NEXCO西日本の「みち旅」で提供されているETC二輪車限定のツーリングプランは、対象エリアの高速道路を定額で利用できる便利なサービスです。一方、自宅の最寄りICが乗り放題エリア外にある場合、「対象外ICから乗って、そのまま対象エリアへ入ってもプランが使えるのか」が分かりにくいところです。
2026年の「中国道・山陽道・播但道コース」は、連続する最大2日間、対象エリアを3,100円で利用できるプランです。対象車両はETCを利用する二輪車で、高速道路を利用する前までの申し込みが必要です。[参照:NEXCO西日本 2026ツーリングプラン]
対象エリア外のICから対象エリア内のICへ走行すること自体は可能で、境界でいったん高速道路を降りて乗り直す必要もありません。ただし、乗り放題エリア外に相当する利用分はプラン料金とは別に負担することになります。
対象外ICから入って対象エリアへ向かうことはできる
2026年の中国道・山陽道・播但道コースについて、NEXCO西日本は「入口または出口の料金所(本線料金所含む)が乗り放題エリア内となる走行」が対象になると案内しています。
さらに公式ページでは、エリア内ICとエリア外ICの相互間を走行する場合、エリアの境界部分でいったん降りて乗り直す必要はないことも明記されています。[参照:NEXCO西日本 対象となる走行]
したがって、大阪側の最寄りICが乗り放題エリアの外にあったとしても、対象エリアとの境界でわざわざ高速道路を降り、改めて入り直すことを前提に考える必要はありません。
対象エリア外を走った部分は3,100円の乗り放題には含まれない
重要なのは、ツーリングプランの3,100円でどこからでも走れるわけではないという点です。定額になるのは、あくまでNEXCO西日本が指定した「乗り放題エリア」に該当する利用分です。
そのため、エリア外の最寄りICから高速道路へ入り、そのままエリア内へ向かう場合には、ツーリングプラン料金3,100円に加えて、エリア外利用分の通行料金が発生すると考えるのが基本です。
「対象外ICから乗った瞬間にツーリングプラン全体が無効になる」という仕組みではありません。エリア内ICとの相互間の走行も対象として扱われるため、対象外区間を併用できるのがポイントです。
「境界ICまでの通常料金」と単純に決めつけないほうがよい
ここで一つ注意したいのが、請求額の考え方です。「最寄りの対象外ICから、地図上で最初に入る対象ICまでの通常料金がそのまま加算される」と単純化して覚えないほうが安全です。
過去のみち旅の周遊プランでは、エリア外ICとエリア内ICの相互間を走行した場合、エリア外ICから乗り放題エリア内ICのうち料金が最も安くなるICまでの料金をエリア外利用分として別途請求する、といった算定方法が示されています。実際の請求は利用する年度・プランの利用条件に従って処理されます。
そのため、具体的な出発ICが決まっている場合には「大阪の○○ICから乗ると追加でいくらか」をNEXCO西日本の料金検索やみち旅の最新利用条件で確認するのが確実です。[参照:NEXCO西日本 高速料金・ルート検索]
エリア外ICからエリア内ICへ行く場合のイメージ
例えば、仮にAインターチェンジがツーリングプランのエリア外、Bインターチェンジ以降が対象エリアだとします。Aから高速道路へ入り、そのままBを通過して対象エリア内を走行するケースを考えてみます。
| 利用部分 | 料金の考え方 |
|---|---|
| 対象エリア外に相当する利用分 | ツーリングプランとは別途料金 |
| 対象エリア内の対象走行 | ツーリングプランに含まれる |
| プラン料金 | 2026年は3,100円 |
つまりイメージとしては「ツーリングプラン3,100円+対象エリア外利用分」です。境界で高速道路を降りる必要がないため、実際のツーリングではそのまま走行できます。
ただし、往路だけでなく復路でもエリア外区間を利用すれば、その利用についても別途料金が発生し得ます。往復の総額で比較することが大切です。
エリア外ICからエリア外ICまでの走行には特に注意
周遊型プランでは、入口・出口の両方が対象エリア外になる走行について注意が必要です。途中で対象エリアを通過したからといって、その走行全体が自動的に乗り放題扱いになるとは限りません。
2026年の中国道・山陽道・播但道コースでは「入口または出口の料金所が乗り放題エリア内となる走行」が対象とされています。この条件はルートを考えるうえで非常に重要です。
「途中で対象の中国道を走ったから全部プラン対象だろう」と自己判断せず、出発ICと到着ICを公式エリアマップへ照らし合わせてください。
大阪から鳥取へ行くなら鳥取道などの扱いも確認する
中国道・山陽道・播但道コースのエリアマップでは、中国道、山陽道、播但連絡道路など対象となる道路・ICが細かく指定されています。[参照:2026年 中国道・山陽道・播但道コース エリアマップ]
大阪から鳥取方面へ向かう場合、選択するルートによっては無料区間や、NEXCO西日本・兵庫県道路公社の管轄ではない有料道路などが含まれる可能性があります。公式エリアマップでも、プラン対象外の有料道路については別途通行料金が必要である旨が示されています。
そのため「大阪から鳥取」という出発地・目的地だけで判断するのではなく、実際に利用するICと道路を一本ずつ確認することが重要です。
ツーリングプランが必ず最安になるわけではない
2026年の中国道・山陽道・播但道コースは3,100円ですが、NEXCO西日本自身も、利用区間や曜日・時間帯によってはツーリングプランへ申し込まないほうが安くなる場合があると案内しています。[参照:NEXCO西日本 ご利用料金]
特に最寄りICがエリア外の場合、「3,100円+往復のエリア外料金」と通常のETC料金を比較する必要があります。対象エリア内で何度も高速道路を乗り降りするツーリングならプランのメリットが大きくなりやすい一方、単純な一往復だけなら通常料金との差が小さいこともあります。
出発前に、通常利用した場合の往復料金と、ツーリングプランを利用した場合のプラン料金+エリア外利用分を比較しておくと失敗しにくくなります。
利用前にETCカードと申し込み条件も確認する
2026年のツーリングプランはETCを利用する二輪車が対象です。また、高速道路の利用開始前までに申し込みを済ませる必要があります。申し込みにはETCカード番号が必要です。
利用期間は2026年4月1日から11月30日までで、中国道・山陽道・播但道コースは連続する最大2日間が対象となっています。年度によって料金・期間・対象エリアが変更される可能性があるため、過去の記事ではなく利用する年の公式ページを確認してください。
特に出発ICがエリア外の場合は、申し込み前に公式エリアマップで「どのICから対象になるのか」を確認しておくことをおすすめします。
まとめ:対象外ICから乗っても利用できるがエリア外利用分は別料金
みち旅の2026年「中国道・山陽道・播但道コース」は、最寄りICが対象エリア外でも、エリア内ICとの相互間を走行することができ、境界でいったん高速道路を降りて乗り直す必要はありません。ただし、対象エリア外に相当する利用分は3,100円の乗り放題料金とは別に負担します。
したがって「対象外から対象エリアへ入る場合、対象外部分の料金が別途必要」という理解は大筋で合っています。ただし、その追加料金を単純に「境界のICまでの正規料金」と決めつけず、実際の算定方法は最新のプラン利用条件に従う点に注意してください。
大阪から鳥取へ向かう場合は、出発する具体的なICを公式エリアマップと照合し、「ツーリングプラン3,100円+エリア外利用分」と通常のETC往復料金を比較してから申し込むと、最も合理的なルートを選びやすくなります。


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