ドラマやMVの路線バスが白ナンバーなのはなぜ?本物の営業バスを使わず撮影用バスを使う理由を解説

バス、タクシー

ドラマや映画、ミュージックビデオを見ていると、登場人物が乗る「路線バス」が実際の路線バスそっくりなのに、ナンバープレートを見ると緑ナンバーではなく白ナンバーになっていることがあります。普段街を走っている路線バスは事業用自動車なので緑地に白文字のナンバーが基本ですが、映像作品では撮影専用のバスや自家用登録のバスが使われるケースがあります。

これは制作会社が本物の路線バスを借りられないからとは限りません。実際にバス会社が映画・ドラマ・CMなどへの撮影協力として営業用バスを貸し出している例もあります。一方で、長時間の占有、何度もの撮り直し、外装の変更、カメラ機材の設置などが必要な撮影では、営業用車両より撮影専用の白ナンバーバスのほうが圧倒的に扱いやすいため、そちらが選ばれることがあります。

また「白ナンバー=違法な白バス」という意味でもありません。有償で一般の旅客を運送する事業と、映画撮影のために撮影用車両を走らせることは同じではありません。この記事では、なぜ映像作品では本物の路線バスではなく白ナンバーの撮影用車両が使われることがあるのか、ナンバー制度や撮影現場の事情を踏まえて解説します。

  1. まず路線バスの緑ナンバーと白ナンバーの違い
  2. 白ナンバーの大型バスそのものは普通に存在する
  3. 撮影専用の「劇用路線バス」が実際に存在する
  4. 本物の路線バスを使うと営業運行へ影響する
  5. 撮影では「同じ道を何度も走る」必要がある
  6. 外装を架空のバス会社へ変更しやすい
  7. 実在するバス会社のブランドを勝手に使えない
  8. 車内に大量のカメラ・照明を置く必要がある
  9. ナンバープレートを映したくない作品も多い
  10. 白ナンバー=レンタカーとも限らない
  11. 白ナンバーで出演者を乗せるのは「白バス」にならない?
  12. 撮影専用バスでも公道を走るなら車検や免許が必要
  13. もちろん「本物の路線バス」を借りて撮影する作品もある
  14. 横浜市営バスも映画・ドラマなどへの撮影協力を行っている
  15. フィルムコミッション経由で本物のバス会社を紹介してもらうこともある
  16. 本物のバスと劇用バスは作品によって使い分けられる
  17. MVでは特に撮影専用車のメリットが大きい
  18. 実在する営業所やバス停を使う場合はさらに調整が必要
  19. エキストラを自由に配置できることも劇用バスのメリット
  20. 窓の外の風景まで撮影計画に合わせられる
  21. 古い路線バスを再現したい場合にも劇用車が便利
  22. ナンバーが映っていると撮影方法を推測できることがある
  23. まとめ:本物の路線バスを借りないのではなく、撮影専用バスのほうが自由度が高い場面が多い

まず路線バスの緑ナンバーと白ナンバーの違い

日本の登録自動車では、一般に自家用車は白地に緑文字、事業用車は緑地に白文字のナンバープレートを使用します。国土交通省の資料でも、自家用と事業用でナンバープレートの塗色が区別されています。

路線バスや貸切バスなど、運賃や料金を受け取って旅客を運送する事業に使用する車両は、道路運送法に基づく許可を受けた事業用自動車として運行されるため、通常は緑ナンバーです。

一方、乗車定員11人以上の大型バスであっても、事業用として登録されていなければ白ナンバーの自家用車は存在します。つまり、車体が路線バスの形をしているから必ず緑ナンバーになるわけではありません。

