飛行機を指定せず普通に予約したのに、1区間目が「J-AIR 30th Anniversary JET」、乗り継いだ次の便がJTAの「ジンベエジェット」だった――という組み合わせは、航空ファン目線でもかなり面白い引きです。2026年9月時点で、J-AIR 30th Anniversary JETはエンブラエル170型機のJA228J 1機のみ。一方、JTAの青い「ジンベエジェット」はJA05RK 1機です。[参照][参照]正確な遭遇確率は路線・ダイヤ・整備・機材繰りによって大きく変わるため単純計算はできませんが、狙わずに2便連続でそれぞれ1機限定の特別機を引いたのであれば、十分「かなりレア」と言ってよい組み合わせです。
J-AIR 30th Anniversary JETはJA228Jの1機だけ
J-AIR 30th Anniversary JETは、J-AIRが2026年8月8日に創立30周年を迎えたことを記念して登場した特別デザイン機です。2026年4月1日に運航を開始しました。
対象機はエンブラエル170型機のJA228Jです。機体後方のドア付近に30周年記念ロゴがあしらわれており、2027年3月頃までE170就航路線を運航する予定とされています。[参照]
J-AIRの公式会社概要によると、2026年4月時点の保有機材はE170が18機、E190が14機の合計32機です。つまり30周年記念機はJ-AIR全32機の中で1機、さらにE170だけで比較しても18機中1機です。[参照]
ジンベエジェットも青い機体はJA05RKの1機
JTA(日本トランスオーシャン航空)の「ジンベエジェット」は、沖縄美ら海水族館とのコラボレーションによる特別デザイン機です。沖縄の海をイメージした青いジンベエザメが機体全体に描かれています。
2026年時点で青い「ジンベエジェット」はボーイング737-800型機のJA05RKです。JTA公式サイトでも、ジンベエジェットをJA05RK、ピンク色の「さくらジンベエ」をJA06RKとして案内しています。[参照]
JTAの航空機数は2026年3月31日時点で14機です。[参照]したがって青いジンベエジェットも、単純な機数だけを見るなら14機の中の1機という存在です。
単純計算するとどれくらいレア?
実際の航空機運用は完全なランダムではないため、以下はあくまで「機数だけを使ったお遊び的な目安」です。
J-AIRの1便目がE170で運航されることがあらかじめ決まっていると仮定し、18機のE170がすべて同じ確率で投入されるとすれば、30周年記念機を引く確率は単純には1/18、約5.6%です。
次にJTAの14機が同じ確率で投入されると仮定すると、青いジンベエジェットを引く確率は1/14、約7.1%です。
さらに両方を独立した出来事として単純に掛け合わせると、1/18 × 1/14 = 1/252となり、約0.40%です。感覚的には約250回に1回という数字になります。
ただし「実際の確率が1/252」という意味ではありません。航空会社は機材をくじ引きで配分しているわけではなく、路線、整備予定、前便からの機材繰り、運航制約などによって投入機が決まるためです。
J-AIR全32機を基準にするとさらに小さな数字になるが注意が必要
J-AIR全体では32機のうち30周年記念機が1機なので、「1/32」と考えたくなるところです。それをJTAの1/14と掛けると、1/448、約0.22%になります。
しかし30周年記念機はE170であり、予約便が最初からE170運航便ならE190の14機が候補になることはありません。そのため、その条件下では32機全体を母数にするよりE170の18機を母数にした1/18の方が考え方として自然です。
飛行機の「レア度」を数字で語る場合は、単純な保有機数だけでなく、その便で実際に投入可能な機種まで考える必要があります。
2026年のJTAには実はジンベエファミリーが3機ある
2026年のJTAには、従来の青い「ジンベエジェット」とピンクの「さくらジンベエ」に加え、3号機となる「結(ゆい)ジンベエ」も登場しています。
結ジンベエはJA07RKで、2026年1月19日から運航を開始しました。JTAによれば、青いジンベエジェット、さくらジンベエ、結ジンベエの3機が現在のジンベエシリーズになります。[参照]
したがって「ジンベエシリーズなら何色でもよい」という条件なら14機中3機となり、遭遇確率は青いジンベエジェット単独より高くなります。単純計算でJ-AIR記念機1/18とジンベエシリーズ3/14を掛けると約1.19%、およそ84回に1回です。
