活する」
- 「山城する」
城好き界隈では、「登城(とうじょう)」という言葉もありますが、山城ファンは特に“山城ならではの苦労や達成感”を強調したい場合に、「山城する」という表現を好んで使うことがあります。
単に城を見るだけでなく、“山を歩きながら遺構を楽しむ行為”そのものを指している場合も多いです。
山城好きが魅力を感じるポイント
山城は、一般的な観光城とはかなり雰囲気が違います。
整備されていない場所も多く、「歴史探検」に近い魅力があります。
| 山城の魅力 | 内容 |
|---|---|
| 地形の迫力 | 尾根・切岸・堀切などが見られる |
| 探検感 | 登山やハイキング感覚を楽しめる |
| 戦国ロマン | 実戦的な防御構造を体感できる |
| 静けさ | 観光地化されていない場所も多い |
そのため、「今日は山城してきた」という言葉には、“登山+歴史探索”のような意味も含まれています。
SNSで「山城する」が増えた理由
近年はYouTubeやSNSで山城紹介動画が増え、若い世代にも人気が広がっています。
特に以下の影響が大きいと言われています。
- 城郭系YouTuber
- 戦国ゲーム人気
- 御城印ブーム
- 歴史散歩ブーム
その結果、「山城する」「今日は山城日和」といった、趣味用語的な表現が広がってきました。
実際に使われる例
城好き界隈では、例えば次のように使われます。
「週末は近江の山城する予定です」
「真夏の山城は虫との戦いだった」
「初心者なら整備された山城から始めるのがおすすめ」
このように、“山城巡りを趣味として楽しむ”感覚で使われています。
まとめ
「山城する」という言葉は正式な日本語ではありませんが、城好き・歴史好き界隈で使われる趣味的な表現です。
意味としては、「山城巡りをする」「山城を探索する」「山城へ登る」といったニュアンスになります。
山城は、単なる観光スポットではなく、登山・歴史・探検の要素が合わさった独特の魅力があります。
そのため、「山城する」という言葉には、“山城を体感しに行く楽しさ”そのものが込められていると言えるでしょう。


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