JALカードの審査が完了して発送待ちになっているものの、カードが届く前に航空券を購入しなければならないケースがあります。この場合に重要なのは、「航空券購入で付くショッピングマイル」と「実際に飛行機へ搭乗して付くフライトマイル」は別物だという点です。JALカードのショッピングマイルは、原則としてJALカードで決済した利用額に対して付与されます。そのため、カード到着前に別のクレジットカードや別の決済手段で航空券を購入した場合、その購入代金についてJALカードのショッピングマイルを後から付けてもらうことは基本的にできません。一方、航空券を別のカードで購入しても、搭乗によるフライトマイルは別途ためることができます。[参照]
- JALカードのショッピングマイルは「JALカードで支払った金額」に対して付く
- カードが届く前に別のカードで航空券を買った場合はどうなる?
- ショッピングマイルを逃してもフライトマイルは別に貯められる
- 航空券購入時にJMB番号を登録していなくても後から登録できる
- 「航空券購入マイル」と「搭乗マイル」を分けると理解しやすい
- JALグループ航空券はJALカード特約店なので本来はマイル効率が高い
- カード本体がなくても「カード番号を確認できれば使える」とは限らない
- 航空券の値上がり・満席リスクとマイルを比較することが大切
- すでに購入してしまった航空券をキャンセルしてJALカードで買い直すべき?
- 購入時にJALへログインしておくとフライトマイルの管理がしやすい
- JALカードが届いた後の航空券からはカード払いに切り替える
- まとめ:カード到着前に別決済で航空券を買うとショッピングマイルは原則付かないが、フライトマイルは貯められる
JALカードのショッピングマイルは「JALカードで支払った金額」に対して付く
JALカードのショッピングマイルは、JALカードを使って買い物をした利用金額に応じて自動積算される仕組みです。JAL公式では、通常は200円につき1マイル、JALカードショッピングマイル・プレミアム加入者は100円につき1マイルと案内されています。[参照]
さらにJALグループ航空券の購入はJALカード特約店の対象となるため、対象となる方法でJALカード決済をすればショッピングマイルが通常の2倍になります。ショッピングマイル・プレミアム未加入なら200円につき2マイル、加入していれば100円につき2マイルが基本です。[参照]
つまり、航空券を買ったという事実だけでショッピングマイルが付くのではなく、その航空券代をJALカードで決済したことがポイントになります。
カードが届く前に別のカードで航空券を買った場合はどうなる?
例えばJALカードが発送予定になっているものの、希望便が売り切れそうなので今日中に航空券を購入する必要があり、手元にある別会社のクレジットカードで5万円の航空券を購入したとします。
この5万円はJALカードの利用ではないため、後日JALカードが届いても、その航空券代をさかのぼってJALカードのショッピング利用に変更することは通常できません。そのため、その航空券購入分についてはJALカードのショッピングマイルは付かないと考えるのが基本です。
航空券購入後に「JALカードが届いたので支払カードを変更したい」と思っても、決済済みの取引を単純に別カードへ移し替える仕組みではありません。航空券をいったん取消して買い直す方法は、取消手数料や運賃の値上がり、座席消失などのリスクがあるため、ショッピングマイルだけを目的に行うのは通常おすすめできません。
ショッピングマイルを逃してもフライトマイルは別に貯められる
ここで安心しておきたいのが、航空券を別のクレジットカードで購入したからといって、搭乗によるJALマイルまで失うわけではないことです。
フライトマイルは、航空券の支払方法ではなく、搭乗区間、運賃種別、予約クラスなどに基づいて計算されます。JALでは、予約時にJMBお得意様番号を登録しておけば、対象となる搭乗についてフライトマイルが自動積算されます。[参照]
例えば5万円のJAL航空券を他社カードで買った場合、JALカード決済によるショッピングマイルは付きませんが、その便に実際に搭乗すれば、積算対象運賃である限りフライトマイルは通常どおり獲得できます。
航空券購入時にJMB番号を登録していなくても後から登録できる
JALカードがまだ届いていないと、「カード番号もJMB番号も分からないからフライトマイルも貯まらないのでは」と心配することがありますが、必ずしもそうではありません。
すでにJALマイレージバンクのお得意様番号が分かっていれば、航空券購入・予約時にその番号を登録できます。また予約時に登録できなかった場合でも、搭乗前に登録することができます。
さらにJALでは、搭乗時までにマイル積算手続きができなかった場合でも、原則として搭乗後6か月以内であればフライトマイルの事後登録を受け付けています。JAL公式でも「入会申し込み後、カードが届く前に搭乗した場合」を事後登録が必要となるケースの一つとして紹介しています。[参照]
「航空券購入マイル」と「搭乗マイル」を分けると理解しやすい
JALカードを使った旅行では、同じ航空券から複数種類のマイルが発生することがあるため、混同しやすいところです。
| マイルの種類 | 何によって付くか | JALカード到着前に別カードで購入した場合 |
|---|---|---|
| ショッピングマイル | JALカードで航空券代を支払う | 原則付かない |
| 特約店分のショッピングマイル | 対象となるJALグループ航空券をJALカードで支払う | 原則付かない |
| フライトマイル | 積算対象便・運賃で実際に搭乗する | 支払方法にかかわらず条件を満たせば付く |
| JALカード搭乗ボーナス | JALカード会員として対象便に搭乗するなど所定条件を満たす | カード入会状況・搭乗時期など条件による |