[参照] 国土交通省「ナンバープレート制度の概要」

白ナンバーの大型バスそのものは普通に存在する

国土交通省の自動車区分でも、乗車定員11人以上の自家用自動車、いわゆる自家用バスが想定されています。これらは白地に緑文字のナンバープレートになります。

たとえば企業が従業員送迎用として所有するバス、学校や施設が所有する送迎バス、撮影会社が所有する劇用車などは、用途や登録方法によって自家用車になることがあります。

そのためドラマの中に白ナンバーの「路線バス風車両」が登場していても、ナンバーだけを見て「撮影スタッフが普通の営業バスを違法に使っている」と判断することはできません。そもそも営業路線として一般客から運賃を集めて走っている車両ではない場合が多いからです。

[参照] 国土交通省「事業用自動車の安全対策」

撮影専用の「劇用路線バス」が実際に存在する

映画・ドラマ制作の世界には「劇用車」というものがあります。パトカー、タクシー、救急車、トラックなどと同様に、路線バスについても映像撮影用に用意された車両があります。

劇用車を扱う事業者では、実際に車検を取得した撮影用路線バスを所有し、出演者や撮影スタッフを乗せて走行撮影できる車両として貸し出しています。外観は昔ながらの路線バスそのものでも、実際の乗合バス会社が営業運行している車両とは限りません。

撮影用として保有されている車両なら、営業ダイヤを気にせず長時間使用できます。ドラマで何度も登場する「○○交通」のような架空のバス会社を作る場合にも便利です。

[参照] フィールドサービス「撮影用 路線バス」

本物の路線バスを使うと営業運行へ影響する

実際の路線バス会社にとって、車両は毎日の運行に必要な営業資産です。朝夕のラッシュ、通学時間、休日などには多数の車両を運行しなければならず、撮影のために簡単に1台を数時間から1日空けられるとは限りません。

ドラマ撮影では「10秒の場面」のために数時間かかることもあります。出演者の演技、カメラ位置、照明、音声、交通状況などの理由で同じ走行を何度も繰り返すからです。

営業用バスを撮影へ回してしまえば、その間は本来の路線で使用できません。予備車にも限りがあります。そのため制作側から見てもバス会社側から見ても、撮影専用車両を使ったほうがスケジュールを組みやすいケースがあります。

撮影では「同じ道を何度も走る」必要がある

一般のバスなら、決められた停留所と時刻表に従って運行します。しかしドラマ撮影では、監督が納得するまで同じ場面を繰り返すことがあります。

たとえば「主人公が窓際に座り、外の景色を見ながら涙を流す」という30秒の場面でも、正面から1回、横から1回、車外から1回、主人公のアップを数回というように撮影します。同じ道路を何往復もする場合もあります。

営業バスでは、このような自由な運行は難しくなります。撮影専用のバスなら、道路使用許可など必要な手続きを行ったうえで撮影計画に合わせやすくなります。

外装を架空のバス会社へ変更しやすい

ドラマの物語上、実在する会社ではなく「○○バス」「△△交通」といった架空の会社にしたい場合があります。その場合、車体のロゴ、行先表示、広告、社名などを変更しなければなりません。

本物の営業車では、車体に会社名や実際の路線情報が表示されています。それを撮影のたびに大きく変更し、終了後に完全に戻すのは手間がかかります。

撮影専用車であれば、事業者によっては車体装飾や車内の一部装備を撮影内容に合わせて変更できます。たとえばLED行先表示を架空の「桜ヶ丘駅」「中央病院前」にしたり、車内広告を劇中の商品へ変更したりする演出が可能です。

実在するバス会社のブランドを勝手に使えない

映像作品で実在のバス会社名やロゴが映れば、視聴者はその会社が作品へ協力したと受け取る可能性があります。そのため制作側が自由に企業名やロゴを使用できるとは限りません。

特に劇中で事故、犯罪、トラブルなどが起きる場合には、実在企業のイメージへの影響も考える必要があります。「この会社のバスで事件が起きた」という描写を避けるため、架空会社に変更する作品もあります。

その場合、最初から撮影専用車を使って架空のカラーリングや社名にするほうが制作上扱いやすくなります。

車内に大量のカメラ・照明を置く必要がある

バス車内は想像以上に狭い空間です。通常の乗客だけなら問題ありませんが、ドラマ撮影ではカメラマン、監督、照明、音声、出演者、メイク担当など多数のスタッフが入ります。