一方、乗ったのが青い「ジンベエジェット」JA05RKそのものであれば、シリーズ3機のうち1機をさらに引いているので、レア度は一段上がります。
「予約時に狙っていない」ことがポイント
航空ファンが特別塗装機を狙う場合、機体の現在地や過去の運航パターン、当日の機材運用などをチェックして搭乗便を選ぶことがあります。
それに対して、通常の旅行として便を予約した後に機体番号を確認したら「JA228J」、さらに次の便まで「JA05RK」だった、というケースは純粋な偶然性が高くなります。
しかも1便だけ特別機だったのではなく、異なる航空会社の特別デザイン機を乗り継ぎで連続して引いている点が面白いところです。「絶対に二度と起きない奇跡」というほどではありませんが、航空ファンなら写真を残しておきたくなる組み合わせでしょう。
機材は搭乗直前まで変更される可能性がある
もう一つ、航空機好きにとって重要なのが「予約画面に表示されている機材=当日必ず乗れる機体」ではないことです。
J-AIRも30周年記念機について、当日の状況によって運航路線が変更される場合があると案内しています。[参照]JTAも結ジンベエなどの特別機について、機材変更等により運航便が変更される場合があると案内しています。[参照]
つまり予約後に「特別機になっている」と分かっても、整備や機材繰りで普通塗装機へ変更される可能性があります。実際に当日2機ともそのまま来て搭乗できれば、「予約段階で見つけた」よりさらに嬉しい結果です。
30周年記念機は期間限定なので後から振り返ると価値が高い
ジンベエジェットは長期間運航されている人気機ですが、J-AIR 30th Anniversary JETは期間限定です。
J-AIRの公式案内では、JA228Jの30周年記念デザインは2026年4月から2027年3月頃までの予定です。[参照]
そのため数年後に同じ組み合わせを再現しようとしても、30周年デザインのJA228Jには原則として乗れなくなります。期間限定機と長寿の人気特別機を同じ旅程で引いたという意味でも、記録を残す価値があります。
搭乗するなら機体番号も記録しておくと楽しめる
航空ファン的に旅の記録を残すなら、単に「30周年JETに乗った」「ジンベエに乗った」だけでなく、機体番号も記録しておくと後で楽しめます。
| 特別機 | 運航会社 | 機種 | 機体番号 |
|---|---|---|---|
| J-AIR 30th Anniversary JET | J-AIR | Embraer 170 | JA228J |
| ジンベエジェット | JTA | Boeing 737-800 | JA05RK |
| さくらジンベエ | JTA | Boeing 737-800 | JA06RK |
| 結ジンベエ | JTA | Boeing 737-800 | JA07RK |
搭乗券、機体の写真、便名、日付、機体番号をまとめて残しておけば、「あのとき偶然こんな機材乗り継ぎをした」と後から振り返れます。
まとめ:30周年JET→青いジンベエジェットの偶然乗り継ぎはかなりレア
2026年9月時点の公式情報では、J-AIR 30th Anniversary JETはE170のJA228J 1機のみです。J-AIRはE170を18機保有しているため、E170便の中では18機に1機の存在です。[参照]
一方、青いJTA「ジンベエジェット」はJA05RK 1機で、JTAの航空機は14機です。[参照][参照]
仮に機材が完全にランダムに選ばれるという現実には存在しない単純モデルで計算すると、E170便でJA228Jを引き、続けてJTA便で青いJA05RKを引く組み合わせは1/18×1/14=約1/252、約0.4%です。
実際の確率を「252回に1回」と断定することはできませんが、狙っていない予約でこの2機を連続して引いたなら、航空ファン目線でも十分に「かなりレアな乗り継ぎ」と評価できるでしょう。
さらにJA228Jの30周年デザインは2027年3月頃までの期間限定予定です。実際に当日も機材変更されず「J-AIR 30th Anniversary JET → ジンベエジェット」の順で搭乗できたなら、機体番号と一緒に写真や搭乗記録を残しておきたい、なかなか良い引きです。


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