「カードが届く前に航空券を買うとマイルが全部ゼロになる」というわけではありません。失う可能性があるのは主として航空券購入代金に対するJALカードのショッピングマイルです。
JALグループ航空券はJALカード特約店なので本来はマイル効率が高い
JALカードがすでに利用可能な状態で航空券を購入できる場合、JALグループ航空券は特約店として扱われるため、通常より多くショッピングマイルを獲得できます。
例えばショッピングマイル・プレミアムに加入していて、対象となる10万円のJAL航空券をJALカードで購入した場合、特約店なら基本的に100円につき2マイルとなり、2,000マイル相当を獲得できる計算です。実際の積算対象額や対象となる購入方法には条件があります。[参照]
ショッピングマイル・プレミアム未加入の場合は、特約店なら200円につき2マイルが基本です。[参照]
カード本体がなくても「カード番号を確認できれば使える」とは限らない
最近はクレジットカードによって、プラスチックカード到着前にアプリでカード番号を確認できる即時発行サービスがあります。そのため「JALカードも発送前なら番号だけ先に分かるのでは」と考えることがあります。
しかしJALカードはJCB、Visa、Mastercard、American Express、Suicaなど複数の提携カード会社があり、発行会社やカード種類によってサービス内容が異なります。発送予定になったという情報だけで、必ずカード番号を事前確認できるとは限りません。
オンライン購入でカード番号をすでに正式に確認できるサービスが発行会社から提供されている場合は、その案内に従って利用できる可能性がありますが、番号を推測したり、未到着カードを利用できる前提で航空券の購入を遅らせたりするのは避けましょう。
航空券の値上がり・満席リスクとマイルを比較することが大切
航空券は残席や購入時期によって価格が変わることがあります。そのため、数日待ってJALカードが届くまで購入を延期することで、航空券代そのものが高くなってしまう可能性があります。
例えば10万円の航空券をショッピングマイル・プレミアム加入済みのJALカードで特約店扱いとして購入できれば、基本的には2,000マイル程度が期待できます。一方、カード到着を待ったことで運賃が1万円上がったなら、マイル獲得だけを理由に待つことが得とは限りません。
希望する便が埋まりそう、安い運賃の残席が少ない、旅行日程を確定する必要があるといった事情があるなら、ショッピングマイルより航空券の確保を優先するという判断も十分合理的です。
すでに購入してしまった航空券をキャンセルしてJALカードで買い直すべき?
通常は、ショッピングマイルを得るためだけに購入済み航空券をキャンセルして買い直す必要はありません。
航空券によっては取消手数料が発生します。また同じ運賃で再購入できる保証もなく、キャンセルした瞬間に席が戻らなかったり、残席状況によって高い運賃しか選べなくなったりする可能性もあります。
例えば買い直しによって1,000マイル増えても、取消手数料が3,000円かかれば経済的にはメリットが小さくなります。航空券はマイルだけではなく、取消条件と現在価格を含めて判断することが大切です。
購入時にJALへログインしておくとフライトマイルの管理がしやすい
カードがまだ手元に届いていなくても、すでにJMB会員番号を持っている場合は、JAL WebサイトへJMB会員としてログインした状態で航空券を予約すると、その後のマイル管理が分かりやすくなります。
予約時にJMBお得意様番号を登録すると、対象便に搭乗した際のフライトマイルが自動積算されます。[参照]
登録を忘れても、搭乗後6か月以内なら事後登録できる制度がありますので、航空券のeチケットお客さま控えや搭乗情報はマイルが反映されるまで保存しておくと安心です。[参照]
JALカードが届いた後の航空券からはカード払いに切り替える
今回の航空券だけ別のカードで購入することになっても、今後の航空券まで損をするわけではありません。
JALカードが届いて利用可能になった後は、JALグループ航空券や日常の買い物を対象条件に沿ってJALカード払いへ切り替えることで、ショッピングマイルを積み上げることができます。
特にJAL航空券はJALカード特約店の代表例なので、今後JALを利用する機会が多い人にとっては効率よくマイルをためやすい支出です。[参照]
まとめ:カード到着前に別決済で航空券を買うとショッピングマイルは原則付かないが、フライトマイルは貯められる
JALカードが届く前に別のクレジットカードなどで航空券を購入した場合、その航空券代についてJALカードのショッピングマイルを後から付けてもらうことは原則できません。ショッピングマイルはJALカードで決済した利用額に対して積算されるためです。[参照]
ただし、航空券購入時のショッピングマイルと搭乗時のフライトマイルは別です。航空券を他社カードで購入していても、積算対象となる便・運賃で搭乗し、JMBお得意様番号を登録していればフライトマイルは通常どおり貯められます。
予約時にJMB番号を登録できなかったとしても、JALでは搭乗後6か月以内のフライトマイル事後登録を受け付けています。JAL公式にも、入会申し込み後、カードが届く前に搭乗した場合は事後登録できる旨が案内されています。[参照]
したがって、カード到着を待つことで希望便が満席になったり運賃が上がったりする可能性があるなら、無理に待つ必要はありません。今回の航空券購入分のショッピングマイルは諦めることになっても、航空券は必要なタイミングで確保し、フライトマイルはJMBへ積算するという考え方が現実的です。カード到着後の航空券や日常の支払いからJALカードを利用すれば、その後はショッピングマイルをしっかり貯めていくことができます。


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