さらに大型カメラ、照明、モニター、録音機材なども必要です。普通に座席が並んでいる営業バスでは、カメラを置きたい場所へ座席や手すりがあって撮影できないことがあります。

撮影専用の劇用バスでは、原状回復を前提として一部の手すりや保護パイプなどを取り外せるサービスもあります。映像制作に合わせて車内を加工しやすいことは大きなメリットです。

ナンバープレートを映したくない作品も多い

映像作品では実際のナンバープレートをそのまま映さず、架空番号へ変更したり、撮影アングルで見えなくしたり、編集段階で処理したりすることがあります。

そのため視聴者が画面で確認したナンバーが、撮影時の車両登録情報をそのまま示しているとは限りません。

ただし、実際に白地に緑文字のナンバーを装着して道路上を走行しているなら、自家用登録の劇用車である可能性があります。映像上「路線バス」に見えることと、道路運送法上の「一般乗合旅客自動車運送事業の車両」であることは別です。

白ナンバー=レンタカーとも限らない

白ナンバーを見て「レンタカーなのでは?」と思うこともありますが、白ナンバーだからといって必ずレンタカーではありません。

一般的な登録自動車のレンタカーでは、ナンバープレートの平仮名部分に「わ」または「れ」が使用されます。一方、撮影会社などが自社で所有している自家用バスなら、通常の自家用車として別の平仮名が使われることがあります。

したがって映像だけから判断するなら、白ナンバー=自家用登録である可能性は分かっても、それだけでレンタカーか撮影会社所有車かまでは判別できません。

白ナンバーで出演者を乗せるのは「白バス」にならない?

ここで気になるのが、「白ナンバーバスで俳優を乗せて走ったら違法ではないのか」という点です。

道路運送法上問題になる典型的な「白バス」「白タク」は、必要な許可・登録を受けず、自家用自動車を使って旅客から運送の対価を受け取って運送事業を行う行為です。国土交通省も、白ナンバーの自家用車を利用して許可なく有償で旅客を運送する行為は違法と説明しています。

一方、撮影用車両の中で俳優が演技をしている場面は、一般客から運賃を取って目的地まで運ぶ路線バス営業とは性質が異なります。ただし実際の運行方法、契約形態、車両の貸渡し方法などによって法的評価は変わるため、制作事業者は車両・運転手・撮影方法に応じた適切な手続きを行う必要があります。

[参照] 国土交通省「白タク・違法ハイヤーの撲滅に向けた啓発」

撮影専用バスでも公道を走るなら車検や免許が必要

撮影用だからといって、好きな車両を自由に公道で走らせられるわけではありません。公道を走行する車両には通常の自動車と同様、登録や車検などの要件があります。

劇用車事業者の中には、車検を取得した路線バスを用意し、走行撮影に対応しているところがあります。また道路上で通常とは異なる撮影をする場合には、撮影内容に応じて道路使用許可などが必要になることがあります。

大型バスを運転する運転者についても、車両の区分に応じた運転免許が必要です。「ドラマだから道路交通法の対象外」ということはありません。

もちろん「本物の路線バス」を借りて撮影する作品もある

映像作品では白ナンバーの劇用バスだけが使われているわけではありません。実在するバス会社が正式に撮影協力し、本物の営業用バスが作品へ登場することもあります。

たとえば東急バスは、映画、ドラマ、CM、テレビ番組、動画、雑誌などの撮影に有償で協力すると公式サイトで案内しており、一般路線大型バス、高速バス、オープントップバスなどを撮影車両の例として紹介しています。

このような場合は、本物のバス会社の営業車両や施設を使ったリアルな映像を撮影できます。「実在する東急バスに登場人物が乗る」という設定なら、本物を使うメリットは大きいでしょう。

