特急やくもは「振り子式車両だから酔いやすい」と言われることがあります。しかし、実際には乗る人によって感じ方は大きく異なり、全く酔わないという人も多くいます。この記事では、特急やくもの振り子式の仕組みや、なぜ酔うと言われるのか、快適に乗車するためのポイントについて詳しく紹介します。
特急やくもが採用する振り子式車両とは
特急やくもは、岡山駅と出雲市駅を結ぶ山陰方面の特急列車で、山間部のカーブが多い伯備線を走ります。
伯備線には曲線区間が多く、通常の列車ではカーブを通過するときに速度を落とす必要があります。そこで活用されているのが振り子式車両です。
振り子式車両は、車体をカーブの内側へ傾けることで、乗客が感じる遠心力を軽減し、高速でカーブを通過できるようにする仕組みです。
なぜ「やくもは酔う」と言われるのか
振り子式車両は、カーブで車体を傾けることで快適な走行を実現していますが、その独特の動きが人によっては違和感として感じられる場合があります。
特に以前の381系や初期の振り子式車両では、カーブに入る前後で車体が傾くタイミングと体の感覚が合わず、揺れを感じる人がいました。
乗り物酔いは、目から入る情報と内耳が感じる揺れの情報がずれることで起こりやすくなるため、振り子式特有の動きが苦手な人もいます。
特急やくもは誰でも酔うわけではない
「やくもは酔う」という話がありますが、実際には乗客全員が酔うわけではありません。普段から電車や車で酔いにくい人の場合、振り子式の揺れも気にならないことが多いです。
また、座る位置や体調、乗車時間によっても感じ方は変わります。窓の外を眺めながら乗車すると、揺れを意識しにくくなる人もいます。
例えば、山道を走るバスでは酔うけれど、電車では平気という人もいるように、乗り物酔いの原因は人によって異なります。
特急やくもで酔いやすい人が注意したい座席
乗り物酔いが心配な場合は、できるだけ車両中央付近の座席を選ぶと揺れを感じにくくなります。
車両の端や台車付近は線路からの揺れを感じやすいため、敏感な人は避けた方が安心です。
また、進行方向を向いて座る、スマートフォンや読書を長時間しない、窓の外を見るなどの対策も効果的です。
新型やくもでは乗り心地も改善されている
近年登場した新型車両では、振り子式の特徴を活かしながら、乗り心地の向上も図られています。
車両技術の進化により、以前の振り子式車両で感じられた独特な揺れは改善され、より自然な乗り心地を目指した設計になっています。
そのため、過去に「やくもは酔う」と聞いたことがある人でも、実際に乗ってみると問題なく快適に感じる場合があります。
特急やくもの魅力は振り子式ならではの走り
振り子式車両のメリットは、単に速度を上げることだけではありません。山間部のカーブが続く区間でも、安定した所要時間で運行できる点が大きな特徴です。
車窓から見える中国山地の景色を楽しみながら、スムーズに走ることができるのは、振り子式技術の恩恵と言えます。
揺れを感じるかどうかは個人差がありますが、鉄道ファンからは独特の走行感を楽しめる列車としても人気があります。
まとめ
特急やくもは振り子式車両を採用しているため、揺れ方に特徴があり、一部の人から「酔いやすい」と言われることがあります。
しかし、実際には体質や座席位置によって感じ方は大きく異なり、全く酔わない人も多くいます。
乗り物酔いが心配な場合は、中央付近の座席を選ぶ、スマートフォンを控える、景色を見るなどの対策をすれば、特急やくもの快適な旅を楽しみやすくなります。


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