マイナポータルからパスポートをオンライン申請したあと、スマートフォンへ「やることを確認してください」といった通知が届き、アプリを開くとログイン前の画面に「マイナンバーカードの作成」「マイナポータルの登録・ログイン」などが未着手のように表示されることがあります。
すでにマイナンバーカードを持ち、マイナポータルへログインしてパスポート申請まで完了している場合、ログイン前に表示される一般的な案内と、ログイン後に確認できる本人のパスポート申請状況は分けて考えることが重要です。パスポート申請が正常に受け付けられているかどうかは、ログイン前の「未着手」表示ではなく、ログイン後の「やること」に表示されるパスポート申請のステータスと「申請先からの連絡内容」で確認します。
マイナポータル公式FAQでも、オンラインで申請したパスポートの進行状況は、ログイン後の「やること」から確認するよう案内されています。「処理中」であれば審査が進んでいる段階であり、審査が終わると交付予定日などのメッセージが届きます。通知そのものだけを見て申請失敗と判断する必要はありません。
- パスポート申請後に最も重要なのはログイン後の「やること」
- 「処理中」は申請に失敗しているという意味ではない
- ログイン前の「未着手」とパスポート申請状況は同じものとは限らない
- 通知が何度も来ても、毎回新しい作業が発生したとは限らない
- 本当に対応が必要な場合は「要訂正」や申請先からの連絡を確認する
- 交付予定日は審査完了後にメッセージで通知される
- 2026年からは「パスけん」で作成状況と受取可能日を確認できる
- パスけんで表示されない=申請失敗ではない
- パスポートを受け取るまでは「処理中」のままでも正常
- 通知よりも確認すべき3つの項目
- 同じパスポートをもう一度申請しないほうがよい
- 旅行日が近い場合は早めに交付予定日を確認する
- 不安な場合はどこへ問い合わせるべき?
- 問い合わせる前にスクリーンショットを用意すると説明しやすい
- アプリのバグかどうかは表示だけでは断定できない
- 通知がしつこくてもオフにする前に申請状況を確認
- オンラインパスポート申請後の確認フロー
- 「処理中」「要訂正」「完了」の違い
- まとめ:ログイン前の「未着手」より、ログイン後のパスポート申請詳細を確認する
パスポート申請後に最も重要なのはログイン後の「やること」
オンライン申請後のパスポートの正式な状況確認場所は、マイナポータルへログインした後の「やること」です。マイナポータル公式FAQでは、「やること」を選択すると手続き中の申請状況一覧が表示され、該当するパスポート申請を開くことで申請先からの通知メッセージなどを確認できると案内しています。
したがって、ログイン後の「やること」に「パスポート新規申請」などが表示され、ステータスが「処理中」になっているのであれば、少なくとも申請状況を照会できる状態になっています。
反対に、本当に対応が必要な場合には「要訂正」などのステータスが表示され、申請先から訂正内容の案内が届きます。その場合はメッセージを確認し、補正申請を行います。
[参照] マイナポータル「パスポートの申請後、交付までの申請状況を確認する方法」
「処理中」は申請に失敗しているという意味ではない
パスポート申請後、「処理中」という表示が何日も続くと不安になることがあります。しかしマイナポータルでは、パスポートを実際に受け取るまで申請状況が「処理中」のままになる仕組みです。
公式FAQでは、旅券事務所の窓口でパスポートを受け取るまではステータスが「処理中」で、受取後に「完了」となると説明されています。そのため「処理中が数日続いている=審査が止まっている」とは限りません。
審査そのものが完了した場合には、「やること」の申請状況照会画面にある「申請先からの連絡内容」へ、交付予定日を知らせるメッセージが届きます。ステータスよりも、このメッセージの内容を確認することが重要です。
[参照] マイナポータル「ステータスが『処理中』のままの場合」
ログイン前の「未着手」とパスポート申請状況は同じものとは限らない
マイナポータルアプリでは、ログイン前とログイン後で表示される情報の意味が異なります。ログイン前にはサービスを初めて利用する人向けの導線や、マイナンバーカード・ログインなどに関する一般的な案内が表示されることがあります。
