タイ旅行やタイ移住を考えている人の間で、「タイのATMは手数料が高い」「1回で350バーツ取られる」という話を聞いて不安になることがあります。
実際、タイのATMでは日本よりも高額な手数料がかかるケースがあり、知らずに何度も引き出すと意外と大きな出費になります。
この記事では、タイのATM事情や実際の手数料、350バーツという情報の真相、少しでも損を減らすコツまでわかりやすく解説します。
タイのATMでは「現地ATM手数料」がかかる
結論から言うと、タイのATMでは外国発行カードに対してATM利用手数料がかかるのは本当です。
ただし、現在一般的なのは220バーツ前後で、通常は350バーツではありません。
この手数料は「ATMオーナー手数料」と呼ばれるもので、タイの銀行側が徴収しています。
| 内容 | 目安 |
|---|---|
| ATMオーナー手数料 | 約220バーツ |
| 日本側銀行手数料 | カード会社による |
| 為替手数料 | カード会社レートによる |
つまり、220バーツ+日本側の海外ATM手数料が発生する場合があります。
なぜ「350バーツ」と言われるのか
「350バーツ取られた」という話には、いくつか理由があります。
日本側の手数料込みだった
例えばタイATMで220バーツ、日本の銀行で110〜220円程度、さらに為替差額などが加わると、感覚的に「350バーツくらい損した」と感じるケースがあります。
DCC(円建て決済)を選んだ
タイATMでは、途中で「円で計算しますか?」と表示されることがあります。
これはDCC(Dynamic Currency Conversion)と呼ばれ、かなり不利なレートになることがあります。
この画面では、基本的に“THB(現地通貨)を選ぶ”ほうが有利と言われています。
古い情報が広まっている
タイのATM手数料は過去に何度か値上げされており、時期によって金額が違います。
そのため、SNSやブログで古い情報が混ざっている場合もあります。
タイのATMで実際に表示される流れ
タイのATMでは、引き出し前に手数料が表示されることが一般的です。
例えば以下のような流れになります。
- カード挿入
- 暗証番号入力
- 引き出し金額選択
- 220バーツの手数料表示
- 承認すると出金
この時点でキャンセルも可能なので、納得できない場合は操作を中止できます。
タイでATMを使う時の注意点
タイでは日本と違い、ATM利用に少しコツがあります。
- 空港ATMは混雑しやすい
- 夜間はATM障害もある
- カード吸い込み事故もゼロではない
- スキミング対策が重要
特に観光地では、人通りの多い銀行併設ATMを選ぶ人が多いです。
また、引き出し回数を減らすために、1回でまとまった金額を出す旅行者も少なくありません。
手数料を少しでも安くする方法
タイATMの手数料を完全にゼロにするのは難しいですが、工夫で負担を減らせます。
引き出し回数を減らす
220バーツは1回ごとに発生するため、小分けにすると損しやすくなります。
例えば1,000バーツを5回より、5,000バーツを1回のほうが効率的です。
海外ATM無料カードを利用する
一部のネット銀行やデビットカードでは、日本側ATM手数料が無料になる場合があります。
旅行前に確認しておくと安心です。
両替との比較も大事
最近は日本で両替するより、タイ現地ATMのほうがレートが良い場合もあります。
ただし少額利用だと手数料負けしやすいため、旅行日数とのバランスが重要です。
クレジットカードのキャッシングという選択肢
タイ旅行慣れしている人の中には、クレジットカードの海外キャッシングを利用する人もいます。
繰り上げ返済を活用すると、為替レートが比較的良くなるケースがあるためです。
ただしカードによって条件が異なるため、事前確認は必要です。
まとめ
タイのATMでは、外国カード利用時にATMオーナー手数料がかかるのは本当です。
現在は220バーツ前後が一般的で、「350バーツ」というのは日本側手数料や為替差額を含めた感覚的な話であるケースもあります。
また、ATM操作中に表示されるDCC(円建て決済)を選ぶと不利なレートになる場合もあるため注意が必要です。
タイ旅行では、引き出し回数を減らす・カードを選ぶ・両替と比較するなど、少し工夫するだけでかなり節約できます。


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