[参照] 東急バス「撮影のご協力」

横浜市営バスも映画・ドラマなどへの撮影協力を行っている

公営バスでも撮影協力を行っている例があります。横浜市交通局は、市営バスや地下鉄車両・駅を利用した映画、テレビ番組、CM、雑誌などの撮影に協力すると公式に案内しています。

ただし、利用者の安全確保や通常運行への支障防止のため、希望する時間帯、スケジュール、場所などに対応できない場合があるとも説明されています。

これが、本物のバスを借りれば済むとは限らない理由の一つです。本物を借りる制度があっても、「朝の通勤時間帯に道路を10往復したい」「車内を大きく改造したい」といった撮影条件には対応できないことがあります。

[参照] 横浜市交通局「撮影協力」

フィルムコミッション経由で本物のバス会社を紹介してもらうこともある

地方ロケでは、地域のフィルムコミッションが撮影場所や交通事業者との調整を支援する場合があります。

たとえばぐんまフィルムコミッションでは、日本中央バスの貸切バス・路線バス・高速バスなどを映画やドラマの撮影に利用できるロケーションとして紹介しています。同社のバスを利用したドラマ・映画の撮影実績も掲載されています。

また福岡フィルムコミッションでは、電車やバスを利用した撮影を希望する場合、西鉄バスなどの事業者へ相談するよう案内しています。このように「本物の交通機関で撮りたい」という希望にも対応する仕組みは存在します。

[参照] ぐんまフィルムコミッション「日本中央バス株式会社」

[参照] 福岡フィルムコミッション「電車やバスを使って撮影したい」

本物のバスと劇用バスは作品によって使い分けられる

どちらが優れているというより、撮影内容に応じて使い分けられています。

項目 本物の営業用路線バス 撮影専用の劇用バス
リアルさ 非常に高い 外装次第で高くできる
実在会社名 正式な協力なら使用しやすい 架空会社を作りやすい
撮影時間 営業運行との調整が必要 比較的自由
撮り直し 条件によって制約あり 繰り返しやすい
車内加工 制約が多い 対応しやすい車両がある
カメラ設置 安全・営業上の制限あり 撮影前提で調整しやすい
ナンバー 通常は緑ナンバー 白ナンバーの場合がある

たとえばドキュメンタリーや観光ドラマなら実在会社のバスを使い、事件が起きる架空都市のドラマなら撮影専用バスに架空会社のラッピングを施す、といった使い分けが考えられます。

MVでは特に撮影専用車のメリットが大きい

ミュージックビデオでは、現実のバス運行より映像表現を優先する場面が多くあります。バス車内を派手な照明で照らしたり、座席でダンスしたり、窓の外に特定の風景が映るまで何度も走ったりすることがあります。

営業中の路線バスでは安全面や車両保護の観点から難しい演出でも、撮影専用車なら制作側と車両事業者が協議したうえで実現できる場合があります。

またMVでは数秒単位でカットを切り替えるため、「本物のバス会社であること」より「監督が欲しい画を自由に撮れること」が優先されるケースがあります。

実在する営業所やバス停を使う場合はさらに調整が必要

本物の路線バスを使う撮影では、車両だけ借りれば終わりとは限りません。バス停、営業所、駅前ロータリーなども撮影したい場合、その施設の管理者や道路管理者などとの調整が必要になります。

実際、東急バスでは田園調布駅のバスロータリーなどを撮影ロケーションとして案内しています。また横浜市交通局では、交通局の敷地外となる道路や駅前広場などを含む撮影について、横浜フィルムコミッションへの相談を案内しています。

つまり「本物を借りる」という選択はリアリティが高い反面、関係者が増えて撮影条件も複雑になりやすいのです。

エキストラを自由に配置できることも劇用バスのメリット

ドラマのバス車内では主人公以外にも、通勤客、高校生、高齢者など多数の乗客が映っています。この多くは作品のために配置されたエキストラです。

営業中のバスへ一般客と混在させて撮影すると、肖像権や撮影許可、安全管理などの問題が生じます。一般客の移動を妨げるわけにもいきません。

撮影専用バスを貸し切れば、車内にいる人物をすべて出演者・エキストラ・スタッフにできます。誰がどの席へ座るかまで自由に決められるため、映像制作では大きなメリットになります。

