12月24日~26日のクリスマス時期に飛行機で旅行する場合、「今すぐ予約しないと、どんどん航空券が高くなるのでは」と心配になることがあります。特に2人分の航空券となると、数千円の値上がりでも旅行費用への影響は小さくありません。
結論からいうと、航空券は出発日が近づけば必ず一直線に値上がりするわけではありませんが、安い運賃の販売枠がなくなるにつれて高い運賃しか選べなくなることがあります。クリスマスや年末に近い日程では、予定が確定しているなら早めに比較・予約するメリットがあります。
ただし、「安いうちに買わなければ」という理由だけで無理にお金を借りるのが最善とも限りません。航空券の変更・払い戻し条件、宿泊費、旅行先で使うお金まで含めて判断することが大切です。
航空券は出発日に近づくほど必ず高くなるわけではない
航空券の価格は、単純に「今日1万円、来月1万5,000円、その次は2万円」というように日数だけで決まるものではありません。航空会社、路線、便、予約状況、運賃の種類などによって変わります。
国内線では同じ便でも複数の運賃が設定され、早期に購入できる割安な運賃や空席状況によって変動する運賃があります。そのため、安い価格帯の席が販売されている段階で予約できれば費用を抑えられる可能性があります。
反対に、一度値上がりした航空券がキャンペーンなどで安くなることもあり得るため、「待てば必ず高くなる」とも「待てば安くなる」とも断言できません。航空券の将来価格を正確に予測することは困難です。
12月24日~26日は早めに検討する価値が高い
12月24日~26日はクリスマスを含むため、カップルや家族の旅行需要が発生しやすい日程です。さらに12月下旬になると帰省や年末旅行の需要も増えていきます。
特に注意したいのが、航空券だけでなくホテルです。人気観光地の場合、航空券が残っていても条件の良いホテルが満室になったり、安い客室プランが先になくなったりすることがあります。
例えば2人で旅行する場合、航空券が片道1人3,000円高くなるだけでも往復では合計1万2,000円の差になります。一方で航空券を急いで安く購入しても、ホテルが想定より2万円高ければ旅行全体では節約になりません。航空券と宿泊費をセットで比較することが重要です。
8月から10月まで待つとどうなる?
8月末の時点から12月24日出発まではまだ数か月あります。10月に給料が入ってから購入する場合でも、出発直前の予約というほどではありません。そのため「10月では絶対に遅い」とまではいえません。
ただし、現在見つかっている安い運賃が10月まで残っている保証もありません。希望する出発時刻が朝や夕方など人気の時間帯であれば、安い運賃から先に選択できなくなる可能性があります。
そこで現在の価格を記録しておくと判断しやすくなります。例えば「往復2人で現在4万円、10月になって5万円以内なら購入、6万円を超えたら時間帯や空港を変更する」というように、あらかじめ予算を決めておく方法があります。
親からお金を借りてまで予約するべきか
早期予約で1万円程度安くなる可能性があるとしても、そのために必ず親から借りるべきとはいえません。まず確認したいのは、現在予約しようとしている航空券の支払期限とキャンセル条件です。
割引率の高い航空券ほど、購入後の予約変更ができなかったり、キャンセル時に所定の手数料が必要になったりする場合があります。旅行そのものが中止になれば、早く購入して節約した金額以上の負担になることもあります。
一方、旅行の日程がほぼ確定しており、10月の給料で無理なく返済でき、現在の航空券が明らかに予算内という状況なら、家族と相談して早期予約するという判断も考えられます。大切なのは「航空券が上がるかもしれない」という焦りだけで借金を決めないことです。
航空会社によって予約開始時期や運賃ルールが違う
国内線でも航空会社によって販売方法は異なります。ANAでは国内線航空券について搭乗日の最大355日前から予約できる運賃があります。運賃によって予約期限や変更・払い戻し条件が異なるため、購入前の確認が必要です。[参照:ANA 国内線運賃]
JALも国内線の運賃を案内しており、運賃ごとに予約・変更・払い戻しなどの条件があります。[参照:JAL 国内線運賃]
LCCを利用する場合も価格だけを見るのではなく、預け手荷物、座席指定、支払手数料などを加えた最終金額で比較することが重要です。2人旅行なら「表示価格×2」だけでは実際の旅行費用にならない場合があります。
予約前に2人分の旅行総額を計算してみる
航空券を買えるかどうかだけではなく、旅行全体にいくら必要なのかを先に計算すると判断しやすくなります。最低でも航空券、ホテル、現地交通費、食事代、観光費、お土産代、予備費まで含めます。
| 費用 | 2人分の予算例 |
|---|---|
| 往復航空券 | 40,000円 |
| ホテル2泊 | 30,000円 |
| 現地交通費 | 10,000円 |
| 食事・観光 | 30,000円 |
| 予備費 | 10,000円 |
| 合計 | 120,000円 |
これはあくまで説明用の例ですが、航空券4万円だけを見て「払える」と判断しても、旅行全体では12万円必要になることがあります。クリスマス旅行なら食事や宿泊に普段より予算を使いたくなることも考えておきたいところです。
お金が10月に入るなら今からできること
すぐ購入できない場合でも、何もしないで10月まで待つ必要はありません。まず希望路線について複数の航空会社を比較し、現在の往復料金を記録しておきましょう。
次に、出発時間を前後させた場合、出発空港・到着空港を変更した場合、航空券とホテルを別々に取った場合などを比較します。旅行先によっては24日出発を23日夜や25日朝などへ変更するだけで価格差が生じることもあります。
また、キャンセル可能な宿泊プランを先に確保しておき、航空券を後から購入する方法が使えるケースもあります。ただしホテルごとにキャンセル期限は異なるため、予約条件は必ず確認してください。
安さだけでなく「変更できるか」を確認して予約する
クリスマス旅行では、最安値だけを追いかけるより、旅行予定の確実性に合った航空券を選ぶことが大切です。仕事や学校の予定が変わる可能性があるなら、変更・払い戻し条件の厳しい格安運賃が結果的に高くつくこともあります。
反対に、休暇が確定していて旅行先も変更しないのであれば、早めに割安な航空券を確保するメリットは大きくなります。「最安値を当てる」ことより、納得できる価格になった段階で確保する考え方のほうが現実的です。
航空券は株価のように底値を正確に予測できません。現在の価格が旅行予算の範囲内で、日程も確定しているなら、その時点を予約タイミングと考える方法もあります。
まとめ:クリスマス旅行は早めの予約が有利になりやすいが無理な借金は不要
12月24日~26日の航空券は、出発日に近づけば必ず値上がりするわけではありません。しかし、クリスマスと年末に近い時期であり、予約が進むことで安い運賃や希望時間帯の便が選びにくくなる可能性があります。そのため日程が確定しているなら、早めに予約を検討する価値があります。
一方、8月末から10月まで待つことが必ず致命的になるわけでもありません。親からお金を借りて購入するかどうかは、現在と10月の価格差を予想するだけではなく、10月に確実に返済できるか、旅行総額を準備できるか、航空券のキャンセル条件はどうなっているかまで含めて判断することが重要です。
まず現在の2人分の航空券とホテル料金を調べて旅行総額を出し、その価格を記録しておくとよいでしょう。日程が確定済みで予算内の航空券が見つかれば早期予約、資金に余裕がない場合は10月まで貯めながら便・時間帯・航空会社を柔軟に比較する、という考え方が現実的です。


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