一方、本人の電子申請状況は本人確認を伴うログイン後の画面で確認します。そのため、ログイン前に「マイナンバーカードの作成」「マイナポータルの登録・ログイン」などが未着手のように見えても、すでにログイン後の「やること」にパスポート申請が存在しているのであれば、そのログイン前表示だけを根拠に「マイナンバーカードが未登録になった」「申請が無効になった」と判断する必要はありません。
特にパスポート申請がオンラインで完了しているのであれば、その手続きの過程ですでにマイナンバーカードを利用した本人確認を行っています。申請状況については、ログイン後の個別申請画面を基準に判断するのが適切です。
通知が何度も来ても、毎回新しい作業が発生したとは限らない
マイナポータルでは、行政機関へ行った電子申請について処理状況が更新された場合などに通知が届くことがあります。メール通知を設定している場合には、申請手続きに関するメールが届くこともあります。
ただし通知の文面だけでは、具体的に何が変わったのか分からないケースがあります。そのため通知を受け取ったら、通知本文だけで判断するのではなく、ログイン後の「やること」で該当するパスポート申請を開き、「申請先からの連絡内容」に新しいメッセージがないか確認します。
新しい訂正依頼や追加提出の指示がなく、申請ステータスも引き続き「処理中」であれば、少なくともその画面上では新たな操作を求められていない状態と考えられます。
本当に対応が必要な場合は「要訂正」や申請先からの連絡を確認する
パスポートのオンライン申請では、顔写真、署名画像、申請内容などに確認事項があると、申請先から補正を求められることがあります。
そのような場合、単に「やることを確認してください」という通知だけで終わるのではなく、「やること」の対象申請を開いたときに「要訂正」と表示されたり、「申請先からの連絡内容」に具体的な訂正指示が掲載されたりします。
たとえば顔写真について撮り直しを求められた場合には、何を直す必要があるのか確認して補正申請を行います。反対に具体的な指示が一切ない状態であれば、表示されていない作業を推測して行う必要はありません。
交付予定日は審査完了後にメッセージで通知される
オンライン申請後すぐにパスポートを受け取れる日が確定するわけではありません。まず申請内容の審査が行われ、審査が完了すると交付予定日を知らせるメッセージが届きます。
マイナポータル公式FAQでは、審査完了後、「やること」の申請状況照会画面にある「申請先からの連絡内容」へ交付予定日の通知が届くと案内されています。
そのため、旅行の日が近くてパスポートが間に合うか心配な場合には、まずこの交付予定日の通知が届いているかを確認するのが重要です。
[参照] マイナポータル「パスポートの交付予定日を確認する方法」
2026年からは「パスけん」で作成状況と受取可能日を確認できる
2026年3月からは、外務省が運営する「パスポート受取可能日検索システム(パスけん)」も利用できます。
マイナポータルでオンライン申請し、審査が完了すると、交付予定日の通知メッセージ内に「パスけん」へアクセスするための案内が記載されます。そこからパスポートの作成状況や、実際に受け取ることができる確定日を確認できます。
なお、まだ審査中の場合はパスけんに作成状況が表示されません。公式FAQによると、審査が終了してパスポートが「作成中」の段階になると確認できるようになります。
[参照] マイナポータル「パスポート受取可能日検索システム(パスけん)とは」
パスけんで表示されない=申請失敗ではない
交付予定日の案内を見て「パスけん」を開いても、状況が表示されないことがあります。しかし、審査段階によっては正常な動作です。
マイナポータル公式FAQでは、審査中の場合にはパスけんで作成状況が表示されず、審査終了後にパスポートが作成中になると表示されると説明されています。
したがって、申請直後からパスけんで確認できるとは限りません。まずはマイナポータルの「やること」を確認し、審査完了後の案内を待つ流れになります。
[参照] マイナポータル「パスけんで作成状況が確認できない場合」