窓の外の風景まで撮影計画に合わせられる

バス車内の場面では、俳優だけでなく窓越しの背景も重要です。撮影場所を自由に選べる劇用バスなら、海沿い、住宅街、都会、山道など、物語に合う道路を走らせやすくなります。

一方、本物の営業路線バスなら原則として決められた路線を走ります。ドラマ上は「海辺の町へ向かうバス」なのに、協力会社の営業路線に海がなければ希望する画を作りにくくなります。

撮影専用車なら架空の行先を表示して、実際には全く別の道路を走ることもできます。視聴者には「○○駅行きの路線バス」に見えても、撮影場所はその設定とは別の地域ということもあります。

古い路線バスを再現したい場合にも劇用車が便利

1980年代や1990年代を舞台にした作品では、現在のバス会社が保有している新型車両では時代設定が合いません。

こうした作品では、撮影事業者が保存・保有している旧型バスや、古い車両を撮影仕様にしたものが役立ちます。車体カラーや行先表示、広告などを時代に合わせれば、現在では営業運転していないタイプのバスを再現できます。

「本物の現役路線バス」よりも、「本物ではないが時代設定には圧倒的にリアルな撮影専用バス」のほうが作品に適している場合があるわけです。

ナンバーが映っていると撮影方法を推測できることがある

ドラマやMVを注意して見ると、バスのナンバーから撮影方法をある程度想像できることがあります。

実在するバス会社の塗装で緑ナンバーなら、その会社が正式に撮影協力している可能性があります。一方、架空会社のカラーリングで白ナンバーなら、撮影専用の自家用登録車両である可能性を考えられます。

ただし映像ではナンバーを交換したように見せたり、CG・ぼかしなどで処理したりすることもあります。ナンバープレートだけで撮影車両の契約関係まで断定することはできません。

まとめ:本物の路線バスを借りないのではなく、撮影専用バスのほうが自由度が高い場面が多い

ドラマやミュージックビデオに登場する路線バスが白ナンバーになっている場合、実際の営業用路線バスではなく、自家用登録された撮影専用の「劇用バス」を使用している可能性があります。

白ナンバーだからといって、必ずレンタカーというわけではありません。自家用の大型バス自体が制度上存在し、撮影会社や劇用車事業者が所有する車両もあります。一般的なレンタカーなら「わ」「れ」ナンバーが手掛かりになりますが、白ナンバーだけでは所有形態までは判断できません。

撮影専用車が選ばれる理由は、営業用の本物より劣るからではなく、撮影時間を自由に設定できる、何度も撮り直せる、架空の会社名・行先へ変更できる、カメラや照明を設置しやすい、一般客を乗せずエキストラだけで撮影できるなど、映像制作との相性が非常に良いためです。

一方、本物の路線バスを利用する撮影も実際にあります。東急バスは映画・ドラマ・CMなどへの有償撮影協力を公式に案内しており、横浜市交通局も市営バスを利用した撮影へ協力しています。フィルムコミッションを通じて実際の交通事業者へ相談するケースもあります。

ただし営業用バスを使う場合は、通常運行への影響、安全確保、撮影時間、施設利用、企業ブランドなど多くの条件を調整しなければなりません。そのため作品によって、「本物のバス会社をそのまま登場させたいなら営業車」「架空のバスを自由に演出したいなら劇用車」という使い分けが行われます。

つまり、画面に白ナンバーの路線バスが映っているのは「本物を借りられなかったから」というより、撮影の自由度やスケジュール、演出上の都合から、あえて撮影専用車を選択している場合があると考えると分かりやすいでしょう。

[参照] 東急バス「撮影のご協力」

[参照] 横浜市交通局「撮影協力」

[参照] 国土交通省「白タク・違法ハイヤーの撲滅に向けた啓発」

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