パスポートを受け取るまでは「処理中」のままでも正常
オンライン申請で特に誤解しやすいのが、交付予定日が通知されたあとも「処理中」の表示が残ることです。
一般的なオンライン手続きでは、審査が終わると「完了」と表示されるイメージがあります。しかしパスポート申請の場合は、実際にパスポートを窓口で受け取るまで「処理中」です。
つまり「交付予定日の連絡が来たのに処理中だから何か失敗している」というわけではありません。受取後に初めて「完了」へ変更される仕組みです。
通知よりも確認すべき3つの項目
オンライン申請後に何度も通知が来て不安になった場合は、次の3点を順番に確認すると状況を整理しやすくなります。
| 確認項目 | 見る場所 | 意味 |
|---|---|---|
| 申請が存在するか | ログイン後の「やること」 | パスポート新規申請などが表示されているか |
| 現在のステータス | 対象申請の詳細 | 「処理中」「要訂正」などを確認 |
| 新しい指示 | 「申請先からの連絡内容」 | 補正依頼・交付予定日などを確認 |
この3つを確認し、申請が存在して「処理中」、さらに訂正依頼がないのであれば、ログイン前画面の一般的な「未着手」表示だけを理由に再度パスポート申請を行う必要はありません。
同じパスポートをもう一度申請しないほうがよい
通知の意味が分からないからといって、「最初の申請が失敗したかもしれない」と同じパスポート申請を最初からやり直すのは避けたほうがよいでしょう。
すでに「やること」に申請が存在している状態で別の申請を重ねると、かえって状況が分かりにくくなる可能性があります。
必要な修正がある場合には申請先から「要訂正」などの案内が届くため、その指示に従って補正します。何も指示がないなら、まず現在の申請を確認することが基本です。
旅行日が近い場合は早めに交付予定日を確認する
海外旅行や出張の日程が決まっている場合、「申請は進んでいるようだから大丈夫だろう」と受取直前まで待つのはおすすめできません。
外務省では、2025年3月24日以降、日本国内でパスポートを申請する場合、申請から交付まで従来より長い期間が必要になることを案内しています。国立印刷局で旅券を集中的に作成する方式へ変更されたことなどが理由です。
そのためパスポートが必要な日が決まっている場合には、審査完了後に届く交付予定日の通知を必ず確認し、パスけんで受取可能日が表示される段階になったら確定日も確認しておくと安心です。
不安な場合はどこへ問い合わせるべき?
パスポート申請そのものの進捗や、申請内容について確認したい場合は、受取先として指定したパスポート申請窓口へ問い合わせるのが基本です。
マイナポータル公式FAQでも、パスポート申請の詳しい状況については受取先のパスポート申請窓口へ問い合わせるよう案内しています。
一方、「ログインできない」「アプリの表示がおかしい」「マイナポータルそのものの操作方法が分からない」といったシステム操作に関する問題なら、マイナポータル側の問い合わせ窓口やFAQを利用するほうが適切です。
問い合わせる前にスクリーンショットを用意すると説明しやすい
「未着手という通知が届くが、ログイン後にはその項目がない」といった表示上の問題は、電話だけでは状況を説明しにくいことがあります。
個人番号や申請番号など重要な情報が映り込まないよう注意しながら、通知画面、ログイン前の表示、ログイン後の「やること」の状態を記録しておくと、問い合わせ時に状況を整理しやすくなります。
特に「何月何日から通知が繰り返されている」「通知を開くとどの画面になる」「ログイン後のパスポート申請は処理中」といった情報をまとめておくと、システム側の問題なのか申請側の問題なのか切り分けやすくなります。
アプリのバグかどうかは表示だけでは断定できない
すでに完了しているはずの「マイナンバーカードの作成」「マイナポータルの登録・ログイン」がログイン前画面で未着手のように表示されれば、アプリの表示不具合を疑いたくなるのは自然です。
ただし、その表示だけから「マイナポータルのバグ」と断定することもできません。ログイン前画面が本人の登録状態を反映したチェックリストではなく、サービス利用開始のための一般的な案内として表示されている可能性もあるためです。
重要なのは、表示の原因を推測することより、パスポート申請の個別画面に本当に対応が必要なメッセージが届いているかを確認することです。
通知がしつこくてもオフにする前に申請状況を確認
同じような通知が繰り返されると、スマートフォン側でマイナポータルの通知をすべてオフにしたくなるかもしれません。
しかしパスポート申請中は、訂正依頼や交付予定日に関する重要な連絡を見逃す可能性があります。そのため、申請が完了するまでは通知を完全に切るより、通知が届いた際に「やること」の対象申請を確認する方法が安全です。
どうしても通知表示に問題がある場合は、通知を切る前にマイナポータル側へ問い合わせ、どの種類の通知なのか確認するとよいでしょう。
オンラインパスポート申請後の確認フロー
通知が届いたときに毎回迷わないよう、確認手順を決めておくと簡単です。
| 順番 | 確認内容 |
|---|---|
| 1 | マイナポータルへログイン |
| 2 | 「やること」を開く |
| 3 | パスポート申請を選択 |
| 4 | ステータスを確認 |
| 5 | 「申請先からの連絡内容」を確認 |
| 6 | 「要訂正」なら指示に従って補正 |
| 7 | 交付予定日の通知が来たら受取準備 |
| 8 | 必要に応じてパスけんで確定日を確認 |
この流れで確認して新しい連絡がなければ、「通知が来た=新しい手続きが必要」とは限りません。
「処理中」「要訂正」「完了」の違い
パスポート申請では、ステータスの意味を知っているだけでも不安をかなり減らせます。
| 表示 | 基本的な意味 |
|---|---|
| 処理中 | 申請から受取までの手続き中。受取完了までは基本的にこの表示 |
| 要訂正 | 申請内容の修正・補正申請が必要 |
| 完了 | パスポートを受け取った後の状態 |
特に「処理中」が長く表示される点は一般的なオンライン申請と感覚が異なります。交付予定日の連絡が届いても、受取までは処理中のままである点を覚えておきましょう。
まとめ:ログイン前の「未着手」より、ログイン後のパスポート申請詳細を確認する
オンラインでパスポート申請を完了したあと、「やることを確認してください」という通知が何度も届き、ログイン前の画面に「マイナンバーカードの作成」「マイナポータルの登録・ログイン」などが未着手のように表示されても、それだけでパスポート申請が失敗しているとは判断できません。
パスポート申請の正式な進行状況は、マイナポータルへログインした後の「やること」から確認します。そこに「パスポート新規申請」などが表示され、「処理中」になっているのであれば、申請状況を照会できる状態です。
「処理中」は異常を意味する表示ではありません。パスポート申請では、審査が終わって交付予定日が通知されたあとも、実際に窓口でパスポートを受け取るまでは基本的に「処理中」のままで、受取後に「完了」へ変わります。
本当に追加対応が必要な場合は、「要訂正」などのステータスや「申請先からの連絡内容」に具体的な案内が表示されます。通知が届くたびに、まず対象のパスポート申請を開いて新しい指示がないか確認しましょう。
審査が完了すると交付予定日のメッセージが届き、2026年現在は外務省の「パスポート受取可能日検索システム(パスけん)」で作成状況や受取可能となる確定日も確認できます。
一方、ログイン前の表示と実際の登録状態が明らかに食い違い、同じ通知が繰り返される原因については、画面だけからバグと断定することはできません。パスポートが必要な日が迫っている、交付予定日の連絡が想定より長く来ない、「要訂正」の意味が分からないなどの場合は、受取先として指定したパスポート申請窓口へ早めに確認するのが確実です。
つまり確認の優先順位は、「通知文」→「ログイン前の未着手表示」ではなく、「ログイン後のやること」→「パスポート申請のステータス」→「申請先からの連絡内容」です。この3点に問題がなければ、表示だけを見て同じ申請をやり直す必要はありません。
[参照] マイナポータル「パスポート受取可能日検索システム(パスけん)」


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